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『ながされて藍蘭島』はどうなっているか(作中の時間経過、TKB解禁など)

概要

『ながされて藍蘭島あいらんとう』の40巻が発売されました。

『少年ガンガン』2024年1月号

これは基本的に乳首ナシの漫画なのですが、実は、28巻~37巻だけ乳首アリになっていました。

『少年ガンガン』2018年10月号

『ToLOVEる』と似たような方式で、雑誌掲載時に見えなかった部分が、単行本では見えちゃうという触れ込み。

たとえば、こんな風に……。

雑誌では「スルン」の文字で隠れていたところが、単行本では「スルン」が移動して乳首が見えました。

ただし、メインキャラの乳首は当番制で順次解放という感じです。

※以下のように乳首が解禁されていきます。

・32巻 → りんしのぶ
・33巻 → ちかげ
・34巻 → まち
・36巻 → あやね
・37巻 → メイメイ(カバー下の一枚絵のみ。この巻で本編から乳首消滅)

メイメイ以外は解禁の巻でサービスシーンが多く入っているので、推しがいる場合、その巻だけ買っても良いかもです。
(しのぶ・ちかげなら35巻、りん・まちなら36巻も推奨)

そして、38巻から乳首ナシに戻りました。
当番が回ってこなかったすず・ゆきの・美咲の乳首は描かれないままになっております。

あと、第1話から登場しているオババも、25巻で若返って29巻で乳首を出しました。

と、そんな感じで、主に「途中までしか読んでない方」が対象になる、最近の『ながされて藍蘭島』の話を書いてみます。

(重要な部分はすでに書いた通りで、以下は、もうちょい細かい話?)


 

発行部数

『ながされて藍蘭島』は、『月刊少年ガンガン』で2002年から連載。
16年前(2007年)にアニメ化されています。

単行本は、安定したペースで刊行されていて……。

発行部数は、2018年に30巻が出たときに「390万部突破」ということでした。

『少年ガンガン』2018年4月号

その後、2023年の40巻まで、400万部を突破したという話は出ていません。

だとすると、31巻~40巻は1冊1万部以下という感じで、かなり厳しそうな数字になるのですが……。
『少年ガンガン』誌上では、ある意味『こち亀』みたいなポジションになっております。

現在アラサーくらいの世代(アニメ放送時に中学生)だと、「深夜アニメに目覚めたのが『ながされて藍蘭島』」といった方も多くて、けっこう思い入れのある方は多いようです。

 

女の子の股を顔面で受け止めるやつ

『ながされて藍蘭島』は、ジャンルとしてはお色気ドタバタコメディーみたいな感じ?
「基本はパンツと風呂」という感じの漫画です。

(露出は多いのですが、絵柄などから、そこまでエロい漫画というイメージは持たれてないかも知れません)

落下した女の子の股間が主人公の顔面に…という例のアレも、

『少年ガンガン』2017年9月号

第84話(2009年5月号)あたりからやるようになって、『藍蘭島』でも「お約束」と化しています。

第250話では、女の子が落下を始めてから7ページもかけて股間サンドイッチに行き着くというシーンがあり、

『少年ガンガン』2023年3月号

「250話目ともなるとお約束のフリが長い……」という、意味不明な長期連載の祝い方をしていました。

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