見出し画像

『METAL GEAR SOLID』シナリオ

このnoteは単に、「METAL GEAR SOLID - ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - atwiki(アットウィキ)」内に掲載されている文章を、僕なりに読みやすいように添削し、それを掲載しているだけのものです。つまり、ただの自己満足です。


ハイテク特殊部隊FOX HOUNDの元隊員で、2度に渡って世界を救った男、ソリッド・スネーク。
ザンジバーランド事件(『MG2』での出来事)での壮絶な戦いでPTSDを患った彼は、FOX HOUNDを退役し、アラスカで隠居生活を送っていた。
そんな彼の元に、アメリカ大統領から極秘任務の指令が下された。そうしてスネークは、FOX HOUNDに無理矢理呼び戻される。

アラスカ諸島沖の孤島、シャドーモセス島にある核廃棄場を、FOX HOUNDの一部隊が乗っ取った。
シャドーモセス島では、新型核兵器の演習が行われる予定で、国防省軍事機関(DARPA)局長ドナルド・アンダーソン、軍事企業アームズ・テック社社長ケネス・ベイカーなどの要人が集まっていた。
テロ組織と化したFOX HOUNDは、彼らを人質に取り、「伝説の英雄」ビッグボスの遺体の引き渡しを要求。これに応じない場合、24時間後に核を発射すると脅迫した。

ビッグボス。「20世紀最高の兵士」と呼ばれ、2度に渡りテロ事件を起こした男。
その事件はいずれも、FOX HOUND隊員ソリッド・スネークによって阻止され、ビッグボスはスネークの手によって殺された(『MG1』、『MG2』での出来事)。
そんなビッグボスの遺体は、アメリカ政府によって極秘裏に回収され研究が進められており、その遺伝子は、世界最高の戦士の能力を持つものであることが解明されている。
水面下ではあるが、遺伝子投与による兵士の能力補正が当たり前に行われている中、「世界最高の遺伝子」をテロリスト達に渡すわけにはいかない。

テロを起こしたFOX HOUNDの部隊は、自分達を「ビッグボスの息子達」と名乗っている。
構成員は6名。天才狙撃手スナイパー・ウルフ、超能力者サイコ・マンティス、巨体のバルカン・レイブン、変装の達人デコイ・オクトパス、拳銃の名手リボルバー・オセロット。
そしてリーダーの名は、リキッド・スネーク。スネークと髪や肌の色は違うが、同じ「スネーク」という名、そして瓜二つの容姿を持つ。彼についてはその全てが謎に包まれており、正体を知る者はいない。
スネークと双子である(血縁関係にある)かどうかもはっきりしていない。

スネークに下された任務は2つ。シャドーモセス島に単独潜入し、
・人質となった、DARPA局長ドナルド・アンダーソンとアームズ・テック社社長ケネス・ベイカーを救出すること。
・テロリストを排除し、核発射を阻止すること。
スネークが唯一信頼を置くロイ・キャンベル大佐も、一線を退いた身ながら、任務達成のためFOX HOUNDに戻ってきた。
大佐の姪で、新米兵士であるメリル・シルバーバーグが、警備兵としてシャドーモセスの基地に配属されているためである。
大佐は、FOX HOUNDのメディカルスタッフであるナオミ・ハンター、セーブ担当メイ・リンと共に、無線サポートに入る。

スネークはシャドーモセス島に潜入し、牢に囚われているアンダーソン局長の元へ。
その道中、ある人物から無線が入る。
その人物は、元FOX HOUND教官であり、現在はアラスカでブートキャンプの教官をしているという男、マクドネル・ミラーだった。彼も今回の作戦に協力してくれるらしい。
無事アンダーソン局長の元へ辿り着いたスネーク。そしてアンダーソンから、とある情報を聞き出す。
演習を行う予定だった新型核兵器とは、極秘裏に開発されていた二足歩行の核搭載戦車、メタルギア REXだった。
スネークは過去に、ビッグボスが開発していたメタルギアを破壊している。
そのメタルギアをパワーアップさせた新型が開発されていたということである。
核発射システムを起動させるには、アンダーソン局長とベイカー社長がそれぞれ持っているパスワードの入力が必要になる。
しかし、アンダーソンの持っているパスワードは、アンダーソンが超能力者サイコ・マンティスに心を読まれたことにより、テロリスト側に知られてしまった。
パスワードを知られてしまったとなると、核発射を阻止するには、一回だけ核発射システムの起動、または解除ができるカードキー・PALをセットする必要がある。
アンダーソンは、そうして自分の知る情報の全てをスネークに伝えると、突然心臓発作を起こし死んでしまった。

