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昭和と平成のゲームの集め方。その25

(ゲーム交換編 その3)

(前回参照)
というわけでゲーム交換サイトを立ち上げて暫く運営しておりましたが基本的に”不動産仲介”の様な立場でして、”ゲーム交換をやってるサイトのリンク集と掲示板の提供”の様なものでした。
サイト自体にはあまり情報は無く、掲示板とリンク集によって運営されるち最近の言葉で言う所の”ポータルサイト”的なものでした。

只、ここから各サイトにリンクをたどる方の使い勝手を考え、一応ルール的なものをお願いしました。

1.交換希望と交換物の金額表記等の統一
→これは各希望物の金額の表記を"1K=1000円”という当時ネット上の表記で標準的だった物に統一しました。100%では有りませんが殆どのサイトで”一応”統一されていたと思います。

2.連絡方法の明記

→これが結構バラバラで掲示板への書き込みだったりメールだったりで難しかったので”一応”メールでのやり取り”を標準にしました。当時はチャットがまだ普及していないのと方式がバラバラだったのであまり有効ではなかったのでこの無難な方法にしました。

3.登録していただいた方の個人情報確認
→むしろコレがいちばん重要なのですが、相互リンクをして頂いたサイトの管理人さん(サイトの製作者)に自分が直接メールを送り、個人情報を確認させて頂きました。とはいえ、個人のやることなのでメールを送り各管理人の方の住所本名を確認してしていただけで基本この個人情報を利用したりすることは有りませんでした(書類的な事は無くメールで確認のみ)

基本的には99%の方に同意いただいて(質問のみや参加意思のみの時もあり)やっとポータルサイトとしての体裁もなんとか整えてやっと(多分日本で初めての)ゲーム交換専門サイト
”交換野郎Kチーム”
を運営開始することになりました!
(前回記事と被る所あり)

しかし、やはりある程度運営というか時間や知名度が(局地的であれ)上がっていくと問題が多少出てきたり、取引上のトラブル。あと地味に問題になったのが
”ネット情報不足による中古ゲーム価格の地域格差”
が問題になることが有りました。

今では買取価格が比較的ネット公開されることが多くなったのと、当時はレトロゲームとはいえ10年ちょっとしか経過しておらずあまり問題にならなかったのですが、今では大問題になる事が当時じわじわ問題になり始めてきておりました…。

(ゲーム交換編 その4に続く)

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