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年下の神絵師を見て劣等感を感じてしまう人に伝えたいこと

テイドーです。ひっさびさの投稿です。

唐突ですが世間はどうやら卒業シーズンのようです。
私はもう大人なので「懐かしいな〜あの時はな〜」というおっさんじみた感想しか出ないのがなんとも言えないところ。みなさまはどういう気持ちでお過ごしでしょうか?

さてツイッターで活動している絵描きさんならたぶんご存知かな〜?と思いますが、このシーズンになるとよく話題になることがあります。



「あの神絵師は実は高校生だった!!???」

「あの神絵師は自分より年下だった!!!??」



えぇ、分かります。

いつも素晴らしいイラストをあげてる人は実はすごく若かった。あの人は高校生でプロレベルなのに自分なんて…という大きな劣等感で意欲を無くしてしまう絵描きさんをたくさん見てきました。

YouTubeを見ているとプロのイラストレーターさんにそのようなお悩み相談をする動画を多く見かけ、絵描き界隈ではよくある問題なのかなぁと感じています。



しかし大人は大人で、やれることはまた違うと思います。

私は大人から描き始めた身なのですが、正直なところプロレベルの画力まで上達するのは難しいと感じ、あえて違う方向から攻めることにしました。画力をあげることが難しければ「それ以外」で勝つ方法を考えればいい。

私の場合、書店などに売ってる「ビジネス書」や「自己啓発書」などの活字系の本をとことん買って読み漁り、その知識をイラストに活かせないかをとにかく考えました。大人だからこそお金の面では学生よりも有利、様々な業界で活躍しているプロの知識を得ることに費やしました。

さらに同時進行でイラスト界隈の研究にも励みました。自分の好きなジャンルだけでなく、興味のなかったジャンルや知らないジャンルも色々調べてみました。ジャンルによって手に入る情報が全く異なるので学べることが多く、とても面白かったですね。


そしてその得た知識で色々試した結果、

・ツイッターのフォロワーは2ヶ月で約4000人増(150人→4200人)
・いいね数4桁(1000いいね以上)、10枚以上。最大8000いいねを達成


などの大きな成果がでました。

ちなみ証拠がてら私のツイッターアカウントを貼っておきます。


(過去の記事ではここに至るまで得た様々なノウハウを載せています。興味があればどうぞ)


もちろんイラストに関する知識はある程度必要です。しかしイラストで評価をもらうためには何も画力だけが全てではありません。「技術や上達法以外」の知識でもしっかり戦えます。

神絵師が圧倒的な「画力」で来るなら、こちらは「戦略」で対抗すればいい。要は視野を広げれるかどうかだと思います。


正直私も神絵師レベルの画力はめっっっちゃ欲しいです。しかし自分の能力をしっかり見定めた上で戦い方を考えないといつまで経っても評価はされません。私はあえて画力以外で攻める方法を考えました。そして成果を出すことが出来ました。


大人だからこそ出来ること、考えれることはたくさんあります。

周りの圧力に劣等感を感じることはあると思いますが、あきらめないでしっかり考え抜けば十分勝算はあります。

私もまだまだ未熟者ですが一緒に頑張りましょう!


ここまでお読みいただきありがとうございます。










【ここからただ書きたかっただけの余談です。おヒマがあればどうぞ】


初めて私の記事を見る方もいると思うので、ここで改めてかる〜く私のことを話させてください(特にツイッターから来た人向け)。

私は大人になってからイラストを描き始めたと言いましたが、元々はハンドメイドをやってました。そんな私がなぜイラストを描き始めたのか。理由はちょっとアレですが端的にいうと周りと話を合わせたかったからです。

ツイッターでフォローしている人たちはみんなイラストの話題で盛り上がってるし、ハンドメイドで同人活動を始めた時に知り合った人はみんな絵描きだったため、当時は変な疎外感を感じてました。

「だったら俺もイラスト描くわ!一緒に仲間に入れて!!」みたいな勢いで道具一式をそろえ、絵描きの仲間入りを果たしました。


でも現実はそう上手くはいかず、心の負担はとても大きかったです。



描くのは楽しい!と表面上では思いつつもツイッターで0いいねは当たり前。必要な知識も膨大で、何ヶ月頑張っても全く上達しない。それなのに周りはどんどん上手い人であふれていく。自分には才能がないと思ってしまうことが頻繁にあり、終いには半年以上全く描かなかったこともありました。

リアルやツイッターで話を聞くと、幼少時代からずっとイラストを描いてきたって人が結構多いんですよね。もちろん全員が全員ではありませんが…。大人になってから始めた人も短期間でプロレベルまで上達しているという話もたくさん聞き、自分には一生向いていない世界なんだなと感じてしまいました。


そうは言いつつも心の底ではなんとかしたいという気持ちはありました。


才能がなくても評価をもらえる方法はあるはず。


そんな考えを持ち、そこからイラスト界隈のことや頭の良い人の思考を徹底的に研究しました。あえて線や色塗りなどの上達法ではなく「それ以外」のことを追究しました。

「サンリオなどのかわいいデフォルメはなぜ人気がある?」
「下手うまと呼ばれるイラストはなぜこんなに伸びている?」
「この人は画力が高いのになぜ評価をもらえてない?」
「上達だけが全てじゃない?」

イラストを描き始めて3年と数ヶ月。人によっては短いと思う人もいるかもしれませんが私にとってはとても長い年月でした。本当に長い間、全く評価をもらえなくて何度も挫折していました。


そんな中少しイラストの方向性を変えて1枚のイラストを投稿してみました。


8000いいね。


びっくりしました。


ぶっちゃけ一発屋で終わるだろうと思ってましたが、このイラストをきっかけに応援してくれる人がたくさんついてくれて、その後もコンスタントに評価をもらうことができています。

もちろん分かっていますが継続して評価をもらうのはとても大変で、時にはほとんどいいねがつかないこともあります。世の中そんなに甘くないので毎日研究の日々です。

まぁ何があっても前向きに頑張りたいですね。


よ〜し、これからもガンバルゾ〜!!



改めてここまでお読みいただきありがとうございます!

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