見出し画像

日本三景の1つ”松島”を巡る

みなさんこんばんは。shutoです。

引き続き。旅の記録の続きを書いていこうと思います。


前回のnoteでは世界遺産である平泉を観光。
朝7:30に到着し、8:30には平泉を出発するという強硬スケジュールの割には充分に満喫できたかなと(笑)

こちらからどうぞ!


こんなにも朝早くから行動している理由は、この日のスケジュールをほんとうにギリギリで組んでいたから。


8:40分発の電車に乗り、ある目的地に1時間かけて向かい、そこからまた3時間かけて昼過ぎには終目的地に到着しなければいけないという本当に分単位でのスケジュール。


平泉駅からまず向かったのは、猊鼻渓(げいびけい)という渓谷。

和船での川下りが楽しめる自然を感じられるスポット。ジブリの世界に出てきそうな雰囲気が何ともたまらない。


猊鼻渓駅から徒歩数分で、船着き場に到着。

早速舟下りしようと思い受付に行くと。

やられました。コロナめ。

ダイヤモンドプリンセス号乗客の陽性が確認され、感染者が徐々に増え始め危機感が生まれてきた時期(3月16日)で、まだこの旅が始まった時からコロナウイルスによる観光地閉鎖や行動の制限がかかることはなかったが、ここに来て初めての影響。

人も少なく密になる要素が低く、むしろコロナウイルスも浄化できるような場所だと思ったが、残念。

ぱぱっと諦めこの日の最終目的地である”松島”に向かう。

猊鼻渓駅から松島海岸駅へは約3時間。
5時間程度の移動を何度も経験していてもう慣れっこだが、ひとり旅で話し相手がいないのはやはり退屈。

気が向いた時には思ったことを文章化してみたりもする。
そんなこの移動中に書き上げたのがこのnoteだ。

大学1年生が終わり社会に出ていくまであと3年しかない。
そんな中でふと考えたことをまとめてみた。

思いのままに書き上げたから文字数も多く、ごちゃごちゃな内容になっているかもしれないが大学生の方、同じような悩みを持っている方には是非読んでみてほしい。



noteを書いていたら時間過ぎるのがあっという間。
途中乗り過ごしそうになったが、予定通り松島に到着した。

駅から2,3分歩くと目の前には海が。ここが松島である。


海食により奇妙な形に削られた大小260余の島が松島湾に浮かび、その島々には松が茂っている。

沿岸からもその島々は確認できるが、そのすごさが良くわからない。

松島観光の定番はフェリー高台からの景色である。
詳細情報は公式サイトからどうぞ。



フェリーに乗る前に、国の重要文化財”五大堂”に訪れる。

フェリー乗り場からほんと数十秒で行ける場所にあり、現在の建物は、 伊達政宗が慶長9年(1604)に創建したものとされていて歴史ある建造物である。

橋を二度渡ると、五大堂にたどり着く。

この橋は透かし橋であり、踏み外すと普通に片足落ちる(笑)

携帯やカメラを落とすと海にポチャリなので緊張感満載。

トラブルはなく到着。
朱色の橋。緑色の松。青い空のマッチが良い。

五大堂を訪れた後、観光の定番であるフェリーに乗ることに。

こんな大きい船に乗り、1時間かけて松島湾を一周する。

早速出発。

大小様々な島が海に浮かんでいる。

岩肌が海により削られた跡がよくわかる。

いろんな形をした島々にシャッターを切るのが間に合わないくらいだ。



無我夢中で写真を撮って景色を見ていたが、そんな中、気づいたら自分はフェリー内で爆睡していた。
さすがに朝早くからこんな移動して、ちょっとゆっくりできる時間があればうとうとしてしまうのは間違いない。

体調万全で受ける大学の2限の講義で爆睡するような人間が、朝から晩まで移動して写真を撮り続ける生活を耐えられるわけがない。


この爆睡で自分が相当疲れていることを悟り、フェリーから降りた瞬間に仙台駅のゲストハウスを予約(笑)

旅が始まってから5日間、毎日漫画喫茶で仮眠程度の睡眠を取り始発で電車に飛び乗っていた自分を労り、少し良い所で寝ようと決心。


正直フェリーに乗って感じたのは「物足りない」ということ。


松島は大小260の奇島が松島湾に浮かんでいる情景がすごいのであって、その1つ1つを見ても感動は小さい。
ナスカの地上絵を地上から見てもただの太い線。それと同じ。


ゲストハウスを予約したことと仙台駅で牛タンを食べることをモチベーションに、松島湾一帯が眺めることができる景勝地”西行戻しの松公園”に向かう。

松島のフェリー乗り場から一番近い所にある高台で、すぐに歩いていくことを決断。
30分程坂道を上り到着。

ちょっとは見えるが、、、

なんとも言えない感じでしたね。
景勝地としているなら枯れ木を切ったりしてもう少し開けた場所にしてほしかったという感想(笑)

しかしここ春になると桜が満開になり綺麗なのだとか。

rakuten.co.jpより

またそのときに訪れたいですね。


駅までは西行戻しの松公園で出会ったおじいさんに乗せてもらえた。

御年92歳だということで、いろいろ深いお話が。

この松島のおかげで、東日本大震災時の津波が弱まり、この一帯は被害が少なく澄んだのだとか。
景勝地としてだけでなく人々を守る松島が、日本三景であるゆえんかもしれない。




松島海岸駅に戻り、今日の最終目的地である仙台駅に向かう。

到着。

明るいうちに最終目的地に着くことになぜか感動。

予定通り牛タンをたいらげ、

ゲストハウスに到着。

泊まったのは「ゲストハウス~欅~」。オーナーさんも温かく、良い宿。



布団で寝れる幸せを噛みしめながら、すぐに就寝。
次の日も7時過ぎの電車に乗らなきゃいけない。


こんなハードな毎日。しかしひとり旅だからやめたければすぐに止められる。
新幹線のチケットを取り数時間乗れば横浜に帰って来れるのだ。


しかし旅を続けたいと心の底から思っていた。一生このまま日本を旅し続けたいなと何度思ったことか。


残り数日しかない旅に悲しさを感じながら、明日に備える。




次回のnoteは、朝から雪山を上り、立石寺「山寺」へ。


楽しみにしていてください。



ps .   自分の大学の友達の多くがnoteを始めていて嬉しいし、学部での勉強をアウトプットする場としてこのnoteうを活用していてとても面白く思いました。自分もそのような価値を提供できるようになれればいいなと思います。


ではまた。来週までお楽しみに。

shuto



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?