「何もしてないのに会社で浮いてしまう」私たちが、それでも働き続けるためにできること
自分が発言すると、相手の表情が凍りつく
上司から嫌われやすい
周りが当たり前に察することを、指摘されて初めて気づく
という項目に当てはまる人へ。あなたは、私の仲間です。
私は、新卒から数社で働いてきましたが、そこで常に「仲間から浮く」経験をしてきました。「それ、言われないとわからないの?」と言われ、上司から嫌われたことも複数あります。
結論として、こういうタイプはフリーランスや自営業で働いた方が幸せです。ですが、会社員の立場にしがみつきたい気持ちは、とてもよくわかります。社会的信用、福利厚生、やりたい仕事を実現するまでの簡単さ、豊富な予算。どれを取っても、会社員である方が良いに決まっています。
この記事では、私がかつて失敗しまくった結果から、会社員という立場にどうしがみついて行きていくかを語らせていただきます。
「空気読めない勢」は会社選びがすべて
さまざまな会社へ常駐したり、正社員として働いたりした私の結論ですが、「空気読めない勢」は会社選びがすべてです。どんなに自分をしつけて、会社へ溶け込もうとしても、社風が協調性重視なら浮きます。そして、干されます。ですから、協調性を求める会社へ就職してはいけないのです。
具体的な社名を挙げると、P&Gは私にとって極めて働きやすい会社でした。なぜなら、「空気読めない勢」にもわかりやすく、すべての業務が言語化されていたからです。自分の業務範囲、各プロジェクトの目的、誰が何をしているか、次に何をするべきか。すべてはドキュメントにまとめられ、理路整然としていました。その結果、空気を読まずとも業務が遂行できたわけです。
そして、P&Gはあえて悪く言うならば、協調性が高すぎる人に向かない会社でした。自分の意見を会議で言えなければ「さっきの会議で、あなたはどんなバリューを出したと言えるの?」と叱られますし、今自分がプロジェクトのどの役割を担っていて、誰にどんな助けを求めたいかを言葉に出せなければ、誰も助けてはくれません。
言語化が得意な人間には生きやすく、そうでない人間にはしんどい。それがP&Gという会社でした。「空気読めない勢」はすなわち、こういった社風の会社を探していくべき、ということになります。
メンバー限定で閲覧できる部分には、実際に私が取材したり、常駐した会社のなかで「P&Gに似た社風」の会社をリストアップしています。
協調性を求める上司へ取るべきアクション
それでも、協調性を求める上司にあたってしまうことはあります。また、まだ会社に入りたてで、辞めるなんて考えられない、ということもあるでしょう。そういった場合にまずオススメしたいアクションは、
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