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個人的な今年のベイスターズ首脳陣評

ハナから結論を言うと僕はベイスターズの首脳陣は優秀な方だと思っています。正直トータルで見てダメだとは全く思いません。

無論完璧だとはも思いませんが、断言すると完璧な首脳陣など存在しないので個人的には大分満足しています。

なんでまぁ、優秀と思う理由とかを色々書いてみようと思います。

1 バント少ない

バント少ないだけでも個人的には評価高いです。別にバントがめちゃくちゃ嫌いというわけではありませんが。

山本祐大のバントだけは勿体無いかなとは思いますがトータルで見ると野手の犠打数が12球団の中でぶっちぎって少ないので個人的には靍岡コーチの入閣もあってバントの認識では他の首脳陣よりも大きくリードを取れてるかなと感じています。

正直今の横浜に攻撃作戦でストレス溜める人はNPB見れなくないかなぁとも思います。

2 リリーフ管理

一昨年は伊勢エスコバーの怒涛の登板に否定的な意見も多かったのは事実ですが(自分ももう少しは登板数減らせたとは思う)、一方なかなか試合展開的に投げざるを得ない状況が多かったし他に投げさせる選手がいなかったのも事実なので個人的には賛否どっちもって感じです。

ただ今年に関しては入江、上茶谷、ウェンデルケンの長期離脱や康晃、伊勢らの調子が上がってこない中で坂本、中川虎、徳山、京山、ウィックら新戦力を上手く運用して最多登板の守護神森原も60試合行かないくらいのペースで済んでいます。これは大原、小杉コーチの抜擢も結構効いてるのかなと思います。

また、中川颯の火消しや千隼のロングリリーフで中継ぎよりも苦しいくらいの先発陣をどうにか尻拭いしてギリギリ戦えている印象です。

3 そもそも優勝できる戦力は揃っていなかった

結局ここに行き着きます。野手はTAの稼働や梶原らの首脳陣がこうしていればああしていれば以前に戦力、特に投手の質も量も巨人、阪神、広島ら横浜と上位争いしているチームと比べて圧倒的に足りてませんでした。これはラミレス時代もそうです(ラミレス時代は逆に投手はいて野手が足りてないけど)。

去年先発の柱であった今永バウアーが抜けたことはもちろん既存戦力である濱口、石田健太、平良、大貫が低調であったり怪我で離脱を余儀なくされたり、シーズン中盤後半にローテ争いに食い込んでくると思われていた新戦力深沢、森下らは手術で離脱となると東、ジャクソン、ケイが頑張っていても当然苦しくなります。

なので、冷静に考えると首脳陣云々以前に戦力的な面で今年の優勝は不可能だったのではないかと思います。

来年以降、ドラフトやトレードはもちろんそれ以上に上記の既存選手達がどこまで底上げできるかで優勝できるかどうかが決まると思います。

まとめ

とにかく言えることは今年は投手がとにかく厳しかったということです。

この時期だと監督の去就やらの話が浮上しますがぶっちゃけ個人的には続投しても、誰かに変わったとしてもよっぽどの人選ではない限り大差はないと考えています。内部昇格とかだったら基本方向性とかも変わらないだろうし。

結局は来年投手陣がどこまでクオリティを高められるかというだけの話であってそれがどうにかなるかならないかが全てを左右すると思うのでそこは監督がどうこうという前に選手各々の課題になってくると思います。

若手が躍動して横須賀軍が優勝したことは非常に喜ばしいし今後プラスの影響しかもたらさないと思います。

僕が思うことは以上です。

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