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地獄旅 高知〜八幡浜 謎の四国新幹線!

※この状態で数ヶ月放置されてて鬱陶しくなってきたので一旦公開。気が向いたらキャプション書いたりつづき書いたりします…なんか重厚長大になりすぎると人間やる気が激減するね。

新しい旅の始まりはいつも、期待と不安が入交昭一郎…

東京駅のカレースタンドアルプスでカレー食って。

水分摂取と体温下げデバイスもぬかりなく。
氷ドリンクを一本調達しておくのが最強の夜行バス高気温対策かもな。

あっというまに、ここは徳島…

しかしここも今日は、通過点に過ぎない。

東京の立川に比べるとだいぶ野性味が高い。タジカワなんだ。

バスはいよいよ目的地、終点へ。たどりついたは…

到着!南国土佐!!
それではさっそく、南国土佐を後にしていくぜ!!




スポーツ車いすかしら。形が複雑。

駅です。サイバーです。

路面です。乗りたいですよね。

我々が乗るのはこっちです。土讃線とかそんな漢字の名前のやつ。

菌が繁殖している。

時間がないし、適当におにぎりでも買っときゃいいかと思ってた。

まさか駅の売店に田舎寿司の扱いがあるとは!いいぞ。
ミョウガ、しいたけ、???(なんだか忘れた)、ナス、蒟蒻のおすし。みょうがの甘酢のおすし好き。関東でも手軽に食べれるといいんだけど…谷中の「茶きんと上方寿司 宝家」のパック寿司で食べてからはまってるんだ。

いざゆかん。四国の川…うつくしい。

頭首工かなんか。いいよね。

乗りついで、どんどんディープ四国へ…

手作り感。

夏感高まる。

アーイイ…

全てが、美しい…ひたすら、「きれい」しか言うことない風景が続きます。

こういうところでのんびりすべき、なんでしょうね。

地獄のさだめにお尻をあぶられている悲しさよ。ただひたすら、車窓に揺られ流されていきます。ローリングストーンには四万十の海苔が生えぬのだ。

地獄旅名物、まったく旅先の特別感とかないそのへんの風景。

木の枕木の合間に草。ひなびている。

今回は初日冒頭に明確な目的があり、下調べの上でこの行動を取っています。

一つ、四国の奥地に潜むという、幻のニセ新幹線を発見すること。

一つ、鬼の名を冠した自治体、鬼北町にあるという鬼の像を目指すこと。
なんとかなんだろ。頼りは東京の四国アンテナショップで見た観光パンフレットの記憶だ。

そうこうしているうちに、問題のニセ新幹線こと「鉄道ホビートレイン」が走るという予土線の駅が近づいてきました。

窪川駅。ここに…

ウワーーーーーッ!!!!!

いた!いきなりいたよ!

目的地もウワーッ島!!

裏面は普通の電車だな…と思ったら、恐ろしいことに…実際はこちらが正面となって走るのだとか。新幹線フェイス…擬態型じゃん。(逆方向に進むときはちゃんと新幹線フェイスが正面になるらしい。方向転換ができないんだ、かわいいね)

…初めから駅に目的のブツがいたもんだから、発車までだいぶ時間が余っちゃったな。

とりあえず、いつものをあれして。全然上手にならないね。

駅前でも散歩しましょうか。

…ビデオ、まだ現役なの?

駅前の観光地図にも存在している怪しいあいつ。

アートスポット。

アートだね。

ゆる夏 山キャン いいたいことははっきりいいたまえ

極彩バス。

乗ろう。

いいベンチ。

いい駅舎。こっちも乗りたかったね。

ナック喫茶!?


