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金原正徳、佐藤将光、所英男が刻んだ「強さ」、そして、次は青木真也

金原正徳が、朝倉未来を失神させ、日本で無双状態となっていたあのクレベル・コイケに勝利し、

佐藤将光が、RIZINに緊急参戦&初参戦してオリンピック銀メダリストの太田忍に勝利した。

金原正徳は40歳、佐藤将光は36歳の出来事であった。

観ているだけの素人ではその努力がどういったものか、その地道さ、その割にはチャンスが限られていることを含め、想像が届き得ないが、総合格闘技という過酷な闘いを続け、そして結果を出すことの凄さに対して想いを馳せると、胸が熱くなる。

所英男46歳のメインイベントもあった。
自分は往年のファンではないので、正直、勝敗を超えた何かについては語れず、それは他の人に任せたいのだが、煽りVや試合を通して所英男の人生の執念、格闘技に取り憑かれた存在の底知れぬ何かを感じ取って、そこにも熱を感じたのは確かである。

自分はクレベル・コイケや太田忍が歩んでいた表のストーリーを追っていた所詮はニワカなのだが、胸が熱くなってしまって金原正徳、佐藤将光、所英男のことを考えてしまっている今週である。

そして、次は10月7日、青木真也40歳の出番がやってきた。

グラップリングマッチだということがあり、それは総合格闘技をメインとしている青木真也の本懐ではないのかもしれない。
そして、信じられないような、無礼な、ハプニングもあった。
正直、消滅だと観念して気を落とした瞬間もあった。
そんなこんなが色々がありつつも、青木真也をみられることは嬉しい。
あんまりピンと来てない人はAbemaの事前番組をみて青木真也のストーリーを追ってみるのも良いと思う。

格闘家の日々の地味なジムでの練習や、その割に合わないチャンスの少なさ、存在を喰い合う過酷さ、怪我のリスクなどなど、そういった諸々に想いを馳せて格闘技をみていきたい。

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