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【25卒就活日記】一言で言うと、就活つらい。

 この世に生まれたときから、「成長」「成功」は良いことでした。そして誰かの「成長」「成功」の裏にある闇は、隠しておかなければいけません。隠せないのなら、変えるか、消さないといけません。

 私はあまり学校教育に馴染めなかった人間で、どうしても、「成長」「成功」のために頑張りたいとか、努力したいとか、思えない人間でした。この感覚と就活の相性が悪すぎて、全くうまく折り合いをつけれておりません。今回は、そんな話をつらつらとしていきます。

 自分としては一貫性がある思考をしているつもりなのですが、語彙力や構成力が不足しており、まとまりが無い文章になってしまっています。すみません。また、私自身が偏った価値観を持ってしまっていることがにじみ出ている点があるかもしれません。それも今の日本を生きる若者一人のリアルだと、バカバカしく思いながらも甘受してもらえれば幸いです。


 突然ですが、日本の都市には、美しくかわいい女性のイメージが溢れています。「愛され」ながらも「自分らしく」生きる彼女たちは、憧れの対象として描かれます。彼女たちは外見も内面も素晴らしく、プライベートも仕事も充実した輝かしい人生を歩んでいます。それでいて、自分を労わることも忘れません。私たちは、彼女たちにならなければいけない、と常にメッセージを貰います。誰かから。誰かのために。

 就活においても、私たちは「自分らしく」、かつ確実に「愛され」る必要があります。上述の虚像に無理やり自分をあてはめ、誰かの決めた理想と自分の欲望を重ね合わせることを要求されます。出産・育児も視野に入れる「家庭的」な視点を持ちながら、仕事もさぼらない「自立した女性」としてプランを考える必要があります。それを達成してこそ、女としての「成功」であり「成長」であります。

 メイク、髪色、髪型、話し方、足の揃え方、考え方……すべてが評価の対象で、1つもサボることは許されません。「愛され」、「自分らしく」生き、人も自分も「愛する」ためには、外見も内面も「成長」「成功」しつづけなくちゃいけない。ずーっと。ずーっと。

 でも、それは私が本当に求めているものなのか? 私が本当に求めていたもの、好きだったものはどこにいったのか。正直、もうわかりません。

 わからないから、いつからかわからなくなっちゃったから、私はみんなと同じように装って、笑って、話して、暮らしていくしかないのかもしれないです。でも、心の底からこの社会の要求と自分の欲望の折り合いをつけて、自分の生き方を肯定している人(そんな人いるのかな)には勝てません。だって、ESに書く、面接で話す私の欲望は、全部偽物だもの。そしてこんな私の嘘は、簡単にバレて、お祈りされちゃうつまらないもの。

 ああーバカみたい。こんな未来のために私は誕生を祝福してもらったの?この世に簡単に馴染めなくていつまでもウジウジしてて申し訳ないよ、大好きな人たちに。でも大好きな人たちのためにも、私は嘘つくの頑張る。大好きな人たちと一緒にいられるのも、お金があるからだと思うから。馬鹿らしいけど。そうとしか思えないように育っちゃったんだよね。


 ここまでお読みいただいた方にはわかったかと思いますが、完全病みました!!!病んでいます!!!

 就活あるある^^

 めっちゃぽえみーになってはずいけど、最後に今の本音を書いておきます。

 同世代のみんな頑張って生きようね。優しく生きようね。勝たなくてもいいから、気持ち悪くても、恥ずかしくても、痛くてもいいから、生き抜こうね。

 こんな気分にぴったりのセブチの曲があるので、紹介して終わります。

セブチの歌って、暗い現実をそのまま暗く描いてくれて、でもがんばろって言ってくれる歌が多くて、好きだったりします。

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