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コミュニケーションの習慣 ~その2~ まず大事なのは〇〇こと

コミュニケーションが苦手=話すのが苦手 という方も多いのではないでしょうか。

うまく話せないからうまくコミュニケーションできないとついつい考えてしまいがちですが、コミュニケーションは双方向のやり取りですから、自分が話すことだけにフォーカスしてしまうのも問題です。

というのも、普段「話すのが苦手」という方も、この人とならうまく話せるな…と感じることがあるのではないでしょうか。

相手に気持ちよく話してもらえることが大事だという良い例だと思います。

つまり、コミュニケーションで大事なことは、自分がどう話すかの前に、相手の話をどう聞くか、ということだと思います。

いくつかポイントがあると思いますが、今回は2つポイントを挙げてみようと思います。

ひとつ目は「傾聴」です。

傾聴はカウンセリングの中から生まれてきた概念です。傾聴には3つの要素があり、「共感的理解」、「無条件の肯定的関心」、「自己一致」と呼ばれています。

つまり、相手の話を共感しながら理解しようとする、善悪や好き嫌いの判断をせずに相手がなぜそう考えるに至ったか肯定的な関心をもって聞く、疑問をそのままにせず真意を確認する、ということになります。

ふたつ目は「ペーシング」です。

相手が話している呼吸、リズム、声の大きさや高さなどにこちらも合わせるようにしていきます。

そうすることで、話し手と聞き手に一体感が生まれ、話し手は安心して話すことができるようになります。

<まとめ>
・コミュニケーションはまず聞くことから
・「傾聴」と「ペーシング」で相手に安心して気持ちよく話してもらえるように心がけよう

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