アンダーソンの死を不審に思いつつ、牢から出るスネーク。そこでスネークは、見張りの兵士が身ぐるみを剥がされ気絶しているのを発見する。
「動かないで。」
そう女の声がするのと同時に、マシンガンがスネークの後頭部に突きつけられた。
FOX HOUNDの隊員でありながら今回のテロに反対したために、アンダーソンの隣の牢に囚われていた女兵士が脱獄したところに出くわしてしまったらしい。
騒ぎを聞きつけて集まってくる敵兵を、スネークと女兵士は協力して蹴散らすが、女兵士はスネークを置いてさっさと逃げてしまった。

それはさておき先に進むと、スネークに対し、拳銃の名手リボルバー・オセロットが、ベイカー社長を人質にして闘いを挑んできた。
オセロットは、ロシアのスパイ組織KGBからスカウトされ、FOX HOUNDに入隊した男。
初老で、ロシアの私設軍隊GRUで腕を磨いた、拷問マニアでもある。シャドーモセスの基地に配備されている武器やヘリは、GRUのゴルルコビッチ大佐に協力を要請し融資させた物で、その手引きはオセロットがした。
「いいセンスだ…。スネーク、さすがボスと同じコードを持つ男…。」
スネークとオセロットが闘っている最中、突如ステルス迷彩を着た謎の男「サイボーグ忍者」がオセロットに襲いかかり、その右腕を切り落とす。
オセロットは忍者に、「死に損ないめが。」と吐き捨て逃走。忍者も謎めいた言葉だけを残して、突如苦しみ出し、逃げるようにして去った。

ひとまず脅威は去り、ベイカー社長の話を聞くスネーク。
ベイカーの持っているパスワードは、事前に受けていたプロテクト手術のおかげで、サイコ・マンティスに心を読み取られ、知られてしまうことはなかった。
しかし、拷問を受けたベイカーは口を割ってしまったという。
これで、核発射に必要なパスワードは、2つともテロリスト側に知られてしまったことになる。
だが、緊急時用の特別なキー・PALキーがある、とベイカーは言う。PALキーを使えば、核発射システムの起動および解除が可能であるらしい。
PALキーを使えば、もしパスワードが入力されてしまった後でもシステムを解除することができる。
ベイカーが持っていたそのキーは、拷問を受けて奪われてしまう前に、一緒に囚われていた女兵士に渡したらしい。
その話を聞き、スネークは先ほど出会った女兵士のことを思い出す。
しかし、そうこうしている内に、ベイカーもアンダーソン同様、心臓発作を起こして死んでしまう。

先に進むと、再びサイボーグ忍者が登場。FOX HOUNDの兵士達を鮮やかに皆殺しにし、広い部屋でスネークを待ち構えていた。
忍者の目的はスネークと闘うことだった。そしてその闘いで、スネークは忍者の正体を悟った。
その正体はグレイ・フォックス。前作『MG2』でスネークに倒されたFOX HOUNDの隊員であり、スネークの戦友だった。
フォックスはまたもや急に苦しみ出し、姿を消す。
スネークは、FOX HOUNDのメディカルスタッフであるナオミに無線をかけ、事情を聞く。
ザンジバーランドでスネークに敗れたフォックスの身体は、回収後蘇生され、麻薬投与、筋肉強化、そしてあらゆる遺伝子研究の実験台として利用されたらしい。
忍者の中にはもう「グレイ・フォックス」という自我はなく、ただ「スネークと闘う」という目的だけを持って生きている。

