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イラク政治メモ保管場所
デモ(2016年~)
イラクデモの一コマ。催涙ガス弾を手で投げ返すデモ参加者、傍らでサッカーしてる青年s、後ろで流れる爆音パリピミュージック。pic.twitter.com/60AdC2XaPC
— 若布 (@iraq_wakame) November 2, 2019
シーア派の宗教歌を歌い上げるデモ隊。シーア派がイラク政府を倒そうとする時代が来るなんて、ISが登場した頃には考えもしませんでした。pic.twitter.com/cS0n21cUzs
— 若布 (@iraq_wakame) November 1, 2019
イラクデモの悲惨さがよくわかる記事でした。自分が読んだ日本語の記事の中で、一番網羅的です。おすすめ。 https://t.co/yv9gMpivCd
— 若布 (@iraq_wakame) October 11, 2019
イスラム国(IS)戦争
死んだIS兵の携帯から見つかった、避難中のモスル民を狙撃している映像。喋っているのはトルコ語だそうで、会話内容が気になる。 pic.twitter.com/kxpDMiWbwd
— 若布 (@iraq_wakame) July 7, 2017
モスル、IS捕虜の処刑が話題ですが、実態はもっとひどい。モスル民筋によると、ISFは当初はIS容疑者を拘留していたが、解放宣言後処刑し始めたと。新しい捕虜を連れてくると「何でもってきた、もう場所がない」と言って即処刑。更に戦闘域に残った住民もISと見なして大量処刑しているそう。 https://t.co/xopS0A3o47
— 若布 (@iraq_wakame) July 17, 2017
(工事中)
IS関係者の遺族・親戚が受ける社会的制裁について。子どものIDが発行されない、福祉を受けられない、学校に行けない、市長が転住を拒む、雇用を拒まれるetc。今年だけで無戸籍児が4万5千人にのぼると。 https://t.co/qrqYij0nzo
— 若布 (@iraq_wakame) April 28, 2019
モスルでISのために化学兵器(マスタードガス)製造に協力した人物の記事。元々、鉱物省の技官で、「公務員の仕事は得にくい」から、仕事を失わぬよう、IS襲来後、迷わずISの命令に従ったと。米・クルド軍に捕まった後はISの情報を売りまくった。今は刑務所で死刑待ち。https://t.co/bw0ZF0KAlt
— 若布 (@iraq_wakame) February 9, 2019
シーア派民兵(Hashd Al-Sha'abi、Popular Mobilization Unit、人民動員隊)
イラク、親イラン派の中で、政府に従わない特殊民兵が急成長し、政府に協力的な勢力(バドル)が食われつつあると。2010年比で15倍の人員規模。以下、PMUの民兵毎に内容をサマる。
— 若布 (@iraq_wakame) August 24, 2019
※PMU(人民動員機構、Hashd al-Sha'abi):IS危機を受け、民兵を集めて作った政府軍事組織。https://t.co/U1aH57sVRo
メモの副産物でできた、PMU一覧表(旅団番号順)。ソースは表内記載。修正・転用はご自由にどうぞ。
— 若布 (@iraq_wakame) August 31, 2019
SS: https://t.co/daEH2z71fM
Web版: https://t.co/iFMF79641C pic.twitter.com/q5SLpvxeBz
IS後、機能不全のイラク政府にかわって、シーア派民兵が公共事業を担い、国の利権を食いつつあると。表向きは軍の一部(PMU)だが、民兵時代の基盤を維持し、私的に通行料、石油収入を徴収とも。議会選で第2勢力となったことも後押し。https://t.co/VT3Ron6vYL
— 若布 (@iraq_wakame) March 24, 2019
シスタニ師に忠実な民兵組織が排除され、イラン影響下のムハンディスがPMUを我が物にしつつある、という記事。
— 若布 (@iraq_wakame) December 25, 2018
PMUは政府の準軍事組織だが、シスタニ師派と親イラン派の微妙なバランスで、イランの傀儡化が防がれていた。弱い首相が誕生して以来、親イラン派を抑える力がなくなった感。 https://t.co/R1OTPTvXF6
