70~80年代の『ジャンプ』関連の思い出話とか(3本立て)
前置き
あだち充先生の漫画でいくつか見かけた、馬跳びの扉絵。
こういうのがちょっと好きで、ほかに何があるかな……と思ったら、そういえば『はだしのゲン』にもありましたね。
中沢啓治先生の平和シリーズ
『はだしのゲン』とジャンプ
『はだしのゲン』が『週刊少年ジャンプ』の連載だったというのは、雑学としては有名……なのでしょうか?
全10巻の単行本でいうと、4巻ラストまでが『ジャンプ』での連載でした。
原爆投下や政二さんなど、多くのトラウマシーンが『ジャンプ』で連載していた部分です。
連載が1973年~1974年なので、リアルタイムの世代だと「現在60歳のひとが10歳の頃に読んだ」といった感じ。
もっと下の世代だと、学校や図書館に置かれている汐文社の単行本で読んだ人が多そうで、元は『ジャンプ』だったと知る機会は、あまりなさそうです。
中沢先生の平和マンガ
1973年から『はだしのゲン』が連載する前にも、中沢啓治先生の漫画は、何度も『ジャンプ』に掲載されていました。
たとえば、1972年31号の『出発の歌』。
この、まだ生きているのに助け出せなくて火が回ってきて焼け死ぬ展開は『はだしのゲン』でもトラウマでした。
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