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「はんぶんこ」の理屈

こんにちは。とあるベンチャー企業でひとり人事をしている朱夏です。

今日はGo To Eatキャンペーンにあやかりまして、夫が貯めたポイントを使って近所のバルでランチをしてきました。

ピザとドリアを頼み、それぞれ半分こして両方を楽しむスタイル。
お一人さまが好きな私ですが、こういう楽しみ方はやっぱり誰かと一緒にご飯をしてこそですよね(=ω=)

今回は、そんなシェアの中でも「ピザ」を夫と分けっこしたときの話。


お腹を空かせた我々のもとにやってきた熱々のピザ。
お店では珍しく?8等分になっていました。
(大体のお店では6等分で出てくることの方が多いイメージ)

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夫と私、両者最初の一切れをとります。

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お互い自分に一番近い、手前の一切れをとります。
まぁそりゃそうです。

私はふだん誰かと大皿料理を半分こするとき、手前を自分のエリア、向こう側を相手のエリア、という形で認識することが多いです。
なので、このとき私の頭の中ではこのように↓↓
図のピンク色の線を境目に、夫と四切れずつ分け合う感じかな〜と思いながら
ピザを頬張っておりました。

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一切れ目をペロリ。早速二切れ目へ。

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うんうん。予想通り。

熱々、うまうまとピザを頬張る夫と私。
ちなみに、具はエリンギとジャガイモ、ハムにマヨネーズソースというシンプルな構成。ハムの塩気がちょうどよく、大変に美味でした。


三切れ目。
私は左側の二切れを食べれば良いよね〜と思っていた。



そのとき事件は起きた。


先に二切れ目を食べ終えた夫が手を伸ばした三切れ目。

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んんん???


あ、あれ? そっち食べるの?
うむむむむ……?

あ、そうか
こういうことか↓↓

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これならまだわかる。
手前が自分のテリトリー。向こうは夫のテリトリー。
うんうん。

自分に言い聞かせながらピザを頬張る私。
ただ、こうやって自分を納得させつつもまだ安心できない自分がいた。

こういうとき、大抵自分の思惑は外れる。
6年一緒に住んでいるがゆえの勘のようなものが働いていた。


そして夫が四切れ目に手を伸ばす。
夫「僕これでさーいご!」

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やっぱりぃぃいいい!!!!



期待を裏切らず予想を裏切ってくる夫。

私の感覚では、夫が手を伸ばした四切れ目の場所はもはや私のテリトリーなので、「なんでそうなる!?」と思わずにはいられない。

でもまぁ、ちゃんとお互いに四切れ食べているので何も不平等なことはありません。でもなんだろう、、この感じ(・н・;)

と、夫には何も言わず四切れ目をもぐもぐしながら考えたのですが、途中で閃きました。
そうか、夫はこういうイメージだったのかなと↓↓

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最初の一切れめを起点に反時計回り。
確かに綺麗かつ分かりやすいわな。うんうん。


大皿料理を分けるとき、人はそれぞれに自分の中でのルールというか思想のようなものがあると思う。
だけど、その理屈はあくまでその人だけに通用するものであって。
人が変わればその理屈は全くもって別物もになりうるし、それぞれに良い悪いはないんだなぁ〜

ていうか、自分ルール、自分の理屈・思想って別に大皿料理の取り分けに限った話じゃないよなぁ〜〜〜


ということぼんやり考えながら食後のアイスコーヒーをすする昼下がりだったのでした( ˘ω˘)

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