いい文字の看板が多いな。

水が超きれい。

群れて泳ぐはなんじゃろな。鮎かなんかかしら。

あたりや。ゲーセンかな。

スナック黒ちくび

謎の看板が押し寄せてくる。

思った以上に過激なる町だ。深まる困惑、豊かなコクと香り。

銀行のポスター。たぶん名のある漫画家さんの絵だろうな。すごうま。

野生の漫研。機会があったらシャッターアート、自分も描いてみたいなあ。
どっかのクラファンとかでシャッターに絵を描く権利売り出してくれないかしら。

金太郎夜市の桃太郎醸造元。ややこしい。

ちょっと素敵そうな瓶だな。

放浪は、つづく…

なんか謎解きイベント感のある星座の壁。ブレスオブワイルド感。

知らない地元のスーパーへ。

ペコちゃん脊髄剣。

奴と急募。

なんか山の中っぽい風景だけど魚市場的なのもある。









大都会。味天狗。

ソニー。

このロゴの羅列、すごいわくわく感。

なんとなく心に痛みを感じるドラマのある言葉。

駅に戻ってきた。

しかし列車本数少ないな。四国九州、普通電車の旅は困難な土地。

以前このルートも通ったことがあるけれど、今はDMVとかいう珍のりものが走ってるというから機会があったらまたこっちもいってみたいな。

時はきた、再びホームへ。背後側は赤ランプになるのよね。攻撃色だ。

一日目のスタンプが、押された…

車両内には鉄道模型が展示されている。
…ここで、列車発車直前に謎のドラマが発生。
おそらくこの列車に乗るために遠くから来ただろう一家の子供がガン泣きを初め、「この列車に乗りたくない!」とダダをこね始めたのだ。
あまりに強烈な泣きっぷりに、困惑しつつも予定変更を決める一家。
…大丈夫?この駅…一日何本列車来るのかな…??帰れるのか???

若い少年の未来に幸あれ。

やっていきます。
この車両、運転手さんが出発時に声出ししながら出発とか運転の動作とかするのね。すっごいマニア向けのサービスに感じる。

なんかいい感じがするような感じがする。

しかしマニアではないので、ゆるりと風景を見ながら、進むのみ…

マニアックな列車、ときどき車内イベントがあるのは目新しくて楽しいかも。乗り始めてしまえば、ただの列車ってことはよくあるから…

異常なほどの水の綺麗さ。

大正。あちこちに明治大正昭和平成みたいな駅名や地名があるんだろうね。

単線名物、列車すれ違い休憩。

と思ったら大正の隣が昭和じゃねーか!

しかし思った以上に絵になるな、こいつ。

例によって時間もたっぷりあるし、フリーパスなので。

駅前を散歩します。大正美人の会。どことなく70~80’Sの香り。

否応無しに観光ムードの駅なのだ。

かっぱ。

スタンプあるじゃん。なんか怖いコンセント。

もう叶った願いを書いていく。さらに楽しくなっていくというのかよ!

1974年。

通路の先に…

壁画。

かわいい

うちゅう部だと思ったらゆうちゅう部か。
謎の部活、うちゅう部に入って変人でマッドだけどなぜか自分に好感度MAXの眼鏡の先輩に振り回される、そんな青春をおくりたかった。ゆうちゅう部を目の敵にする美人の生徒会長とかいるんだろうなあ。

シンメトリー夏。

列車まで戻り、スタンプ帳をもってきました。

すごい昔から変わっていなさそうな駅の風景。

ようやくすれ違いの列車が来たか…

ってなにこれ!トロッコ列車じゃないか!いいもの見たなあ。

ぼんやりしています。

ずっと「風景がいい」以外に書くことない時間が続く。

ちなみに、車内から見たニセ新幹線のノーズ部分はこのようになっています。

スターウォーズのコクピットみたいな妙なレトロフューチャー未来感があってよいですね。横に伸びているパイプ状ディテールは、ライトを通す管です。ハリボテですね。


なんかバスみたいなドア。

また休憩。

この列車も、もうすぐ見納めか。

名残惜しいが

次の目的地が

近づいているのだ。
というか、着いた。

ここで降りる、ここが目的地。初めからそう決めてはいたものの、さきほど見た時刻表の列車本数を思い出し若干の不安は感じている。とにかく、旅の目的のひとつ、ニセ新幹線とはここでおわかれ。
さらばだ、友よ…


出目駅。謎めいた駅名だ。
ローカル線、よほどのことがない限り途中駅で降りる人なんかいないんですよね。毎回不安になるこの瞬間。
しかし、こういうところにしかない謎の体験が、あるものなのだ…

闘牛大会の告知とか。

めちゃめちゃ時間があるはずなので、目的外でもぶらついてみるか。

きょうも密なの。

君も持ってる!ユガミ趣味 きみのはなんだい ぼくのはこれさ

あっ

数少ない貴重な列車が…逆方向とはいえ、緊張感がある。
一本列車が去るごとに、破滅が近づく…

なんだこれ。海洋堂ホビートレイン…
かっぱうようよ号!!

絵に書いたような飛行機雲。下に見えるは、重機置き場?

地図上では、ここになにかが…

ウワーーーーーッ!?

アフリカ民芸キツネリス!!!!

お前も俺たちの一員にならないか。

あっ!なんかでっかいおっさんもおる!?