スネークは忍者と闘った部屋で、メタルギアの開発チーフであるオタコン(本名:ハル・エメリッヒ)を発見する。
彼は、ミサイル迎撃用で、平和のために使用される防御用戦車だと騙されて、メタルギアの開発に携わっていた。
メタルギアは核兵器だとスネークに説明されたオタコンは憤慨。
彼は核を搭載する物だとは知らずに開発を進めていたという。
「僕にはREXを破壊する義務がある、権利がある。」そう言ったオタコンは、無線でスネークをサポートすることになった。

ベイカーの言っていたあの女兵士と、スネークは無線で連絡を取ることができた。
彼女こそ、キャンベル大佐の姪である、メリル・シルバーバーグ。今回の演習の当日になって、突然FOX HOUNDに配属された新米兵士だった。
他の隊員たちと違って、今回のテロについて何も知らされていなかったため、その実行に反対した結果、牢に囚われてしまっていた。
メリルと合流したスネーク。スネークは、メリルが牢でベイカーから預かったというPALキーを受け取ることができた。
軍人だった父の面影を追い兵士になったメリルは、「伝説の戦士」と称されるスネークに憧れを持っていた。
メリルはスネークに同行すると言って聞かない。仕方なくスネークはメリルを同行させる。

道中、超能力者サイコ・マンティスがメリルを操り、スネークを襲わせた。苦労してサイコ・マンティスを倒し、メリルを解放したスネーク。
メリルは早速スネークの足手まといになったことで塞ぎ込んでしまうが、そんなメリルにスネークは、叱咤の言葉を浴びせる。
死の寸前にあるサイコ・マンティスとスネークとの間の会話により、スネークが孤独な人生を送ってきたことを知ったメリルは、スネークに質問する。
「スネーク。あなたの名前は?家族は?人を好きになったことはある?」「他人の人生に興味を持ったことはない。」スネークはそっけなく答える。

先に進む2人。メリルは、天才狙撃手スナイパー・ウルフに狙撃されてしまい、スネークをおびき寄せるための囮として利用されてしまう。
メリルは健気にも、これ以上スネークの足手まといにならないよう自害しようとするが、失敗する。
スネークはメリルを必死で助けようとする。
結局メリルは人質に取られ、スネークも拘束されてしまう。そしてスネークは、リキッド・スネークと対面する。
リキッドは、スネークに何かしらの恨みを持っているようで、スネークに罵倒を浴びせかける。
核発射まであと10時間。アメリカ政府がテロリストの要求を拒否したことが明らかになる。

拷問マニアのオセロットは、嬉々としてスネークに拷問をかける。
「女(メリル)は死んでいない。だがこれからも生きていられるかどうかはお前次第だ…。我慢できなくなったら屈服しろ、そうすれば止めてやろう。だがその時は――あの女の命を貰う。」(ここで拷問に耐え切るか、屈服するかで、EDの内容が変化する)

拷問は終わり、スネークは拷問室近くの独房に監禁される。
そこには、牢で死んだはずのアンダーソンの遺体があった。
しかも、死後数時間しか経っていないはずが、かなり腐敗が進んでおり、また奇妙なことに、その死体からは血液が全て抜き取られていた。

スネークは脱獄に成功し、REXのある格納庫へと向かう。
道中現れた、スナイパー・ウルフとバルカン・レイブンの2人も倒した。

その頃、ナオミが戸籍と経歴を偽っていたことが発覚し、ナオミはスパイ容疑で連行される。
ナオミは隙を見て逃げ出し、スネークに無線をかけてきた。
彼女の正体はフォックスの義妹。彼女は、兄を廃人にしたスネークをずっと恨んでいた。
だが、この任務でスネークの性格を知ったナオミの心からは、次第にその憎悪が消えていったのだという。
ナオミは、この作戦の裏側を知らせようとする。
「私はあなたに潜入前、FOXDIEという心臓発作を起こすウイルスを注射しているの。でも、それは私の策略じゃない…。」
ここまで話した時、ナオミは何者かに見つかり、拘束されてしまう。

REXのある格納庫へスネークは辿り着くが、その時オセロットとリキッドが、「予定通りロシアに。」「いや、中国にしよう。」と、攻撃目標についての相談をしながら、核発射システムにパスワードを入力したところだった。
「俺はここを第二のOUTER HEAVENにする!」リキッドはそう宣言する(OUTER HEAVEN=かつてビッグボスが築いた軍事要塞。スネークが破壊した)。

