《歌詞》旱星

作詞・作曲 鈴音

ポケットの中 握りしめていた
ボロボロになった いつかの憧れ
捨てることも 歩き出すことも
選べないまま 季節は巡っていた

夏の夜風が奪っていった
この街がくれた温もり
一度だって忘れたことは無いけど

あなたがいれば
失くしたもの失くしたままでいいと
今なら分かる
あなた以上に失くせないものなど
ひとつもない

この胸を 引き裂いた過去が
あなたに辿り着く プロローグなら
受け入れよう 背負っていけるよ
強くなれたの あの頃よりずっと

夏の手前 ぬるい雨に
打たれて温もり手にしたら
涙の夜越えていこう

迷いの中で選んでいく幾つもの別れ道を
振り返る日は今日のあなたに胸を張れる
自分でいたい

どんな時でも
一番の味方でいるとくれた言葉に
生かされているよ
どんな暗闇も晴れてく

何百光年先の旱星夏の夜に輝いて
明日へ導くように
あなたの道を照らせる光で在りたい

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