バス停のネーミングがどうにも不穏なんだよ。

あさりよしとお。

マニアックなチョイスだ…

全体のたたずまい。
…お前はここで 何も見なかった いいね

さて、道の駅に向かいます。ここが今回の、もうひとつの目的地。

おに!
この紀北町の道の駅には、海洋堂製のおにの巨大スタチューがある。
そう聞いて、なんとなくここまでやってきたのです。
映えをもとめて、無人駅…

ここか…む?なんか変な柱が

お前!こっちにもいたのか!?

HYLICSめいた内臓感覚あふれる有機的ロゴデザイン。

美食の鬼!!

おにだ!DEKEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!
…なんだ?キジが乗ってる。鬼を支配しているのか?

あ、食材の方でしたか…

…あれ?奥さんのセクシー鬼の像がないぞ。
写真はあるのに…どういうことだろう。

…えっ?男鬼と女鬼、2つの像はそれぞれ別の道の駅にあり…その間、距離20km!?いやまあ、こんなとこみんな車でしか来ないから気にもしないんだろうけど…こちとら公共交通機関だぞ。

穏やかじゃないわね。

こういうとき、慌てたほうが負けなんだ。
慌てようと慌てまいと負けは負け、そういうこともある。
少なくとも行きのバスはあるのを確認したんだ。
行くぞ。待ち時間に腹ごしらえしよう。

ベーコンエッグ丼だ!

おいしいんだけど、なんか「雀荘メシ」の超ゴージャス版って感じのビジュアルだ。

こんなんあったんだ。しかし移動先で名物があるかもしれん。食用ほおずきは食べたことあるからここでは見送っておこう。

宅急…急?なんか簡体字みたいな異世界感が生み出されてる。

さっきから看板やポスターがいちいち人生をえぐってくる。

車もバスもこないときにこのアングルの踏切写真取るの好き。
なんかおしゃれなブロック敷きね。

バスの本数は十分だ。
最悪の展開でも、今日中に宇和島の町までは到達できるだろう。
宿のことはそのあと考えればいい。
そもそも、どこまで行けるのかもまだわかっていない。

忘れられたる、巣立ち後の家…

暇。

バス亭、本当に来るのか確信が持てない怖さがいつもある。
本当にこのバス停は生きているのか?時間過ぎて来ないこともざらだしね。

来た…

地方インフラ維持も大変だよな…みんなが積極的に使ってるわけじゃないけど、これがないと町が干からびていく。のりものにかかった呪術が町を維持しているのかもしれない。魔力をはこんでいるんだ。

あっというまの20分。ここからは歩きだ。

絵画的で美しいマンホール。すごい凝ってるデザイン。

この門みたいなのが道の駅なのかな…?

あっすごいでかい看板出てた。

柚鬼姫!セクシー!!アンド、キャラの顔隠しちゃなんの意味もないからってんで背後霊みたいな中途半端な位置に穴の空いた顔出し看板!!
顔出し看板、コンセプトの根本に破綻があるんよな。

旅は、果たされた。
初日の昼に、終わった。

あとの問題は…どうやってここから、帰ればいいんだろう…

もはや特別な目的はない。スタンプ押してくべ。

スタンプバージョン。ちょっと顔疲れてるお母さん。

イラストバージョン。ゆるーい。

あっ ああっ
鬼灯ソフト、食ってくればよかった!

死んだ顔出し看板だ。スプリンパンのお母さんみたいになっちゃうね。

謎の柑橘のあのあれを食べます。

しかし、柚鬼媛のグッズがほんのちょっとしかないんだよな。おまけに肝心の実物の写真つかってない。なんか出してくれてたらよかったのに…

うまいって聞いてたみかんゼリー飲料。みかんをそのまま液体にして吸引してる味がする。

若干怪異感のあるかかし。

正直、食べておみやげ買って像見て以外にできることもなくバス停へ。
まだ時間があるからバス停数個分歩いて路上観察しようとしたら…わらじが!

この地方の道切り(集落の出入口等につるし、『よくないもの』が通れないようにするまじない)らしい。ここは道の駅の観光客が散歩するようなとこでもないし、ほんとうに生きてる文化として有志により保存されてるんだろう。いいものを見れた。

なつだね

あついね

!?

