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日本保守党の研究 10 東京15区衆議院補選結果 24,264票/175,106票/430,285票

2024年4月28日に実施された東京15区衆議院補選で、日本保守党の立候補者、飯山陽さんは、24264票獲得して、4位につけることができました。

上位3名は、何年も前から、この選挙区で選挙活動をしてきたのに対し、飯山陽さんと、5位につけた乙武洋匡さんは、選挙直前に立候補したのですが、小池都知事が全面的に支援した乙武さんが、19655票しか獲得できなかったことに比べると、かなりの健闘でした。

東京15区の有権者数は、430285票で、投票総数は、175108票であったため、投票率は、40.7%とかなり低迷でした。

飯山あかりさんの得票数24264票は、投票数の13.9%ですし、有権者数の5.6%です。

日本保守党は、これまで、インターネットの世界では、知名度を上げてきていて、党員数は、6.5万人を越え、Xのフォロワーは、33.4万人を越えているのですが、実際の選挙で、何票獲得できるかは未知数でした。

直前の4月21日に実施された碧南市議会議員選挙は、定数22に対し、26名が立候補した選挙でしたが、日本保守党公認の森下としやさんが、1090票獲得して、11位で当選しました。
投票総数は、31335票、有効投票数は、30836票でしたから、3.5%の得票でした。

東京15区の衆議院補選は、定数1の選挙なので、落選ですが、得票率としては、かなりの好成績です。

日本保守党は、政治団体ですが、まだ、政党要件を満たしていないため、衆議院補選では、諸派扱いでした。政党交付金の交付の対象となる政党と認められるためには、以下の要件を満たすことが必要です。

(1) 所属国会議員が5人以上

(2) 所属国会議員が1人以上、かつ、次のいずれかの選挙における全国を通じた得票率が2%以上のもの
○前回の衆議院議員総選挙(小選挙区選挙又は比例代表選挙)
○前回の参議院議員通常選挙(比例代表選挙又は選挙区選挙)
○前々回の参議院議員通常選挙(比例代表選挙又は選挙区選挙)

今後、衆議院や参議院の国政選挙が、いつ実施され、日本保守党から、立候補者を何名たてることができるかが、注目されますね。

また、県議会や、市町村議会、県知事や、市町村長などの選挙にも挑戦して、選挙地盤を固めていくことも必要ですので、着実に勢力を拡大してゆく姿を見守りたいと思っています。

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