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【『more trees 』寄付のご報告】


スリースクエアは、【¥100 for more trees】プロジェクト
(スリースクエアの商品を1点ご購入されるごとに、¥100を森林保全団体モアトゥリーズに寄付)
として、令和5年6月に¥1,190,500寄付させていただきました。

more trees

一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家・坂本龍一氏が創立し、建築家・隈研吾が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすために、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、中沢新一、桑原茂一の5名が発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。

地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。


【主な活動】


「森づくり」は、木の健やかさや、失われていく森を取り戻す保全活動にとどまりません。
森からは製品・サービス・情報・体験を都市に届けること。
都市からは、森の恵みの価値を受け止める人々の気持ちや経済的な対価を森に返すこと。
「都市と森をつなぐ」、そのサイクルを巡らせることが、私たちの考える「森づくり」です。



森を保つ

国内16か所(12地域)、海外2か所に「more treesの森」を展開し、森の保全活動を行っています。森の保全は、ただ木を伐らないということではありません。日本の森では、木を植え、育て、手入れをし、必要に応じて適切に伐採し、素材として活かす、そのサイクルを維持することで森を保全しています。私たちは、植林や間伐を通じた「多様性のある森づくり」を目指し、森林の公益的機能の回復に努めます。
一方で急速に減少が進む海外の森では、森林の再生を目指し、主に植林と火災防止のための防火帯や貯水池などのインフラ整備を行います。

森を保全する主役は、その土地に暮らす人々です。私たちは、地域の人々が脈々と継承してきた山の暮らしに関する知恵や知識を最大限に活かすことで、その土地に合った森林保全につなげます。また、その土地に暮らす人々の生活が経済的にも文化的にも持続可能であるために、方法を一緒に考え、実践のサポートをしています。


森と「人」をつなぐ

都市に暮らす人々に森をもっと身近に感じてもらえるよう、セミナーやイベントを通じて、森とともに暮らし、保全する人々の活動や、森の現状・課題を伝えています。森を実際に訪れ、森の恵みを五感で感じられるツアーも開催します。


森から「もの」を届ける

国産の木を活用した製品を企画・販売しています。地域の職人とデザイナーの協働で生み出されるのは、毎日の暮らしのそばに置きたいと思える製品や、居心地がよく魅力的な空間です。こうした「もの」を通じて得られた対価は、森の保全活動に還元されます。


森と「空気」を変える

企業活動などにより排出されたCO2を「more treesの森」が吸収することで相殺する、森林由来のカーボン・オフセットサービスを提供しています。そのため、いつ・どこで・どのように生まれたクレジットかが明確な「顔の見える」カーボン・オフセットが可能です。また、このサービスによって得られた対価は、森の保全活動に還元されます

森から始まるさまざまな活動

2011年に発生した東日本大震災の被災地支援プロジェクトとして、岩手県住田町が地元の木材を使って建設した木造仮設住宅の費用を支援する「LIFE311」など、森を起点としたさまざまな取り組みを行っています。