見出し画像

僕にとってお酒とは

初めてお酒を飲んだときから随分と使い方が変わりました。

飲んで楽しいもの。から味わって楽しむもの。へ。

僕の中でどの様な変化が起きたのか。ちょっと深堀りしてみたいと思います。

・お酒との出会い

学生の頃からバドミントンの社会人チームに所属をしているのですが、お酒のマナーはすべてそこで教えてもらいました。礼儀に厳しく上下関係とはこうである。と教えてくれたのもこのチームです。
社会人になってこの経験がどこでも通用し、大泉=気が利いて幹事に向いている。というタグが付く事になりました。

僕自身、すごくコミュニケーションが下手くそで友達がいない学生でした。
今でもコミュニケーションは得意では有りません。
そんな僕でもお酒の力を借りると上記のタグが付くので経験しておいてよかったなと思います。

・お酒の力でできるようになったこと

コミュニケーションが苦手で人見知りだった僕は、社会人になって電話で苦労しました。今でもそうですが電話って本当に苦手で敬遠していました。

このままではまずい。

そう思った僕はTwitterでのオフ会に参加しまくりました。
そこでお酒の力を借りて克服しようと。

お酒の力って不思議でペラペラと饒舌になれるのです。人寄るとはおもいますが僕はそのタイプでした。

そこでいろいろな気づきを得ることになります。

学生時代に理解してもらえなかった思い、考え、悩み。そのTwitterのオフ会でさり気なく意見してみることによりフィードバックを受け、肯定されたり別意見に感化されたり。この経験はお酒の力無くては得られなかったな、と今思い返しても思います。

ただ飲みすぎると忘れるのでそれには気をつけました。
ペラペラ喋れるようになるということは余計なことも言ってしまいますし。

この饒舌な状態を覚えておいてシラフでもまずこれに近いことが出来るようになろうと考えていた事を覚えています。

そこから人見知りでしゃべるのが苦手な人なりのコミュニケーションのとり方を模索し、今では人見知りだとは思われなくなりました。

・楽しいお酒の時期

この頃はとにかく飲んで騒いで、会社もプライベートも関係ないコミュニティに属していることがとにかく楽しい時期でした。
知らない人と知らない事を喋って、いろいろな価値観を得る。
今でもその時に知った「外のものさし」や自分の知らない世界が、自分を柔軟にしてくれたと思っています。

今でも知らない人と喋ったりするのは好きです。

飲むのはとにかくビール。あとは適当にサワー系だったり珍しい系だったり。味わうこともしなく、とにかく酔っている自分が楽しくてしょうがない。
お酒を味わうなんて思っても見ませんでした。どうせわからないし、と思っていました。

・味わうお酒を知ってから

実はお酒を味わって飲むようになったのは30歳を過ぎてからです。

きっかけはBARでした。

BARにもよりますがみなさん重厚感あるグラスで上品に飲んでいるんですよね。ジョッキグラスでビールを飲んでる人ってあまりいません。

そこで僕も知ってるウイスキーを頻繁に飲むようになりました。
そこから僕の味わって飲むお酒が始まりました。

今でもワイワイしたり、久々に会って飲みに行くときには喋りたいのでビールがメインになります。
シチュエーションを選ぶようになりました。

僕にとってお酒は、自分を変えてくれるきっかけになった飲み物です。

これからも体に気をつけながら楽しく、お酒を通して世界を広げていけたらな、と思います。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?