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スプラで言われてる「強いブキを持ってすぐXに昇格し、Xで持ちブキに変えて練習した方がいい」はどうなのか?

みなさんこんにちは。

今日は「強いブキを持ってすぐXに昇格し、Xで持ちブキに変えて練習した方がいい」という説について解説します。

聞いたことがある言われたことがある人はいるんじゃないかなと思います。

有志で合議的に議論してまとめたことではなく、いろんなプレイヤーを観察してこういうことだろうとまとめました。(したがってこれが正しいと言い切るつもりもないですし、違う意見や解釈の余地も十分にあります)

Splatoonを上手くなるってどういうことか言語化できる?

みんな自然にやってることなので言語化や整理ができてないかもしれません。

上手くなると言うのは大きく分けると2つに分けられます。

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基本的には「対面の強さ」+「ルールに勝てる」がSplatoonの上手さです。

細分化するとそれを支える項目はこのように増えてきます。(あくまで一部一例など)

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まぁ見ていただいて気づいたと思いますが、上手くなるには項目やポイント、覚えなきゃいけないことが実は多いんですねー。

ルールはナワバリ含めれば5つありますし、ステージは23種類あります。でルールによって重要な地形やルート、激戦区、ルールに特化したコツやポイントなどあります。かっちりきっちりやろうと思ったら、ガチマだけでも4ルール×23ステージで実質92ステージ覚えて慣れて体得しなきゃいけないんですね。

Splatoon上手くなるというのはたくさんあるコツやノウハウを覚えて慣れて体得するのとほぼ同義。


一度に全部覚えていく慣れていくのは実は大変

覚えなきゃいけないこと慣れていかなきゃいけないこと体得しなきゃいけないことが多い。

で発想を変えた人がいるんですね。

これ全部一度に律儀にやらなくてもよくね?と。

どういうことかというと「強いブキを持って対面の学習コストを軽くすればよくね?」と判断した人たちがいるんです。

そうするとこうなります。

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強いブキを持つと一部の項目で楽になる、短縮しやすくなるんですね。

注がなければいけない集中力や学習コストを節約して、他の項目に注げるようになります。または全体的な負担が減る。


上手くなるのに特に重要な項目がある

それは「プレイスピード」です。体感速度だったり判断の速さだったりエイムを合わせるのに要する時間だったりします。

例でいうと

ウデマエCだとマップを開いて「今何をしなきゃいけないのか」を判断するにもマップを見続けて約10秒要する状態のプレイスピード
ウデマエXだとマップを開いて「今何をしなきゃいけないのか」を判断するのが一瞬で終わる。マップを見てる時間は約0.4秒のプレイスピード

まぁ…マップをそんなに早く見れるのは反射速度ではなく”今どういう状況で何を警戒・確認しなきゃいけなくて”、”何が見える範囲になくてマップで確認しなきゃいけなくて”、”マップのどこを見ればそれを確認できるのか”が全て整理できてて分かっているから、その早さで確認が可能になっています。

プレイスピード=体感速度とまでは言い切れるものではないですが、統合的に見ればだいぶ近いです。

プレイスピードが上がると、「対面の上手さ」も「ルールに勝てる」にも影響します。それぐらい超重要な項目で汎用性があります。

他の人が1つ判断して行動するのに2秒かかってるところを、自分だけ1つ判断して行動するのに0.4秒だとすると、自分は5つ判断してアクションしたり確認できますよね。

というわけでプレイスピードはとても重要な項目なんですけど、一つ難点があるんです。

レベルの高い環境に自らを置いていないとプレイスピードが上がりにくい。(必要性を感じてないから)

逆に言えば、周りのプレイスピードが早いと自分もプレイスピードを上げる必要があり、自然と磨かれて早くなりやすい。(このプレイスピードは個人差の限界や上達速度があり、あるレベル以上に到達できない人もいます)

「さっさとレベルの高い環境に自らを持っていって、重要項目であるプレイスピードを上げた方がいい」という考え方があるんですね。


強いブキを持ってXに昇格して、持ちブキを変えるとどうなっているか?

平たくいうとこういう状態になっています。

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覚えなきゃいけないこと慣れなきゃいけないこと体得しなきゃいけないことがだいぶ減っています。

重要なプレイスピードも既に鍛えられてて上がっています。


強いブキを持ってすぐXに昇格した方がいいと言われてる理由は

・一度に覚えなきゃいけないこと鍛えなきゃいけないことの負担を減らして効率よく集中力や学習コストを注ぐため
・プレイスピードはレベルの高い環境でこそ上げやすく、プレイスピードを上げたら持ちブキを変えても腐らず対面やルールに勝つために必要な重要な項目であるため
・持ちブキ以外の他のスキルやノウハウが習得されているので、持ちブキの習得や練度を上げることに集中しやすい

などが考えられます。

デメリットは

・持ちブキの習得、練度を上げるのに一旦回り道になる
・鍛え上げるのに時間のかかるブキがあるので、強いブキを持ってから持ちブキを持つやり方が必ずしも早いとは言えない
・強いブキで遊ぶのが楽しくない人はこのやり方だと苦痛になりやすい

など。


「レベルの低い環境で全部律儀に覚えて一つづつ段階を上げていって体得していくよりは、さっさとレベルの高い環境に到達し、そういう環境でないと磨き上げにくい重要な要素であるプレイスピードを鍛えて、その後持ちブキだけに集中専念できるやり方をやった方がいいでしょ」というのが色々言っている数多のプレイヤーたちを観察して得られた趣旨です。

そういう風に見えるというまとめになります。

人それぞれのやり方があるので別に言い切るつもりもどちらがいいということもないと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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