【デザイナーでもできるWordPress】サーバー不要、手元のPCにWordPressをインストールしてみよう
元WEBデザイナーが、WEBデザインの仕事に関する事をつらつらと書いていきます。今回はWordPressのローカル環境構築について語ります。職業訓練やスクールで学んでいる人、就活中の人に読んでいただければ幸いです。
WordPress勉強のためにサーバーを借りなきゃいけない?んなこたーない。
WEBデザインを勉強中の人で、必要にせまられて、あるいは必要性を感じてWordPressの勉強に手を出す人も多いと思います。
WordPressと聞くと、サーバー上で動くもの、だからサーバーをレンタルしておかないと勉強できない、と思っている人もいるのではないでしょうか。
筆者の体験では、以前勤めていた職場にもそう考えているデザイナーは結構な数いました。
WordPressについて良く調べた人はご存じだと思いますが、WordPressは手元のPC(WindowsだろうとMacだろうと)にインストールして動作させることが可能です。この作業の事を「ローカル環境構築」と呼んだりします。
今回はこの「ローカル環境構築」について、詳しい手順の説明をされているブログ記事を紹介します。そこに記載されている手順通りに進めれば、エンジニアでなくても簡単にローカル環境が構築できます。
WordPressを手元のPCにインストール&動作させる環境を作る方法
筆者がいろいろ試した中で、一番簡単だと思えたのは「みやしもブログ」さんの解説です。
概要
Mac向けの環境構築方法
Windows向けの環境構築方法
デザイナーでもわかりやすく、作業手順をかみ砕いて説明されているので、とにかく書いてある通りに作業を進めれば、誰でも環境構築ができます。
ただ一点、つまづきそうなポイントがありますので、下記にてそれを解説します。
WordPressインストール時のつまづきポイント
WordPressをインストール後、初回立ち上げ時に以下の事を聞かれる画面が出てきます。(みやしもブログさんの記事の「手順⑤:インストールを完了させる」)
ここで、「データーベース名」「ユーザー名」「パスワード」を入力する欄がありますが、この欄、placeholderの文字が濃すぎるために、デフォルトで何か値が入力されているように見えますが、空欄です。(筆者はここで無駄に1時間を費やしましたw)
必ず自身で設定した「データーベース名」「ユーザー名」「パスワード」を入力してください。その他の欄も、空欄になっていないかを確認してみてください。
ちょっとだけ補足
WordPressをローカル環境(手元のPC)で動作させるための基本条件は、Apache&PHP、MySQLが動作している環境になります。
それらを動作させるための環境をセッティングする役割を担うのが「MAMP」「XAMPP」「Local」です。なので、WordPressを動かしたい場合は、
「MAMP」「XAMPP」「Local」起動 → Apache&PHP、MySQL起動
の手順で、ツールを起動させておく必要があります。
これらを起動させた後で、設定したURL(http://localhost:〇〇〇/)をブラウザで叩くと、WordPressのフロント画面(indexあるいはfrontpage)が表示されます。
ちなみに、WordPressのログイン画面は
http://localhost:〇〇〇/wp-login.php
になるはずです。
※WordPressをインストールする場所によってはhttp://localhost:〇〇〇/以下のアドレスが変わりますが、wp_login.phpはデフォルト設定のままであれば変わりません。
「MAMP」「XAMPP」「Local」とApache&PHP、MySQLが起動していない状態だとエラー画面になりますのでご注意を。
意外と簡単なのでチャレンジしてみよう
デザイナ―志望者は、この手の作業はついつい苦手意識が前にでてしまって実践する事をためらいがちですが、とにかく簡単なので、一度チャレンジしてみましょう。作業手順のコツがつかめれば、20~30分程度で環境構築が出来るようになります。
実際の仕事でWordPressを扱う際にも、サーバー調達前に先行してWordPressのテーマ作成を行わなければならない場合、サーバーはあるけれどもテスト環境が用意できない場合などに、ローカル環境を構築しておくと大変便利です。
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