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フェミニズム本に触れてみよう

引き続き二回目です。
今日はフェミニズムに触れる前に男性が心がけたい事を書いておきます。

女性学(フェミニズム)を男性が学ぶ時に大切な事は当事者(女性)の話を聞ききる事です。話を聞ききる事
実際にあなたの周りにいる女性本人に本当の声を聞く事が出来たら良いのですが、それを行う時に自身が改めるべき行動(有害な男性性)に気付いていないと当事者(女性)を傷つけてしまいます。
ですのでそれを指摘叉はそう感じた時は
謝罪をする事
それだけ男性社会の中に浸透している当たり前だと言われる価値観は女性の行動を抑制するものがとても多いのです。

と言うのも私達が住むこの世界で男女平等を達成した国は未だにありません。
この世界は未だに男性主権社会なのです。

では女性を傷つけずにその声を理解するのにはどうすれば良いのか?
ここでフェミニズム本の出番となります。
著作の選択は私達と同じ文化圏で生活する方のものが望ましいです。
フェミニズムは女性の生活史でも有り、その身近な声を男性が聞ききる事が大切なのです。
叉著作は繰り返し読んでもその相手に実害を与えません。
(実際に行うとシーライオニングと言うハラスメントになります。)

それでは石川優実さんの初のエッセイ
「もう空気なんて読まない」
から読み解いて行きたいと思います。

タイトル目次
自分の中にもある偏見と向き合い続けよう62p
ここで言う偏見はミソジニーの核となる部分に当たります。
文中にも無意識の差別が生み出す言葉が並びます。
本文より引用
痴漢の話になった時に「でもその女性も女性専用車両に行かなかったんでしょう」と言ったどこかのおじさん、、、、、、、
危険が有るのに「そこへ行くほうが」悪いとなってしまう。
この思考、、、なぜ罪を犯す方に向かないのでしょうか。
被害者に自衛すら求める訳ですが
それはなぜ女性に向けられるのでしょう?

「被害に合いやすいところに行くべきでは無いとアドバイスをしているんだ!」
では被害に合わない場所はどこなのでしょう?

「自衛」なんてしたくない46p
本文より引用
仕事の依頼が来たら、やる気のある人ほど時間を作って話を聞きに行くのでは無いか?クライアントがご飯代を出す事なんて、互いに仕事だったら普通のはず。それなのに、なぜこちらが責められるのだろう。

打ち合わせ相手との食事です。
あの食事とこの食事は何が違って行って良い食事と駄目な食事をどうやって見分けるのでしょうか?

ここでも女性に行った方が悪いとなるのはなぜでしょう?

これら著作体験を同じ視点に感じて見て下さい。
もしもこれが私だったらと考えます。
アドバイスは上司からとの想定
「危険な所に行くな!」
「食事をする相手を選べ!」
あなたはこれを言われてどうやって仕事を
おこなえますか? 
あなたは同僚や部下に同じ事をいいますか?
僕はこの視点がとても大切だと思います。
男社会が持つ特権と無意識の圧力。
次回はこれを考えたいと思います。
そしてそんな事は起こらないからとなるなら
そこには男性だけが被害に合わない
特権がありませんか?
実はこの男性特権がくせものなのです。
男性特権は男性だけに与えられるために有るのか?
これを次回は紐解きます。
今回は有害な男性性を書き示しましたが
実はこの男性性は同調圧力の根幹になってるのです。
それは弱者を監視する仕組みでも有ります。
今回はちょっとしんどかったかも?
でもこれは男性自分を責める為に書き記したものではありません。
依存の断ち切り方は前回書きましたが
自身を責めない事です。
私達男性社会に有る害悪有る女性依存を立ちきる事が目的です。
それは過剰な男性性の解放を伴うのです。
女性が権利回復を行う時に男性がそれを阻害している事に気づいて向きを改める事が出来たら実は男性自身もその役割を軽減できるのです。
ミソジニーはミソジニストが行うのです。
ミソジニストは同じように男性も支配します。
その仕組みに気づいてもらえればと思います。
では引き続き三回目にミソジニストを書き記していきます。





















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