見出し画像

Kyu

久遠 kuon

ちょっとお高いプラネタリウムを一台頂いた。夜な夜なラヴェルのクラシック音楽を流しながら天井に散りばめられた星々を眺めていると時が止まったような、または時が無限にあるような錯覚に陥る。前に学校の履修をしていない授業に潜った時にフランス文学の先生が教えてくれたカイロスとクロノスの時の流れ方について、果てしない宇宙についての想像を膨らませていくのが面白い。世の中の在り方や不思議なことを疑問に思ったり、この時間は特別スピリチュアルなことを考えやすい。辻井伸行さんのピアノが耳にやさしく、目を閉じると今まで起こった出来事をひとつひとつ再確認させられているような気分になる。

衝 sho

韓国で2週間ぐらい暮らした時に衝撃を受けたことがある。韓国の友達と外で煙草を吸って灰皿に入れようとしたら、その友達がデコピンをするように煙草を飛ばして捨てた。どこまで遠く飛ばせるか勝負しよって。それは普通にポイ捨てだからやらないほうがいいよと伝えると韓国には環境美化委員会という首相が位の1だとしたら位4に値する公務職があってその人たちが高いお給料をもらって朝方の四時あたりに町中にある空き缶や煙草を拾って綺麗にするからポイ捨てしても大丈夫と返ってきた。街中には捨てられたゴミが多くてゴミを捨てることに抵抗がない人が多いみたいだった。かるちゃーしょっくだ。

いい部分もある。韓国のいいところはコンビニの店員が当たり前にカップラーメンを食べながら接客してるゆるさだと思う。なんか声かけたらすぐ仲良くなれそう。

存 zon

21歳になっても時折ちいさなことでこころが挫けそうになる。だから、こころの中に松岡修造さんに住んでもらうことにしている。最後の砦を焦りや嫌な感情が壊してしまう前にあのパワフルで負の要素とは真逆の修造さんだったらこうだろうと勝手に想像してみる。意外と効果的なのがなおさらおもしろい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?