36.7℃の恋

「36.7℃の恋」 

思いきり切った髪も気づけば風に揺れてる
思い出は美しいままなのに
忘れたいわけじゃない
だけど 思い出すのも苦しい
どんなに時間が過ぎても 

「もしかしたら」を沢山集めても
何の役にも立たないし
ねぇ、どこで 間違えてしまったの? 

宙に浮いたままの この気持ちを
持て余してる 微熱みたいな恋もいつかは
本物になると信じてる
きっとあたしこの世を去るその時まで
ずっとあなたの面影追い続けるのね 

隠れ家みたいなカフェの窓際の席
二人の思い出に今は知らない誰かが座ってた 

二人の特別もそんな風に他人の色で
塗り替えられてしまうから
ねぇ、いつか忘れてしまうの? 

宙に浮いたままの この気持ちを
持て余してる 微熱みたいな恋もいつかは
本物になると信じてる
きっとあたしこの世を去るその時まで
ずっとあなたの面影追い続けるのね


きっと愛し方はひとつじゃないよね
さよならから 揺られ続ける日々の中で
この世界の片隅から
ずっとあなたの幸せ願い続けてる
いつか他の誰かを愛したとしても 

なんて 見え透いた強がりだよね
本当は生まれ変わってもまた出会いたいと願ってる
あなたが全てを忘れてしまっていても
必ずあなたにたどり着くから
何度も記憶を拾って逢いに行くから

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