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2024年のはじめに


優先度

「優先度が高いものから着手しよう」
当たり前じゃんと思ってた。

昨年の後半に「7つの習慣」を読んだ。優先と緊急は違うってこと、言われるまでごっちゃにしていた。

優先度が高いとは。
緊急と似ているけど、緊急はとにかく早く着手して一刻も早く終わらせないといけない。だから優先と緊急は違う。時間という面から考えると、優先の時間は多くの時間を割り当てるという意味だろう。

優先にはお金がかかわることもある。他の案件よりもコストをかけても良い、とか。

7つの習慣の中で1番響いたのは、「優先度が高い」は「必ずしも急ぐ必要はない」ということだ。私は速やかに手をつけて早く終わらせることを優先と考えていた。何故かいつも気持ちが前のめりになってしまう。

今の私にはコンセプト活動やコンセプト持ち物を考えることは優先度が高い。でも、別に急がなくていいんだ。そのことに気がついて少しホッとした。時間をかけて、ときにはお金もかけて温めていけばいい。2024年は前のめりにならないように、じっくり自分に向き合おうと思う。

日本画の動物たち

書店の美術本コーナーでふと目に止まった一冊の本から日本画に興味を持った。

パラパラとめくると、動物を描いた作品が登場する。蘆雪のつんとすました雀や、応挙の、ふわふわで思わず撫でまわしたくなる愛くるしい子犬たち。

正統派の🐶も、マンガっぽい🐶もみんなかわいいくて、絵の中に入って犬にまみれたくなる。

日本画と洋画の違いは何だろう。
日本画かそうでないのかは絵を見ればわかる。とは言え説明することはできない。

読み進めるうちに、絵の具が違うだけでなく、絵を描く土台が違うことを知った。日本画はふつう紙か絹に描かれる。絹は紙よりも滑らかに描け、乾いてからも潤いのある表情を見せる、とある。

紙に描かれた絵と絹に描かれた絵の、表情の違いとは。それは実物を見てわかる、感じること。
可愛い動物たちの実物をぜひとも見に行きたい。乾いた迫力が自慢の🐶と、しっとりツヤツヤの🐶を見比べてみたい。

いや、別に🐶でなくても良いのだけど、素材の違いになんて着目したことがなかった。ああ、山水画だね、達磨さんだね、くらいにしか見えてなかった。鑑賞の楽しみがひとつ増えたことはとても嬉しい。

自分で日本画を描いてみることはハードルが高いのだろうか。本の後ろにおすすめの画材が紹介されている。固形水彩絵の具と同じような、パレットに収められた顔彩という絵の具が🎨載っていて、これなら手軽に始められそうだ。本のタイトルは「江戸絵画お絵描き教室」。チャレンジしたら楽しいかもしれない。

春はとびきりのスカートを探したい

この冬は何故か黒いボトムに手が伸びなくて、ついでに暗めのタイツも履きたくなくて毎日パンツで過ごしている。ソックスでスカートを履ける暖かい日を待ちわびている。

私は春になったらどんなスカートを履きたいのか。あれこれ考えている今も十分に楽しい。

形はフレアーがいいな。あまり広がらず、体に沿うような、下へ向かう重さが欲しい。動きに合わせて裾が揺れるエレガントなデザイン。

色は白か、春らしい明るい色も良い。春のブルーも素敵だと思う。先日春のイメージで購入した(春物と言いつつ今日も着ている)、マリンブルーのボーダーカットソーと合わせる妄想をしてみる。同じマリンブルーや白、クリーム色やミモザの黄色。初春の、景色にまだ色がない時期に出てくるミモザの姿の頼もしいことよ!

ボーダーと合わせるから、柄はなしで無地。生地の織り方でできる柄や同色の刺繍ならあっても良いかも。春になったらと言いつつも、できれば3シーズン着用したい。セールが終わってお店の景色が変わったら、季節のパトロールに出かけよう。


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