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買ってよかったものの話(キッチン編)

だいぶ前の話になりますが、2016年にチェコに滞在していた時があって、休みの日には当時住んでいた町からプラハまでバスで行きました。プラハまでは60kmあり、バスで1時間近くかけて行くのですが、チェコはバスの料金が非常に安く、プラハまで90CZK(チェココロナ)、約400円弱行けてしまうのです。しかもそのバスはその価格で飲み物が1杯無料でもらえて(学生のバイトのような若い添乗員さんからもらえます。男性か女性かは運。)、車内はフリーWifiが使え、さらに個人スクリーンで映画やTVドラマが見れるという驚きのサービスぶり。このバスは言ってみればバスのLCCみたいなもので、Student Agencyという会社が経営しています。Studentという名前がついていますが、チケットは学生でなくても買えます。あまり詳しいところまではわからないので、興味があればWikipediaで。

とにかくチェコ国内ではどこへ行くにもバスや電車で格安で移動できるので、自分もかなり恩恵を受けることができました。

プラハは自分の中でまた行きたい場所トップ3に入っている場所で、街はいろんな人種の人々がいて、多文化が入り乱れていながら、歴史的建造物や多くの芸術作品もあり、観光地として完成している印象です。そして、レストランでもカフェでも嫌な顔をされないし、英語も普通に通じるので、かなり居心地がよかったです。自分はアルフォンス・ミュシャが好きだったので、プラハに興味がありましたが、ここまでとは思いませんでした。

そして本題の買ってよかったものですが、プラハに何店舗かあるManufakturaという化粧品で有名なお店で購入した炒め物などに使う木のヘラ?今でもキッチンの中でナンバーワンの使いやすさを誇っています。ちなみにコレの正式名称はなんというのでしょうか?ヘラでいいのか?またなんの木からできているのか?謎のヘラ?です。

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大きさ、硬さ、そして木の質感など、触るとわかるのですが、かなりいいです。このヘラ?は店の端の方に売られていて、現在HPなどみても見つかりません。Manufakturaの木の製品といえば、おそらくクマやネズミの置物?の方が有名かもしれません。(これに長い紐がついているのも売られていたのですが、いまいち使い方はわかりませんでした。。。)

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ちなみに先ほどのヘラ?、いくらだと思います?日本に売っている木製のヘラはだいたい500円以上すると思いますが、なんと当時のレートで100円くらいでした。しかし決して100円ショップの質感ではありません。おそらくチェコは比較的物価が安く、麦製品なんかはかなり安く売られているので、(ビールは水より安く、パンはスーパーで10円から売っています。)質の良い木製品でも国内産であれば安く手に入るのではないでしょうか。(本当の理由はわかりません。)木製品好きとしては羨ましい限りです。

で、このヘラ?は今でも我が家では現役で使われており、だいぶ年季が入ってきましたが、まだまだ衰えるどころか、さらに良い雰囲気を醸し出してきています。カレーのスタータースパイスから玉ねきを炒めるときや、パスタソースを作る際にニンニクを炒めてから玉ねぎを炒める時など、その硬さでクイックに動かせるので、キビキビ炒めることができます。また、柄が丸くて硬いので、鍋の中を攪拌しやすく、オートミールをかき混ぜるときに使えばかなりスムーズになるまでかき混ぜることができます。

出会ってから4年目になり、できれば長く使いたいので消耗させたくないのですが、やっぱり使ってしまう相棒のような逸品です。まだまだ長く付き合うつもりですが、またプラハに行くことがあったらまたmanufakturaに行って、新しいものも手に入れたいですね。

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