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都市開発系会社員が、高円寺に引っ越して小杉湯となりに通う理由

みなさん、こんにちは。
新年度がはじまった人も多いであろう4月。
小杉湯となりには、約50名の会員さんが在籍していて、思い思いの過ごし方でシェアスペースを活用いただいています。

小杉湯となりの魅力を会員さんに尋ねると、「会員さんの多様性」との回答が!
多様性って、会員さんはバリバリリモートワークをしている人ばかりじゃないの…?そう思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、となりの会員さんに小杉湯となりの使い方や魅力をインタビューをしてみました!連続5回の記事でご紹介します。

\このnoteは、こんな人におすすめです/

✅となりを知っているけれど、どんな使い方ができるのかわからない方
✅となりに興味はあるけれど、どんな人がいるのか不安な方
✅新生活にも慣れてきて、自分の居場所を増やしたい方

記念すべき第1回目に取材したのは、ハウスメーカーでまちづくりの企画提案を仕事にしているこーちゃん。会員歴は、1年8ヶ月です。
「小杉湯となりに入るために高円寺に引っ越した」「小杉湯となりを使う人は仲間。となりの良さを守っていきたい」と、笑顔で語るこーちゃんのインタビュー。ぜひ最後までご覧ください!


小杉湯となりに入るために高円寺に引っ越し!でも入会するときはドキドキだった

ー小杉湯となりに入会されたきっかけはなんですか?
 建築関係の仕事柄、小杉湯となりのことは前から知っていて使ってみたいと思っていたんです。仕事ではまちづくりの企画提案をしていて、エンドユーザーとの関わりが薄いことに課題を感じることがありました。実際にシェアスペースを使ってみる側の目線に立って、コミュニティを体験してみたいなと思いました。
 以前は、高円寺まで電車で1時間ほどかかる場所の寮に入っていたんですけど、面白い街に住みたいと思い、小杉湯となりがあったから高円寺に引っ越すことを決めました。

ーわざわざ引っ越してきてくださったんですか!?うれしいです。
 そうです。でも、実は私も、最初に入り口ののれんをくぐるのはドキドキして怖かったんですよ。えいっと入ってみたら楽しくて、見学当日に入会を決めました。

資格の勉強を終え、気づくと、夜ごはんを食べながら話す時間がいちばんの楽しみになっていた

ー会員になってから1年8ヶ月。どんなふうにとなりを使っていただいていますか?
 元々は、2階を使って資格勉強をするために入会したんです。図書館の自習室みたいな感じで。
 資格試験が終わり、今では平日夜と土曜の日中に利用することが多いです。平日の夜に、1階で夜ごはんを食べながらみんなで話して、お風呂に入って帰るのがメインですね。その時間がいちばん好きです。

ー1階はリビングのような雰囲気がありますよね。一方で、入会当初の目的だった資格勉強を終えたあとも、となりを使い続けてくださったのはどうしてですか?
 資格勉強でとなりを使っていたときも、顔見知りは増えつつあったんです。私が会員として残ったのは、空気感が近く、居心地のよい程よい距離感を保てる人が多かったからだと思います。いい感じのご近所づきあいが実現できている気がします

ー「いい感じのご近所づきあい」となり会員やスタッフとの関係性を表す言葉として、とても共感します。
この関係性を実現するための要素は、共通のコンテンツだと思っています。となりには「小杉湯」という共通のコンテンツがあり、小杉湯(銭湯)での譲り合いや場を整える精神が根付いている人がとなりに集うから、居心地がいいのかなと。
 銭湯での常連同士みたいな感覚で、その密度が濃くなった人たちが、となり会員なのかなと感じています。

となりに寄ると心が洗われることが一番の魅力

ーこーちゃんの思う、となりの魅力は何ですか?
 ひとことでまとめるのは難しいですね。
 最近強く感じるのは、仕事で大変なことがあっても、となりに行けば心が洗われることです。仕事をしていると病むまではなくとも、仕事で嫌なこと・悩むことってあるじゃないですか。となりに行けば、誰かがいる家に帰ってきた感じで、仕事のことを話さなくても気持ちが楽になる包容力があります。
何も予定がない日でもとなりに行けば面白いことが起きたり、今までの人生で出会ってこなかった人に会えたり。先日は、小学生相手に本気でポケモンカード対戦をしました(笑)

ー具体的に何か辛いというより、漠然と不安だったり、ひとりでうーっと考え込みそうになることもありますよね。
ありますね。となり会員は、そんな悩みを受け入れてくれる温もりある人ばかりだと思います。
新しいメンバーも、「あれ、前からいましたか?」ってくらいすぐに意気投合していて、人が人を呼んでいる気がします。

ーこんなに知り合いがいる場所が、地元以外にできるとは思わないですよね。
ずっと楽しくて、高円寺に帰ってきたくなります。これから入る方も含めて小杉湯となりを使う人は仲間だし、となりの良さを守っていきたいですね。

まずはドロップインやBarの時間帯で、足を運んでみてほしいです

BARやもりで、となり会員さん以外と話すことも!
こーちゃんは、スタッフの名前にちなんだ「コトラシカ(カクテルの正式名称はニコラシカ)」というお酒にどハマりしているそう🍸✨

ー最後に、まだとなりを使ったことがない人へメッセージをお願いします!
 となり入り口ののれんをくぐるのは、いちばんハードルが高いですよね。でも、のれんをくぐってみたら広がる世界があると思うから、ぜひ来てみて欲しいです。
 ドロップインや夜のbar営業も始まり、気軽に来ていただけるのではないでしょうか。ドロップインの時間帯には会員がいることも多いと思うので、雰囲気を感じられるとよいなと思います。


実は、今回のインタビュー企画は、「会員がとなりの良さを発信できたら、もっと多くの人に魅力が伝わるんじゃないか」というこーちゃんからもらった意見から発足したものなんです。
運営スタッフなのか!?と思うほど、小杉湯となりの良さが続いていくことを願ってくださっている姿に、感動してしまいました。

そして、仕事や勉強に集中できるほかにも、ふとした息抜き、人とのつながりに魅力を感じてくださっていることに気がつきました。
小杉湯となりは、新たな環境に飛び込むというより、自分の居場所を増やすという感覚が近いかもしれませんね。

小杉湯となりは、コワーキングスペースではなく”会員制シェアスペース”。
家・仕事場に次ぐもう一つの居場所として、じっくり作業をしたり、スタッフの手作りご飯を食べたり、時には昼寝をしたり…それぞれの時間が心地よく交わっているんです。

最後に

これまで、会員制のシェアスペースとして運営してきた小杉湯となりですが、4月からは、どなたでもご利用いただけるドロップインや夜のbar営業が始まり、ふらっと立ち寄れる機会が増えました。

◾️毎週土日限定のドロップインをはじめました。

◾️毎週水曜、日曜の22:00~24:00の2時間限定でオープンするBarやもりも営業中です。

◾️もちろん、ふらっと見学だけでも大歓迎です!

ドロップインやBarやもりをきっかけに、まずは小杉湯となりの雰囲気を感じに来てくださったらうれしいです。

スタッフ一同、お待ちしています!

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