#記念日タグのすゝめ

ハッシュタグとは、言葉やスペースの無いフレーズの前にハッシュ記号(番号記号)、#を付ける形のラベルである。
(wikipedia"ハッシュタグ"ページより)

へええ、ハッシュって番号記号のことだったんだ。知らなかった。またひとつ賢くなってしまった。
そんなわけで、今日は数あるハッシュタグの中でも、記念日タグに参加する意義についてオススメしまくりたいと思います。もうね、たくさんの方に参加してもらってこそですからねこういうのは。
イラストに限らず、色んな創作者全般に通じるお話のつもりです。

記念日タグとは?

まあ勝手に私が記念日タグと呼んでいるだけなのですが、端的に言うと#発売〇周年記念日だとか、#〇月〇日はほにゃららさんの誕生日だとか、良く見ますよね?あれのことです。
他にもバレンタインデーとか、現実のイベントのタグも入れて良いと勝手に思ってます。

この記念日タグ。特に東方projectは物凄い数のタグがありますよね!
東方記念日』とでも検索してみるとすぐわかると思うんですが、各キャラにわかりやすい記念日である誕生日が存在していないのが逆に功を奏している(?)のか、語呂合わせやら様々な要素から無理y…もとい、工夫されてとんでもない数生まれています。
4(し)10(っと)の日で4月10日はパルスィの日とか。うまい。
夢の日で6月10日はドレミーの日とか。なるほど。
ちなみに何故6月10日が夢の日なのかと言うと、む(6)ちゅう(10)の語呂合わせ説と叶うという字に10が入ってるから説があるからだそうです。
元の記念日の考え方が元々ダジャレみたいなものなので東方記念日が増えていくのも当然と言えるでしょうね。いやそうか?

大体の記念日タグは一年に一回が基本ですが、中には毎月七日はルーミアの日だとか、毎月11日は11点の日のように、月毎に発生しているパターンもあります。よりコアなファンが参加している印象。
知名度や定着度の差はあれど、とにかく沢山あるんです。やばい。ほぼ毎日ある勢いです。とても把握しきれない。
恐らく全キャラにひとつは必ずあるはずです。推しがいる方は是非探してみてね。

流石に規模は違いますが、記念日タグは勿論東方に限った話じゃありません。色んなコンテンツ界隈で日々タグが飛び交っています。
個人的に好きな記念日タグは、ペルソナ3関連で使われる#約束の日というタグですね。これは3月5日を指す言葉なのですが、何故その日が約束の日と呼ばれるのか気になった方は是非プレイしてみてね!古い作品なので色々と不親切ではあるけれど面白いよ。ダイレクトマーケティングッ!

閑話休題。前置きがつい長くなってしまいましたが、ここから記念日タグに参加するメリットについて色々語っていこうと思います。

記念日タグに参加する利点

・お祭り感覚に浸れる

初っ端これとかふざけてんのか?と言われてしまいそう。ですが私は大真面目です!これが一番のメリットと言って良いと思います!
流石に毎月行われてるタグでお祭りとは言いませんが、一年に一回ともなると単純にレアじゃないですか?
だって、寿命が80年だとしたらどんなに頑張っても理論上80回しか見られないんですよ!
しかも悲しいけれどコンテンツそのものの寿命も考慮したり、そもそも自分自身が元気に創作していられる期間も限られてくると考えると…実は、もうあと数回見られればいい方なのかもしれませんよ?
あんまり悲観はしたくないけど、ある程度覚悟もしておかないと。そうなれば、今存在しているお祭りを存分に楽しむ!これがとっても健康的なことだと思えてきませんか?
勿論見る専も良いと思います。我々創作側は見てくださる方いてこそですからね。いつもありがとうございます。
でも、「毎年実は何か作って参加してみようか悩んでた」…なんて方がもしもいたら!あと数回しかないかもしれないこのお祭り、後悔のないようにしてもらえたらな、と!
現実のイベント全般にも同じことが言えると思います。全力で楽しんで生きられるように頑張りたいですね。私は大真面目です!えっへん!


・閲覧してもらえる可能性が増える

急に現実的な利点になりましたね…でも大事な事実だと思ってます。
Twitterやpixivって、色んなものを見たりするのにとっても便利なんですが…如何せん情報が流れてしまうのが早い!
頑張れる方は毎日キャラ名で検索をかけて収集に勤しんでいるらしいのですが、大半の方はそんなに頑張れないですよね。というか私は無理…
しかも検索したところで、そもそもでそのキャラ名を書かないで投稿される方も多いですからね。そうなるともうたまたま見つけることしか出来ない。
でもそんな方達も大抵はついつけて投稿してしまう。そう、記念日タグならね。
これにより、まとめて見やすくなるため閲覧機会がぐーんとアップ!毎日チェックはダルすぎるけど一年に一回くらいならまとめて見るか、という人もたくさんいらっしゃることでしょう!
タグの知名度が上がるほど検索にかけてもらえる回数も増えて、そうなると参加者も増えてさらに知名度が上がる。素晴らしい循環だぁ…。
参加者側も嬉しい、見る側も嬉しい素晴らしい利点だと思います。