宮古島まもる!宮古島まもるなのかい!?
久しぶりにこのタイプの人形みた。
蜘蛛の巣かかってた。

ヘルメットには、みのむしまで…

いいツーショットだ。

飛び出すチャンスをうかがっている。

風来坊。いいロゴ。

川べりに降りられる小路があった。

きもちよし。

再び歩く。

(墓石 投げ捨て)

佐倉惣五郎みたいなかんじで義民伝説の残る地であるらしい。

日陰で涼む。熱中症はこわいもの。

そろそろ路線バスがこちらを発見できるよう、なんらかのバス停の近くにいるようにしないといけない。ここからさらに1時間ロスするわけにはいかない…

生々しいゴミの絵。ゴミの絵って、かえってゴミを捨てたい気分を盛り上げないだろうか?っていつも疑問に感じている。

かっこいい水門。

ついた。バス停だ。再び、大移動の世界へ…

調べたところ、さきほどニセ新幹線に乗ってきた出目駅に戻らずとも終点までバスにゆられていけば宇和島に到達できると判明。これは大きい…大都市に出られればあとはどうとでもなる。
というわけで、宇和島駅前です。

SLが!

牛だ!

謎の現代芸術が!

別のところには布で包まれた謎のどうぶつヘッドが。
たぶん駅の展示品ですね。修理中かなにかなのかな。

余談。このあと判明したのですが…なんとこの町、翌日から「うわじま牛鬼まつり」という大きな祭りが開催される予定だったとか。地元勢に「お祭りが目当てで宇和島にいったんじゃないんですか!?」と驚愕されるという…予備知識なしで旅すると、こういう恐ろしいことがおきます。

しかし、そう考えると当日宇和島の宿は満席orお高くなっていた可能性もあるわけでもあり。この選択、正解だったのか、不正解だったのか…とりあえず、だいぶ時間も稼ぎ出したしまだ日も高いので放浪する気まんまんの午後。写真はかっこいいロゴです。

18きっぷを使って改札内へ。
…あれ?

ニセ新幹線!おまえと再開できるとは。
もうちょっと後の時間に、また窪川に向けて旅立つのでしょう。

ラッピングされた観光ローカル線。

みきゃんを筆頭としてさまざまなご当地キャラたちが…

全裸中年大王!?全裸でラーメン食ってる、熱くないのか?

すごいいろの機関車。

謎の機械。

ガソリンスタンドにあるような給油機だった。ディーゼル汽車も車みたいに油を入れるのね。

なんかやたらごついスタンプ台。

すごいきれいにスタンプできた。未来のスタンプ台すぎる。

ぼんやりしてる。

ここにも牛鬼…

果物人間が…肉食ってる!!

ゆるキャラ、同デザイン色違いのライバル登場しがち。

車内へ。

…お前を見ているぞ

初期グランセフトオートみたいなご利用方法図。妙なリアリズムね。

けっこう歩いた。疲れた…ここから暫く、眠ろうか…

とおもったら変なものが車窓から見えて飛び起きる。

ウワーッマンモス!?異様にできが良いぞ。

なんだったんだ…

…寝そびれた。

少し日が落ちてきたわね。

ここは 八幡浜の 駅だぜ。

半裸中年男性の故郷だ。

ちゃんぽんね。んー…晩飯、麺か?

ちょっとそれはそれで物足りないか?
とにかくまずはスタンプ…

下半身が隠れてると完全に全裸中年だな。シュレディンガーの露出だ。グッズを購入。

だいたい四国の右上のはじっちょあたりてす。

突然の犬睾丸俳句。

カッケーガソリンスタンド看板です。

…なに食べるか決まらないな

謎マシーン!バイオの力だ!

できるん。…あれ?

なんでこんなところに筐体が。

とりあえず晩飯の方針が立たないままスーパーでローカルフードを買います。海辺の町は地元のチクワ店があるのがいいよね。みかん水気になる。

(思えば、ここで弁当でも買っておくべきだったのだ…)

いか。

虚無とジェリー。

ここだけ絵柄の違う金太郎。

インターネット屋さんだ!

明治橋。

昭和通りから見た明治橋。

昭和通りを挟んで明治橋と反対方向にある大正湯。ウオーッ銭湯!疲れが…溶けていく!

景品入のガチャがあったので回してみた所…「当たりでーす…この賞は…ヴッ」と番台の人が口ごもる。いったい何が当たったのかと思ったら…次回入浴無料券。「えーと、お客様、どちらから…」「…千葉です…」
ま、まあ、また来るかもしれんしね。

すっかり暗くなっちゃった。

このへんで問題が発覚。恐れていた事態が…

…田舎町、夜早すぎ。
晩飯に暗雲が立ち込めてきました。

いい文字撮ってる場合か!ごはんを!!

…ってもう、いまさら焦ってもね…

超coolな看板のねりものやさん。

アンアンアン とっても大好き スヌーピー

もうだいぶ諦めムード。

せめて…スーパーがあれば…
もう駅まで戻るのもだるい距離…
この近くにスーパーが…

ン゛ョハー!?ン゛ョハーなのかい!?

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