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Maya Indie のターゲットは誰?

インディーゲーム制作者や趣味の人向けのMayaフル機能だけど安価バージョンMaya Indie!!

通常版 1年/286,000円、のところIndieは 1年/42,900円!!
https://makeanything.autodesk.com/maya-indie-japan
なんと85%割引!!!

ちなみに機能限定版で同じくインディー向けのMAYA LT(1年/42,900円)ってのもある。ちなみにちなみに3ds Max Indieもあるよ。

無料3DCG統合ソフト「Blender」が出たことで渋々出した感があるMaya Indie。分かりにくいAUTODESKのサイトだけど、サイトから探すとMaya Indieにはたどり着けないよ。

Maya Indie」や「Maya インディ」で検索する必要がありますね。
3DCGを勉強しようと思っている人が見つけるのは難しそう。

AUTODESKさんが思うターゲットは、インディーゲーム制作者や学習者、趣味の人、フリーランスCGクリエイター

でも、インディーゲーム制作者や趣味の人はBlenderに行っちゃうよね。
私にも必要ないが、必要になった時に安く使えるのは嬉しい。

Maya LTとの違い

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(インディー)ゲーム開発者向けの機能限定版。LiteのLT。こっちもサイトから見つけにくい。
Inideはフル機能だが利用者の制限があるが、LTは機能制限ありで利用者制限なし。

<MAYA通常版との比較表>
https://www.autodesk.co.jp/compare/compare-features/maya-vs-maya-lt
・モデリングは通常版と同等
・UV・テクスチャリングもほぼ同等
・モーショングラフィックスはなし
・アニメーションは機能制限
・レンダリング機能なし
・ダイナミクス機能なし

という感じで、モデリング専用って感じがする。Arnold レンダラーは無い。
ゲーム開発者はモデリングメインなのでよいかと~。

LTはIndieと年間費用は同じだが、月額払いもありそっちは1ヶ月5,500円。

Maya Indieの利用者制限

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Maya Indieには、結構細かい利用者制限がある。詳しくは公式サイトを見た方がいいのだが、

・クリエイティブ制作による年間総収入が1,500万円未満(国によって金額は違う)であること
10万米ドルを超えるプロジェクトでライセンスを使用することはできない
1人のユーザーまたは1つの組織につき、1つのサブスクリプションライセンスのみ
・対象国のみ(日本含む)
https://makeanything.autodesk.com/maya-indie-japan

いろいろ引っかかる点はあるけど、それについての回答はFAQに詳しく載ってます。
FAQhttps://makeanything.autodesk.com/me-indie-faq-japan

・フリーランス(個人事業主)でWeb制作と3D制作をしている場合、Web制作でMayaを使っていないなら分けて考えていいようだ。
・下請けで3Dモデル制作をして、そのモデルが使われるプロジェクトが10万米ドルを超えるものであっても、雇われていないのであれば大丈夫のようだ。

という感じで、フリーランスには使えそうな感じである。

Maya Indieを使う人って

無料のBlenderがあることで、趣味の人や自主制作系フリーランスには、Maya Indieは必要ないように思う。

インディゲーム開発者は、LTかIndieどっちでもいいが、Blenderがある。

本当にIndieが必要な人は、下請けのフリーランスCGクリエイターや、学校を卒業して就職するために学習を続けている人。または、一旦お休みしていて、再就職を目指す人とか、かなりターゲットは絞られてそう。

もしも私が、ゲーム会社やアニメ会社のお仕事を貰うことになったら、必要になりそうなので、Indieは続けて欲しいね。

ただ、それまでに今の地位が維持できているか!?
3DCGツール業界は近頃買収・統合などが多いから、どうなることやら。

トップのMayaさんは大丈夫だろうけど、私の使ってるLightwaveは絶滅危惧種・・・。

LightwaveはAdobeに買収されたらいいなと思ったりしたんだけど、AdobeはBlenderに出資して、Lightwaveはノルウェーの映像制作会社に買われましたねぇ。

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