・そのキャラ(作品)に触れるきっかけになる

あのキャラもいいよなあ。いつかなんか作りたいよなあ。なんて気にはなっていたけれど、つい別のものを作っていたりして無意識のうちに避けてしまっていた。あるあるだと思います。私だけ?
でもそんなとき記念日タグを見たらどうでしょう!どうせなら目の前のこいつで参加しちまえばいいじゃありませんか!人間、外的要因があった方が動けるってもんです。
先程のお祭り感覚のお話も思い出していただければまさに相乗効果!鬼に金棒!もう参加するしかなくなりましたね!
それに例え参加できなかったとしても、そのタグを辿って色んな情報を見るきっかけにはなれるし、別に参加せずともそこで気になったならその場で作ってみちゃえばいいんです。
参加すると楽しいけど、別にこだわる必要は無し!自由に開けている。それがタグのゆるい良いところです。申し込みとか一切ないしね。


・〆切を作れる

これ個人的にかなりポイント!!!人によるので重要度は下げましたけども。計画性の高い方にはぴんとこないお話かもですね。
作りたいものは沢山あるんだけど、どうにも〆切が無いとずるずる作業し続けてしまって、結局ひとつ完成させるだけでも長い時間を使ってしまい、作りたかったものがどんどん作れなくなってしまう…そんなズボラな方、いませんか?私です!私のことです!
そんな方に朗報です。記念日タグに参加するならその日に参加しないとですよね。つまり、その日を〆切と勝手に決めてもらえるのです!
まあ、正直最近の私は一日遅れで投稿していることが多いので何とも言い難い部分もあるんですけど…さ、三秒ルールだから!(?)
ただ逆に、ズボラな上に忙しくても一日遅れには留められるくらい強力な効果とも言えるのではないでしょうか。そうに違いありません。
私はこれをフル活用して、毎月の記念日タグに挑戦しています。今のところ14ヶ月連続で投稿出来ているのかな?私にしては快挙だと思います。
創作全般に言えることだと思いますが、技術というものは結局経験が一番ものを言うものなんです。勿論、裏では地味に絵の勉強もしたりしなかったりしているのですが、ちゃんと伸びる為には皆さんに見せるクオリティのものを作らないといけない。
でも私はズボラ!せめて毎月一回だけでも色塗りまでやったイラストを作らないと…と頭では思っていても、中々実行には至りません。
そこでこの記念日タグということなんですね。実は、私が普段参加しているタグは私が作ったものなので半ば自作自演でもあるのですが…作った背景にはこんな理由もあったんですね、というお話でした。

参加してみたくなりましたね?

長々とお付き合いくださりありがとうございました。
これできっとあなたも何か作ってみたくなったはず。なってくれえ!

でも、先にも書きましたが、結局タグの一番良いところは自由参加であることなのかもなー、と思いまして。
コミケ等とは違い、事前申し込みも必要なし。参加するつもりだったけどやっぱやーめた、してもペナルティも無し。何なら当日見かけて存在を知ったから慌ててやってみた、でも良いし。(私も何度かこれやりました)

とっても気楽ですね!なんだかここまで書いたのがアホらしく思えてしまうくらいです。
でも、以前知人に聞いた話なんですが。
『タグとかよく見るけど、素人の自分が参加するのは怖いし、邪魔したくないんだよね』
という方がいらっしゃったそうです。私、実はその人の為にこの記事を書きました。だって気持ちすっごくわかるんだもん!

私もとても臆病なへたれなので、こうして活動するまでは戦々恐々でした。投稿とか自分なんかが本当にしていいのか?と怯える毎日。
でも案外してみたら普通なんですよね!もうほんと普通なの!そりゃそうだ。これだけ沢山創作者に溢れてるんだもの。今更一人増えても変わらんわな!
でもやってみるまではわかりませんよね。人生ってそういうもの。

それにとっても厳しい現実を言いますが、たとえタグを利用しても技量(ここでは創作の技術やマネジメント力を含む)が無ければ大抵は埋もれます!
オイオイ、さっき自分で言った利点を覆すなよ!と言われそうですが、先も嘘は言ってません。あくまで普通に投稿するよりは閲覧機会が増えるのは事実ですから。勿論時の運も絡むので一概には言えませんけどね。
でも逆に言うと、それって邪魔してることにもなりませんよね。

何を偉そうにと思われるかもしれませんが、私自信痛感している事実ですのでご了承ください。

今のを見て、本音に「ワシは見てもらいたいんじゃ!」と思えた方は絶対そのまま投稿できます。貪欲に上手くなれると思います。
でも、ただただ参加するのが怖いと思っている方がいたのならば。それは大きな間違いです。見てもらえようが見てもらえなかろうが、参加した方を邪魔と思う人なんていないんです。
これを悲しいことだと受け取る方もいるでしょうけど、前向きに受け取れる方もいると信じています。
怖がらずに、逆に初投稿のほんの一押しに記念日タグを利用してやってください。いつかそれを普通のことだと思えるようになれるはずですから。

誰にでも開かれてて誰にも邪魔されない。それが記念日タグ。
どんな人にも様々なきっかけを与え、入口となる可能性を秘めています。


というわけで古明地さとりを応援する記念日タグ!#毎月11日は11点の日!!皆も参加してみてね!!!以上!解散!!

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