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今回は「ギターソロ飛ばす問題」について考える回です。


少し前ネットで話題になっておりました。

https://amp.natalie.mu/music/column/479159

ずっと思っていましたが、、







だから何、、?😐

って気持ちが正直なところです。

音楽の楽しみ方は人それぞれです。

国籍性別年代関係なく。

めちゃくちゃ拘ったオーディオルームで良い音で聞きたい人もいれば

ほぼベースが聞こえないようなスマホのスピーカーで手軽に聴きたい人もいます。

作り手からすれば良い音でじっくり聞いてほしい気持ちもあれば、何気なく生活の中に溶け込んでいくのも嬉しいもんです。

これはギターソロも同じで

極端にいえば興味ある人は聞いてくれたらいいし興味ない人は飛ばせばいいと思います。

こういう人それぞれの楽しみ方を批判するのってナンセンスだと思うし、それをあたかも全ての若者が偏った音楽の楽しみ方をしている風に情報操作をするマスコミさんに問題があるかと。

ギターインストとかならともかく、大体の人はギターソロが聴きたくてその曲を聴いてるわけじゃないですよね。

僕は昔から音楽は全編通して聞く派ですけど、
歌以外に興味のない人からすればイントロも間奏もアウトロも飛ばしちゃいますよね。



この議論って

どちらかといえば

ギターソロ飛ばしちゃう問題よりも

【ギターソロ飛ばされる問題】

の方が重要な気がします。

最近の音楽ってすごく綺麗に纏まっていて聴きやすいなと思うんですが

ちょっと綺麗に纏まりすぎじゃないかな?

と思う時があります。

音楽制作環境の進化や録音技術の進化、アレンジや構成の流行も関係はしていると思いますが、

いわゆる名曲の語り継がれるようなギターソロって

ある意味ハマってないというか

なんじゃこりゃ?というような音色だったり

なんでこの展開でここでギターソロなの?

という聞き手の予測を大いに裏切るものが多かった気がします。

こう言うと結局懐古主義じゃないかと批判されますが、少し前の音楽はそういうアンマッチな「歪」が全体通して聴くと心地よかったり自然と耳が引き寄せられるようなギターソロが多かった気がします。

自分もギターを始めた頃LUNA SEAのROSIREの前半のソロは一体何の音なのか分からなかったですし、後半の急にピッチが上がるとこもどうやって弾いてるのか不明でした。

僕個人としてはバンドサウンドは互いを尊重しあった仲良しな音もいいんですが、

各々がバチバチに睨み合って個々の主張が激しすぎるサウンドの方が好きですし

自分の作るバンドサウンドも自然とそういう意識で作っている気がします

【全体の纏まり】と【個々の存在感】
そこのバランスが多分ここ近年の音楽は少し変わってきたのではないかと考察します。

それでも今時でいえば凛として時雨とかKing Gnuとか遠慮無しに個々の才能をぶつけ合いまくりのバンドも沢山いるし、そういう退屈しないサウンドも探せばキリがないと思います。

聞き手を退屈させないって凄く難しいですけど、だからこそ音楽は面白いんじゃないかな、と。






そして余談ではありますが(本当に余談


僕がやっているギロチンの曲にもほぼほぼギターソロが入っています!

ギターソロに固執はしてませんし、どちらかといえば苦手ですし無いなら無いで全然いいんですが、

ギロチンのサウンドはほぼ生楽器の音で構成されているのでギター、ベース、ドラムをしっかりとアピールするにはギターソロは中々外せないかな?といった感じです。

ただギターだけが目立てばいいという考えではなくどんな曲のアレンジをするにしてもベースもドラムもしっかりと見せ場のあるアレンジを心がけてます。

せっかく曲を作らせて貰えるのだから演奏する人たちがやり甲斐を感じれる演奏に導きたいのです。

それにギロチンの楽器陣(僕以外)はかなりのレベルの高い演奏力を持っているし色んな引き出しがあるので、そこを最大限引き出せたらって思ってるのでこはからもっと多彩な曲が増えると思います。

もうすぐ発売される三曲入りのCDにも全曲ギターソロ入ってます。


ここ数日はその準備に追われ




はい、バッチリです👍

9.10の主催以降のライブ物販、通販で買えます。

主催イベントまで後2日。

僕は手を怪我してしまいましたが、、

どうかどうか全ての出演者様、スタッフ様、そしてお客さんが誰一人欠けることなくこのライブを成功させたいです。


よろしくお願いします!

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