見出し画像

タイ産牛のTボーンを喰らう【チョークチャイ牧場直営店】

 タイ人もだいぶ牛肉を食べるようになった。以前は牛肉は固いという印象が強かった、というか、本当に固くて食べられたものではなかった。それが徐々にいい肉が出回るようになって、タイ産牛肉でもおいしいものが出てきている。その中でもタイ人に有名なのが「チョークチャイ牧場」のステーキハウスだ。

画像1

 タイ産牛肉で今日本人に有名なのはサコンナコン県のタイ-フレンチ牛だ。この牛肉の登場でバンコクに日式焼肉が急増したとも言われるくらい。

 しかし、タイ人の間ではタイ-フレンチ牛よりもチョークチャイ牧場の方が有名だ。観光スポットとしても知られているし、バンコクから東北地方へと行く場合、普通のルートで行くと必ずチョークチャイ牧場の前を通るからというのもあるだろう。

画像2

 チョークチャイ牧場はナコンラチャシマー県にある。国道沿いにあり、東北地方からバンコクに戻る側にあるので、特に帰りの休憩スポットとして人気だ。

 最近はグランピングもできるようになっているみたいだし、昔から牧場見学ツアーが人気だった。上記は育てている牛を紹介するシーンで、ほかにも搾乳を体験したり、馬のカウボーイショー、乗馬体験、なぜかゴールデンレトリバーと猿のショーなどもある。

 また、牧場の外、ちょうど国道の駐車場の辺りには休憩所として土産ものの売店などのほか、ハンバーガーショップとステーキハウスも併設している。

 ステーキハウスはバンコクにもある。以前はスクムビット通りソイ23にもあったが、上記公式サイトを見ると牧場とドンムアンの北側にあるランシット店しかないみたいだ。

画像3

 ステーキハウスで食べたいのは、やっぱりTボーンだ。ご存知のようにTボーンはサーロインとフィレの両方を同時に楽しめる部位である。正直、ボクは骨が邪魔であまり好きではないけれども。

 このステーキハウスでは通常のバージョンとプレミアムがある。プレミアムの大きなサイズでも日本で同質のステーキを食べるよりずっと安く食べられた(はず)。

画像4

 ステーキにはたぶんサラダとかつくはず。ボクはどちらかというと、牛肉には米がいい派だ。焼肉でご飯論争があるが、ボクはご飯とビールの両方で行きたい。

画像5

 タイ人はかつて牛肉をあまり食べなかった。そのため、今でも牛は好きではないという人もいる。宗教的な理由で食べないケースもある。そういった人のために、チョークチャイ牧場のステーキハウスではメニューはいろいろある。こういったスパゲッティなどもある。

画像6

 豚肉のメニューもあるし、サーモンのソテーなどもあった。ほかにもスイーツも種類が豊富にある。

 チョークチャイ牧場の製品は小売りでもよく見かける。バンコクのスーパーでも紙パックの牛乳がどこにでもあるし。また、牧場の売店ではチョコやミルクのタブレットがあったり、タイ式ソーセージや乾燥肉などもある。

 なにはともあれ、チョークチャイ牧場に来たらまずはステーキだ。そして、ステーキこそがチョークチャイ牧場の正義である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?