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クリスマスに交通事故に巻き込まれた体験記

たまたま12月24日の夜に事故に巻き込まれたというだけの、よくある交通事故の体験談です。
特に面白おかしい話ではなくて、申し訳ありません。


前置き(本題とは無関係)

初期のキリスト教徒たちは、2000年くらい前に、もうすぐこの世の終わりが来ると信じていました。

イエスは言われた。
「はっきり言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、神の国が力にあふれて現れるのを見るまでは、決して死なない者がいる
マルコによる福音書 9

イエスさんと同時代の人間が死に絶える前。
ごく近い将来に、この地上は苦痛も苦悩もない神の国になると、イエスさんは言ったのでした。

しかし、それから2000年が経って、「そこに一緒にいた人々」が死に絶えた現在。特に何も起こっていません。

まあ、それは聖書に間違いがあるのではなくて、解釈が悪いのだという話になるのですけど。
私としては、それじゃあ1999年が過ぎてもノストラダムスを信じている人たちと大差ないと思うわけなのですよ。

てな感じで。
私は「幸福の科学」や「レンタル話し相手」を信じられないのと同じ理由で、キリスト教も妥当ではないと思っています。

クリスマスについては、経済効果が大きいから有益だとは思います。

…………というのが普段の私の意見で、これが(キリスト教的に)悪い子判定だったのでしょうか?
サンタさんが「お前にはこのクリスマスプレゼントをくれてやろう」と攻撃してきたのでした。(言いがかり)


2014年12月24日

てことで、6年前のいまごろの話です。

12月24日の20時半ごろ、近所のスーパーで夕飯のサバを買った帰り道。
「買ってない宝くじでも当たらないかなあ」とか思いながら、てくてく歩道を歩いていました。

すると、私の真後ろから車が来て、はねられて道に倒れました。

……という状況も、最初は把握できませんでした。

私の主観では、普通に夜道を歩いていたところ、視界が突然おかしくなって、街頭の光の軌跡しか見えなくなりました。
それと、お尻を何度も押されているような感覚があって、なんとなく前に移動している気がしました。

よく、交通事故にあうとスローモーションになると聞きますけど、私もそうだったようです。
私の場合、「交通事故だ」と自覚する前に、突然スローモードになりました。

それで、何も見えないし、ほとんど動作できないまま、体は移動しているみたいで……。
あ、なんかおかしい。後ろで花火の音がする? なんかやばそう。どうしよう。お尻を押されてる? なにかのテロかな? いま自分どうなってる? もしかして死ぬやつ?」

と、やや後ろの方から聞こえる大きな音と、自分の身に起こっている異常が、うまく結びつかない感じでした。

実際には一瞬だったハズなのですが、けっこう色々と考えていた気がします。
しかし、特に何の解決案も出てこなくて、本当に無駄なスローでした。

結局、何の対策もなく流れに身をまかせるまま、車にはねとばされて前に倒れました。
コケるとき、両手を地面についたのですが、それで手のひらの皮がむけて、ヒジの辺りの骨が折れました。

たぶん骨が貧弱でした。
あと、鍛えているひとなら、ちゃんと受け身を取れる状況だったと思います。


状況

あとで聞いたところでは、こんな感じの経緯だったみたいです。

事故かんりゃk2

事故の翌日、友達に説明する用に作った画像

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