最近の『きらら』の話をしたかった
今日は、最近の『まんがタイムきらら』で好きな漫画の話をしたいと思いました。
その前置きで、『週刊漫画TIMES』や『まんがタイム』の話から少し書いております。
『週刊漫画TIMES』
『まんがタイムきらら』は、芳文社の雑誌です。
芳文社の創業は、1950年(昭和25年)。
1956年には、『週刊漫画TIMES』を創刊しています。
これが「日本初の週刊漫画誌」だったらしいです。
(日本初の週刊少年誌『サンデー』『マガジン』は1959年創刊)
『瓜を破る』について
『週刊漫画TIMES』の購読層は、中高年の男性なのですが……。
この『瓜を破る』は、「女性の悩みに共感」「女性の心理描写が抜群」といった評価で、30代くらいの女性に人気があるらしいです。
この漫画、電子書籍サイトで「女性マンガ」として単話売りされていたりもします。
LINEマンガなどでは56話が最新のところ、コミックシーモアが「独占先行配信」で61話まで読めます。
まあ、シーモアの先行配信の2週間前には『週刊漫画TIMES』に載っているのですが、それはまた別の世界の話というか。
掲載誌とか関係なくアプリで読まれていたりするのが、今っぽいマンガだと思います。
(海外展開)
Wikipediaだと、「瓜を破る」のページはないのに、
英語版のページは作られていたりします。
英語版はコミックシーモアと同じ運営の「MangaPlaza」で配信されている、みたいなことが書かれていました。
「MangaPlaza」というのも、女性向けメインの電子ストアで、
日本の『エリート専務の甘い策略』などが、海外のMangaファン向けに発信されております。
(瓜メモ)
そんなこんなで、『週刊漫画TIMES』の読者層と違ったところで人気が出たのが、『瓜を破る』でした。
『瓜を破る』は「破瓜」を動詞化したタイトルですが、英題は『Ripe for the Picking』(収穫の時期)となっていました。
なお、『週刊漫画TIMES』の連載は不定期で、間隔をあけて1~2話ずつ載る感じなのですが……。(3年半で61話)
男を家に連れ込んだ回で、「次は4話連続で掲載」と発表。
これは、4話かけて瓜を破るのだな……と思ったら、その連続掲載の1話目で男に逃げられてしまって、あと3話はまったく別のエピソードになるという、読者向けの高度なフェイントが使われていました。
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