2人がいなくなった後、スネークは、メリルから受け取っていたPALキーをセット。
PALキーは3枚1組であり、まだ1枚しか持っていない、と戸惑うスネークだったが、オタコンが言うには、温度(常温/低温/高温)によって1枚が3パターンに変形するキーなのだという。
オタコンの指示通りに順番にキーを打ち込み、核発射システムを停止させるスネーク。
ところが、停止させたはずの核発射システムは、逆に起動を始めてしまった。

そこへミラーからの無線がスネークに入るが、大佐が慌てて割り込んでくる。何とミラーの自宅から、彼本人の遺体が発見されたらしい。
つまり今、スネークと無線で繋がっているミラーは偽者だということ。サングラスを外し正体を現す偽ミラー。その正体はリキッドだった。
「DARPA局長もプロテクトがかかっていて、サイコ・マンティスじゃパスワードを読み取れなかった。しかもオセロットが拷問で殺してしまい、パスワードは永遠に手に入らなくなった。そこで、変装の達人デコイをDARPA局長に変装させて、お前に解除キーの存在を教え、集めさせた。そして、パスワードを打ち込んだと嘘をつき、システムを稼動させるようにしたんだ。」
突然心臓発作で死んでしまったアンダーソンの正体は、変装したデコイ・オクトパスだった。
デコイは身体中の血液を入れ替えるほどの徹底した変装を行う。アンダーソンの死体の血が全て抜かれていたのはそのためだった。

PALキーは、核発射システムの起動と解除の両方に使えるが、一度しか使えない。
そして、スネークが持つPALキーは、リキッドの仕組んだ罠にはまってしまい、起動に使ってしまった。
システムを停止させることはもう不可能。核発射を阻止するための手段はただ一つ、メタルギアの破壊しかない。

スネークはリキッドを発見、そして追いかける。
要求に応じないアメリカ政府の強気な態度に不審感を抱いたリキッドは、その理由を調べ上げていた。
そしてリキッドは、スネークの任務が「人質の救出」などではないことを明らかにする。
スネークは、特定の人物を死に至らしめることのできる暗殺用ウイルス兵器「FOXDIE」を、シャドーモセスの基地内に持ち込む運び屋に選ばれただけだった。
アンダーソンに変装したデコイと、ベイカーの身に起こった心臓発作は、FOXDIEの作用によるものだった。
そして、その証拠隠滅のため、事が済めばスネークも死ぬようウイルスにはプログラムされている。
しかし、ナオミは国防総省から渡されたFOXDIEに改変を加えていた。
リキッドやオセロットなど、FOXDIEのターゲットに含まれているはずが死んでいない人物がいるため、国防省はナオミを拘束して、その件に関して取調べをしているらしい。
リキッドは、FOXDIEの血清を要求。これから政府に向けて、核を威嚇発射するという。
そしてリキッドは、起動したメタルギア REXに乗り込み、スネークに襲いかかった。

相手は最新鋭の二足歩行戦車。当然ながら苦戦するスネーク。
そこにフォックスが加勢に入り、REXを弱体化させることに成功。
フォックスはスネークの囮になり、死亡してしまう。
スネークは死闘の末REXを破壊。気を失う。

目が覚めると、スネークの目の前にはリキッドがいた。リキッドは、今回のテロの目的と、それを実行するに至った理由を語った。
1970年代、政府は、ある人物の遺伝子を基にしたクローンベビーを作り出した。
計画名は「恐るべき子供達」、遺伝子提供者は「伝説の英雄・ビッグボス」。
受精卵を8つに分裂させ、一卵性の八つ子を作り、意図的に6人を間引くことによって、残った2人の成長を増強。
さらに遺伝子操作を行い、片方に優性遺伝子を集中させ、残った劣性遺伝子は、もう片方に押し付ける。
こうして生まれた子供が「双子の蛇」…。すなわち、ソリッドとリキッド、2人のスネークだった。
自分が劣性であるという事実を知ったリキッドは、優性のスネークを妬んだ。
ビッグボスは自分の後継者に、劣性遺伝子を持つリキッドを選んだ。しかしそんな父を、スネークが殺した。
リキッドのスネークに対する憎悪は頂点に達した。リキッドは父の遺志を継ぎ、「OUTER HEAVEN」を作ることに決めた。

