「都合のいい女」からの脱却~主体性を持たない関係をやめるための考え方~

生きていると、人間関係は増え続ける。

上司や部下、友人、恋人や配偶者。人間関係は多くの場合、私たちの生活に充足を与えてくれるが、ときに劇薬となってしまうことがある。

恋愛や婚活などでは特にセンシティブな人間関係が発生しやすい。最近、恋愛絡みで大きな話題となった記事がある。

”深夜にもかかわらず急に呼び出されることも増え、A子さんはそのたびに慌ててタクシーに乗り込み会いに行くこともありました。”
”断ったらもう会ってもらえないかもしれない、という不安を抱えている”

上記記事より引用

話題になりになったこの記事。「けつあな確定」があまりにもパワーワードなため、ネットミームになってしまった。

「けつあな確定」というワードのやばさはいったんおいておくとして、実際、このような「都合のいい女」という扱いを受けてしまう人は結構たくさんいる。(もちろん、「都合のいい男」という扱いを受ける男もものすごく多い)

お互いがお互いを「都合のいい相手」と思っていればなんの問題もないのだけど、大体は一方が好意を持っている状態だ。それはあまり精神的によくない。

精神的によくないだけならまだしも、物理的な実害につながることも多い。それこそ中絶だったり、お金をむしりとられたり、気まぐれに暴力を振るわれたり。

ぼくのお友達には走行中の車から蹴落とされてそのまま路上に放置された人もいる。

もちろん、こうした「都合のいい相手」になってしまった本人も大体の場合、「自分は悪い状態にいる」と自覚している。でもやめられない。

だから、「都合のいい相手になってしまっている」人のために、「都合のいい相手」をやめられるようになる「考え方」のnoteを書こうと思う。この記事で、一人でも「都合のいい相手」から脱却できる人ができたらうれしいと思う。

彼もあなたも特別ではない

少し残酷かもしれないけど、一番大切な部分なので、あえて少し強い言葉で書くことを許してほしい。

そう、特別ではないんだ。彼もあなたも。
替えの利かない存在なんて、本当はいないんだ。

これまでの経験を思い返してみてほしい。あなたには、「一生離さない」そう誓った恋人がいたことはないだろうか。「一生友達」と言ってその後、もう連絡を取らなくなってしまった人間が。

その時、どんなに「この人がいないと生きていけない」「この人だけは特別だ」と感じたとしても、それは幸せな勘違いなんだ。(もしかしたら不幸な、かもしれないけどね。)

”もう二度と現れないくらい素敵な人”と決別した後にも人生は続いていく。
関係が終了した直後、あなたは大いに泣き叫ぶかもしれない。ずたぼろになって、仕事に行けなくなってしまうかもしれない。

でも、それを乗り越えると、いつの日か「こんなこともあったな」という思い出に代わっていく。大きなこころのダメージは大体時間が解決してくれるからね。

「特別な人」は関係が切れたら「特別な思いで」に代わっていくんだ。

じゃあ、「特別な人」はこの世に全く存在していないのかっていうと、そうじゃない。ただ、道の途中ではわからないってだけなんだ。

人生の本当に最後の最後、死ぬ間際に「ああ、この人が私にとっての特別だった」と思うような人。

本当の「特別な人」って、そういうものだと思うんだ。

だから、たとえ今の時点では「この人なしでは生きていけない」と思ったとしても、そんなことはあてにならない。だって、まだまだあなたは人生の途中を歩いているのだから。

それは、相手にとってのあなたにも同じことが言えるんだ。最後の最後まで、あなたが特別かどうかなんてわからない。

もちろん、「この人は特別だ。だから、私は人生の最後までこの人と添い遂げるんだ」という気持ちは尊いものだし、結婚ってそれを誓うものだと僕も思っている。

ただ、あなたが今、その一方的に相手を「特別」として扱ってしまうことによって苦しんでいるのなら。そして相手にぞんざいに扱われてしまっているのなら。

それはきっと、あなたにとっての特別ではないんだ。だから、そんな関係は断ち切ってしまった方がいい。

このnoteを読んでいるあなたは「そんなことは何人からも言われている」と思うのかもしれない。それでも僕はあなたにこう告げないといけない。

「彼もあなたも、特別ではないですよ」と。

それでも特別と思ってしまうなら

そうはいっても、なかなか「特別な人」をそうじゃないと認めることは難しい。なので、少々過激な方法になってしまうけど、連絡手段を全部消してしまおう。

連絡が取れる状態にいると、どうしても相手から「特別な人」という意識をはがすことが難しくなってしまう。

とはいえ、これは本当の最終手段だから使う時には気を付けてほしいんだけど。

さて、ここまで書いたけど、本当の意味で選択をすることができるのは君だけなんだ。もちろん、「特別な人」としてではなく、「都合のいい相手」としてお互いを認識して幸せな関係を築くことだって、中にはあるだろう。

ただ、もしあなたが今辛い状態にいるのなら。一歩、行動する勇気をもってみてほしい。もし一人で連絡先を消したりするのが難しいなら、僕に言ってもらっても構わない。

あなたが「特別な人」との関係を切るのに、少なくとも一緒に見ていることくらいはできるだろうから。

そしてその別れから立ち直って「やっぱり私にとって、特別な存在が必要だ」となったら、遠慮なく僕に連絡してほしい。きっと、力になれることがあると思うから。

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