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2020年のベストバイが決め手で転職した話

大好きなスノボや大切な家族と時間を過ごしていたら、もう2021年になっていた。

昨年末にそれなりの方がTwitterでベストバイを公開しているのを目にしたので、自分もベストバイは何だっただろうかと振り返ったものの、パッと思いつくものは正直ほとんどなかった。

そんな中でも唯一とも言えるプロダクトに出会い、それが決め手で転職した話を残しておく。

予め断っておくこと

1. これはステマではない
2. この話をすると社内外含め『そんなにうまい話あるか』と突っ込まれるが本当の話である

転職した話

Twitter等で絡みのある方は既に私の転職先をご存知かもしれないが、2020年7月にメルカリを卒業して、同年8月にメンズスキンケアブランドのバルクオムに入社した。卒業理由については過去のエントリでも触れたのでご興味があれば是非ご覧いただきたい。

2020年のベストバイ

前置きで転職の話にも触れたためバルクオムが何の会社かご存知の方であればおおよそ検討はつくかもしれない。

個人的な2020年のベストバイはバルクオムのヘアケアプロダクトたちだった (THE SHAMPOO, THE TREATMENT, THE SCALP SERUM)。

バルクオム自体は以前より知っていたものの、恥ずかしながらプロダクトを使ったことはなかった。たまたま次の環境として興味がないか声を掛けていただいたのをキッカケに、プロダクトを体験せずに選考に進むのは絶対嫌な性分 + 当時洗顔は別のものを使っていたのでとりあえずヘアケアの定期でも頼んでみるかという理由で使い始めた。

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では、なぜこれらのプロダクトが個人的なベストバイだったのか?端的に言うと自分以外の人の印象も変える驚きのプロダクトだったからである。

これまた恥ずかしい話なのだが、バルクオムのヘアケアを使い始めるまで、妻がまだ彼女の頃からずっと『頭が臭う』と事あるごとに言われてきた。かといって課題意識も感じておらず(感じろよ)、かつ自分では頭のニオイなど気にならない(分からない)ため、妻が用意していたシャンプーやコンディショナーを使い続けていた。実はニオイ消しを目的にたまにシャンプーを替えていたとのことで、それにも気づかず何とも無神経な旦那である。

そんなこともあり、自分専用にヘアケアのプロダクトを購入したことに目新しさを感じたのだろう。早速妻がニオイに対してツッコミを入れてくると思いきや、使った翌日の反応が『臭わない!!!』だったのである。5年以上交際してきて以来の快挙。

もちろんシャンプー(THE SHAMPOO)の泡体験が思った以上にスゴかったこと、好きな香りだったこと、セラム(THE SCALP SERUM)を吹きかけた後に定期で付いてきたブラシでマッサージするのが気持ちよかった、などなど自身の体験として好印象を受けたことは多々あった。その中でも毎日自分が使うことを通じて他の誰かの印象がより良いものになるというプロダクトに出会えたことが衝撃的だった。この体験が世界中に広がれば幸せな人が倍以上増えるだろうと、半ばお花畑な世界観が見えたのである。

バルクオムの選考を受ける中で、求める職能や領域での合致はありつつも、最後の決め手である『プロダクトを好きになれるか』で圧倒的な勝利を決められて、最終的にはオファーを承諾することになった (※ 念のため断っておくと、相対的な話ではないです。メルカリも大好きですし、今でもBuy Sell両方で日頃使いしています)。

というわけで2020年のベストバイが転職の決め手となった。

バルクオムで何をやっているのか

ただベストバイを紹介するだけではちょっと寂しいので、今自分がバルクオムで何をしているかも軽く記しておく。最近採用サイトも公開され、記事もあるので詳しくはそちらをご覧いただきたい。

現在の自分の仕事の領域としては大きく分けて2つある。ひとつは事業企画、もうひとつはヨーロッパ事業の責任者(兼務)である。

事業企画では所属する部署(海外事業)における事業計画の策定、管理、必要に応じたアップデートを直属の上司である取締役と二人三脚で遂行している。P/Lなどこれまでのキャリアで触れたことも見たこともほぼ無かった状況の中で、キャッチアップに苦しみまくった2020年でもあった。また戦略策定になっておらず、ただの数字遊びになっていることを度々指摘される能力の至らなさに頭を悩まされることも未だに多く、2021年は特に磨き込みが必要な領域であることを実感している。

ヨーロッパ事業は主に現在展開しているイギリス、フランスにおける事業のありとあらゆること(代理店との配荷店舗拡大協業、デジタルマーケ、etc)を担っている。こちらは昨年5月に販売開始してはや半年以上経つ。一部チャネルにおいては芽が出てきているのを感じるが、成果としてはまだまだ大きいわけではなく、今年が特に勝負の一年となることは間違いない。日本と比較してコロナによるネガティブインパクトが強く、思うように結果が伴わないこともあるが、辛抱強くやり切りたい。

と、連連と記してきたが、前職のプロダクトマネージャーの"ロ"の字も出てこない領域で奮闘する毎日である (プの字は辛うじてカートシステムを使ったECの改善があるため"ロ"とした)。入社してから7-8割の時間は正直しんどいと感じるが、過去のエントリでも触れた(1)日本発のプロダクトが世界中で使われるという自分のミッションを実現させる (2)自身でお金を生み出せる人間になるべく、明日1月4日からも自身を鼓舞しながら一年全力で走り切る。

絶賛採用中

この手のエントリの恒例ですが、バルクオムでは国内・海外問わず絶賛採用中です。

こと海外においては事業企画やグローバルマーケに強い人材を喉から手が出るほど欲しており、少しでも興味がある人はぜひ私に直接連絡 or 採用サイトから面談応募ください!!

在庫を伴うビジネスということもあり、SaaSなどと比べてより商流や物流を意識しながらビジネスを進める点では、純粋なWeb/アプリサービスとはまた違った面白さがあります (そういう意味ではECは物流命なのである程度相性の良さはあるかも)。海外文脈では各国の代理店やパートナーと連携しながら多くの国を動かしていくダイナミックさは、なかなか他では味わえないはずです。

では2021年もやっていきましょう〜

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