そして近年、ビッグボスの遺伝子を投与されたゲノム兵達が、奇病が原因で死ぬようになった。
リキッドがそのことについて調べると、ビッグボスの遺伝子を受け継いだ人間は、絶滅に向かっていることが判明した。
長くは生きられない。絶滅に向かう原因と、その対処法を調べるために、リキッドはビッグボスの遺体の引き渡しを要求したのだった。
リキッドとスネークはお互い素手で闘い、スネークはリキッドを倒す。

大佐は無線連絡で、早く基地から逃げるようスネークに忠告する。
核攻撃の危険が去ったことを知ったアメリカ政府は、シャドーモセスにある基地を空爆すると決定したのだという。
新型核兵器が開発された事実と、その存在。そして「恐るべき子供達」計画によって生み出された、ソリッドとリキッドの2人。
全てを極秘裏に留めておきたい政府は、基地ごと爆破することで、証拠の隠滅を図ろうとしていた。

メリル(orオタコン)と共に脱出するため、動き出すスネーク。そこへ再度リキッドが襲いかかってきたことで、絶体絶命のピンチに陥る。
が、そこでリキッドにFOXDIEの作用が及び、リキッドはあっけなく死んでしまう。

結局、空爆は実行されなかった。
大佐が無線を入れてきた。空爆を実行することを知った大統領が、中止命令を出したのだという。
新型核兵器の開発も空爆も、全ては国防省長官の独断であり、長官は逮捕されたという。
「これが独断…?」、などと疑ってもきりがない。空爆は来なかった。助かった。
大佐は、スネークを騙して潜入させたことを謝る。大佐も、メリルを人質に取られ苦しい立場にあった。
スネークが戻っても、またアメリカ政府の陰謀に巻き込まれるだけだろう。大佐は、「スネーク達はジープで逃げて海に沈んだ」と政府に報告してくれるのだという。
拘束を解かれたナオミも、無線を入れてきた。
しかし、スネークに打ち込まれたFOXDIEの解除方法を、ナオミは明言しなかった。
プログラムされたFOXDIEの発動は、「スネーク次第」とのことらしい。ナオミはスネークに「生きて。」と言う。

①メリルED(オセロットの拷問に耐え切った場合)
メリルは生きていた。人質となり拷問と恥辱を受けたが、スネークに会いたい一心で耐えたという。メリルを抱きしめるスネーク。基地を脱出する2人。
オタコンは、2人の退路を確保するためコンピューターを操作。このまま基地に残り、大佐と一緒にアメリカに戻ることにするという。
ラブラブ状態のスネークとメリル。
スネークは、メリルと共に新たな人生を歩むことを宣言。
2人は、凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。

②オタコンED(オセロットの拷問に屈服した場合)
メリルは死んでしまった。落ち込むスネークを励まし、基地からの脱出を促すオタコン。
協力して基地を脱出した2人。
オタコン「これからどこへ行く?スネーク。」
スネーク「俺はディビッドだ、オタコン。…そうだな。新しい道を見つける。」
オタコン「僕はハルだよ、デイブ。僕も、もう逃げない。できることがあるはずだ。」
ハルは、人を避け自分の殻に閉じこもるのはやめ、これからは強く生きると宣言する。
2人は、凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。

〇ゲーム終了画面、オセロットが誰かと連絡を取っている声が聞こえる。
「はい…。私は血清のおかげで無事です。メタルギアのデータは私が持っています。…ええ、基地のデータは全てデリートしました。
…あの2人は生存です。…ええ、結局は劣性が勝ちました。
リキッドは自分が劣性だと思い込んだまま死にました。
…そのとおりです。…世界を支配するのは優性でも劣性でもない、均整の取れた存在である、あなただ。
…はい、私の正体は誰にも気付かれていません。正体を知るDARPA局長は私の手で殺しました。
…あなたが3人目、ソリダスだということも、誰も掴んではおりません。
はい、引き続きあの女の監視を続けます。…それでは…大統領(プレジデント)。」


END

多分2のシナリオも掲載します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?