教師という職業を諦めた理由
こんにちは。
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通信制の大学で教員免許取得
私は、1度、理工系の大学を卒業した後、派遣社員として働きながら通信制の大学で小学校の教員免許を取得しました。
当時、教育現場ではまだ目新しかったパソコンを使用したIT教育のサポートをする仕事を半年という区切られた期間するという仕事をしたのがきっかけで小学校教諭という仕事に就きたいと思ったからです。
その後、レポート提出を何度も提出し、東京に2週間ほど滞在してのスクーリング、介護等体験、教育実習と課題をクリアして教員免許を取得しました。
教員になるのを諦めた
しかし、私は小学校の教員になるという夢を諦めました。それは、教育実習などを通して、教師という仕事がスーパーマンにしか出来ないような仕事に感じたからです。
教師という仕事は日中は常に子どもに目を配り、仕事が終わってからも部活や会議と仕事が続きます。そこにさらに保護者対応があり、授業の準備も必要となってきます。
こうした仕事が私に出来るとはとても思えませんでした。また、多くの先生が子どものためになりたいと、この仕事を志すと思いますが子どものために使える時間が少ないというのも教師という仕事を諦めた理由でした。
私が考える教育現場の理想論
当時から激務で改善する必要があるとわかっていたのに、あれから20年以上経った最近になってようやく改善し始めたという印象です。
教育現場の改善について、予算も人員も一切気にせず
ただただ私がこうすれば働きやすくなるのではと考えた理想を挙げたいと思います。
それは1クラスに担任2人制です。
これが現実に可能になれば教師の負担は相当軽くなると思います。
今までやっていた仕事が半分になるので、それだけで業務負荷はかなり軽くなるのですが、それだけではありません。
これが実現することで先生が好きな時に休むことが出来るようになります。一人が休みの時にもう一人の先生に任せられるからです。今でも、教頭先生などが代理で授業等を行いますが人数が限られる為、なかななか休みづらいと思います。
また、主となる先生をベテランの先生にし、副となる先生を新人とすることで長年培った教育の知識、知恵、技術の継承を行うことが可能になります。
今でもそれなりのサポートはあると思いますが、大学卒業後いきなり担任を任され、そこまで先輩のノウハウを学べる機会はないのではないでしょうか。
それが1クラス2人制だとマンツーマンで実践の中でノウハウを学ぶことが出来ます。
これが可能となれば教育現場が疲弊することは、ほぼなくなるのではないでしょうか。
しかし、これはあくまで机上の空論で予算不足も人手不足も考慮に入れていません。
それでも、せっかく教育を志した人がそれを諦めなければいけなくなるような状況はなくなって欲しいと思います。
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