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イギリス発祥のアサーティブな思考法

こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。

普段は「Aoneko Lab」というサイトに記事を投稿しています。

今回は、アサーティブネスという考え方について綴っていきたいと思います。

アサーティブネス(Assertiveness)は、英国の心理学者、文学者、教育者であるアン・ディクソン(Anne Dickson, Ph.D)が第一人者として知られております。

アン・ディクソンの『A Woman in Your Own Right』は、アサーティブトレーニングの基本文献として世界中で読まれています。

これまで筆者は、自分の気持ちや意見を伝えようとするときに、自分を卑下しない言葉や相手を傷つけないものの言い方って何だろうと、考え続けていました。

アサーティブネスは、そうしたコミュニケーションの理論と方法です。
筆者自身、アン・ディクソンの『A Woman in Your Own Right』に出会えたことにより、自分の気持ちを上手に伝えられたり、はっきりと"No"と言えたり、自信をもって発言できるようになりました。


アサーティブネスは、「どういえば相手によりよく伝わるか」という、伝え方のスキルでもありますが、本質的には、相手とどんな人間関係をつくりたいのかという、自分と相手との向き合い方を考えるものです。

ここで意識してほしい点は4つ、1) 誠実であること、2) 率直であること、3) 相手と対等であること、4) 自己責任をもつことです。

アサーティブネスの思考に出会ってから、筆者は、自分の気持ちに噓をつかずにありのままの気持ちを具体的に伝えることができるようになりました。



アサーティブネスに出会って批判に強くなった

どんな人でも、一度や二度は、誰かに何かしらの批判をされた経験があると思います。それは、小さな指摘から、生き方や性格、人格にまでおよぶ辛辣な批判まで。そして、総じて私たちは批判に対してネガティブな感情に巻き込まれてしまいます。

筆者もこれまで批判されるたびに落ち込んだりしていましたが、【相手からの批判=あなた自身ではない】という考えを持てるようになってからは、相手の批判を怖がらずに聞くことができるようになりました。

また、容姿や人格などを批判される場合があったとしても、自分の基本的な権利には、たとえどんな人でも、土足で踏み込むようなことはさせないという姿勢でいれば、毅然と対応することができます。


批判は成長のチャンス

相手があなたに、あえて何かを言ってくるのは、少なくともあなたに何らかの関心があるということです。言い換えれば相手はあなたに期待をしていて、期待が裏切られたときに怒りやイライラをともなう批判になるのであり、決して、あなたを攻撃したいから批判するのではありません。

このような捉え方ができれば、「この批判はもしかしたら自分にプラスになるかもしれない!よく聞いてみよう!」というようなマインドになれます。

相手の話を聞こうとすること、自分に向き合うこと、そして、そこで何が問題になっているのかを見つめること。批判は成長のチャンスだと思います。


希望に向かって歩こう

アサーティブネスは、自己信頼を高めることもできますし、自分の人生の目標設定をする際の道具として使うこともできます。

アサーティブネスに生きるとは、自分のために何かを選択して、主体的に行動をおこすことを意味します。

アサーティブネスの4つの柱、1) 誠実であること、2) 率直であること、3) 相手と対等であること、4) 自己責任をもつことを意識して、筆者は今日も挑戦し続けます。

多少失敗してもいいし、間違ったていい、新しい一歩を踏み出すことが大切だと思っております。

アサーティブネスの思考に出会えたことで筆者の人生は大きくかわりました。アサーティブネスに感謝です^^


参考文献

本記事の執筆にあたり、アン・ディクソンの『A Woman in Your Own Right』、『それでも話し始めよう アサーティブネスに学ぶ対等なコミュニケーション 』に加えて、イギリスでアサーティブトレーナーの資格を有した森田汐生さんの『あたらしい自分を生きるために―アサーティブなコミュニケーションがあなたを変える』の文献を参考にさせていただきました。



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