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自己紹介

【志子田勇】

映像ディレクター・映画監督

1981年生まれ神戸出身。大阪芸術大学映像学科卒業。

 生まれは名古屋の栄という都会のど真ん中ですが、小学生の時に神戸に引越して中学一年の時に阪神大震災に被災。思春期の大事な時期に自身のアイデンティティーを決定付けたという事で神戸出身としてます。「志子田」という姓ですが、宮城県の仙台がルーツにあるようで「しこた」と「しこだ」の二つの読みがあるようです。わたしは「しこた」です。(ちなみに千葉県に志子田村という村があり、そこから宮城に移住した説もあります)

 母親と兄の影響で、小学三年生の頃から映画にのめり込む(多分この時期が一番観ていた)。

【好きな映画】

『コンタクト』ロバート・ゼメキス監督/『そして僕は恋をする』アルノー・デプレシャン監督/『許されざる者』クリント・イーストウッド監督/『ソフィアの夜明け』カメン・カレフ監督/『ヤンヤン夏の思い出』エドワード・ヤン監督/『波』奥原浩志監督/『渚のシンドバット』橋口亮輔監督/『お引っ越し』相米慎二監督

【好きな(影響を受けた)作家・モノ】

 監督は小川紳介、エドワード・ヤン、ジャ・ジャンクー、ホウ・シャオシェン。写真家の志賀理江子や大橋仁は自身の震災体験に通底していて影響を受けました。漫画家では新井英樹、いがらしみきお、いましろかたし。作家では、岸政彦、堀江敏幸、辺見庸、志賀直哉、ECD。最近はイラストに興味を持っていて津田周平さん(@ze_0m)の描くイラストは、詩や写真よりも静かでとてもいいです。作り手の欲求のない静かな映像を撮りたいです。音楽は東日本大震災以降あまり聞かなくなったのですが、ウィル・オールダムの全て(palece/palace brothers/bonnie prince billyなど)、Prince、Cocteau Twinsなどでしょうか。80'sの馬鹿っぽい(馬鹿ではない)音楽が好きです。

【受賞・招待作品】

『革命前夜』 2007年ぴあフィルムフェスティンバル入選。2006年京都国際学生映画祭入選。札幌国際短編映画祭招待。2008年クレルモン・フェラン短編映画祭入選、他多数。

『測量技師たち-The surveyors-』 2011年仙台短篇映画祭オムニバス企画「明日」の一篇として制作、そのロングバージョン。NHK-BSにて放映。

大学を卒業後、低予算ホラーやAVの助監督などをしていましたが、2008年にぴあフィルムフェスティバルの審査員だったプロデューサーに誘われて、映画制作会社マッチポイントにアシスタントプロデューサーとして入社。携わった作品としては山下敦弘『マイ・バック・ページ』やアミール・ナデリ『CUT』、他には携帯ドラマで瀬田なつきや萩生田宏治、前田弘二など多数の作品を制作していました。『CUT』では、APの他にキャスト担当やメイキング、制作部などとにかく何でもやっていました。その後、独立して主に映画のメイキングディレクターとして活動しています。

【メイキング作品】

『コドモのコドモ』萩生田宏治監督/『CUT』アミールナデリ監督/『夏の終り』熊切和嘉監督/『予告犯-THE PAIN-』WOWOWドラマW/『セーラー服と機関銃ー卒業ー』前田弘二監督/『ミュージアム』大友啓史監督/『予兆 散歩する侵略者』黒沢清監督/『友罪』瀬々敬久監督/『トラさん』筧昌也監督/『貞子』中田秀夫監督/『殺人鬼を飼う女』中田秀夫監督/『旅のおわり世界のはじまり』黒沢清監督/『楽園』瀬々敬久監督/『影裏』大友啓史監督/『前田建設ファンタジー営業部』英勉監督など多数。




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