イラク民兵機関(PMU)内7勢力の基盤、強み、対外関係についての分析。バドルがPMUの人事権、予算分配権を握り、親イラン派民兵(AAH、KH等)に優先的に資金を配っていると。一方、シスタニ派民兵やサドル派民兵は社会・宗教的な基盤が強く、PMU予算外の資金が豊富。https://t.co/wa0VDXrpVS
— 若布 (@iraq_wakame) April 21, 2019
シーア派宗教界
大アヤトラ・シスタニ師とイラク国家の関係について。シスタニ師の権威が政治的・法的に確立する様子、国家の新しい本質を説明している。読んでいてシスタニ師が国家元首のような印象を受けた。 https://t.co/72J5G8h7ei
— 若布 (@iraq_wakame) June 19, 2018
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今回のシスタニ師演説、「デモは神の正義」「今のイラク政府に正統性はない」と言わんばかり。前は体制側扱いされる程距離を置いてたのに。しかも現状分析がすごいクリティカルで、つい訳してしまった(太字は勝手につけました)。 pic.twitter.com/yp8z1iMVgt
— 若布 (@iraq_wakame) November 17, 2019
イラク、首相辞任宣言までの36時間。
— 若布 (@iraq_wakame) November 30, 2019
ナジャフのイラン領事館焼き打ち
→政府側が強硬策へ、デモ鎮圧で46名以上死亡・1000名負傷
→シスタニ師、首相不信任を暗示する説教
→三大政党を筆頭に各党派が軒並み不信任宣言
→首相、シスタニ師説教を引用しつつ、辞任宣言https://t.co/TxCdkEl0wg
シスタニ師の意向を汲んだサドル師が、アミリ派(民兵勢力)と会談し、それぞれがアバディ首相、マリキ前首相を見捨てて最大会派を組む(=首相職を得る)ことで合意したと。本当ならまたしてもシスタニ師がキングメーカー、国家の統合維持的な役割を果たしたことに。 https://t.co/8djCdpgSkU
— 若布 (@iraq_wakame) September 9, 2018
宗派政治・体制構造
サドル派とアミリ派の連立表明について「イラク政治を親/反イランで考えるのは誤り、反イランを貫ける勢力はいない」、各勢力に「政治理念・原則がないせいでイラク政治は政策競争というより党益の取引」「今イラクに最も必要なのは本物の野党」(意訳してます) https://t.co/OI1s6w2HQF
— 若布 (@iraq_wakame) June 21, 2018
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サドル派とアミリ派の連立表明について「イラク政治を親/反イランで考えるのは誤り、反イランを貫ける勢力はいない」、各勢力に「政治理念・原則がないせいでイラク政治は政策競争というより党益の取引」「今イラクに最も必要なのは本物の野党」(意訳してます) https://t.co/OI1s6w2HQF
— 若布 (@iraq_wakame) June 21, 2018
サドル派はかつて健康省の権限で賄賂を稼ぎ、民兵資金としたため、イラクの公的医療は破滅的だというスレ。サドル派に限らず、有力派閥は省庁を権益化している。むしろ権益が目的で内閣入りしており、だからこそ簡単に連立できる。 https://t.co/NTvkpiQdzY
— 若布 (@iraq_wakame) May 27, 2018
汚職の構図がわかるのがこの記事。例えば日本出資、数十億ドルの淡水化事業では
— 若布 (@iraq_wakame) October 11, 2019
①各政治勢力が1億ドルの「分け前」を主張
②払ってくれるまで手下の役人を使って事業を妨害(入管手続、港湾管理etc)
③事業への支払い処理も妨害
こうして公共事業がどんどん保留になる。 https://t.co/6Be5uFL6tl
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クルディスタン、ヤズィディ教
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ヤズディ教徒の中心地、ニナワ県シンジャルを巡る各勢力の説明と関係図。ISの征服を経てKDPの代わりに地元勢力でKDPに面従腹背のHPE、PKK系列のYBSが勢力を伸ばしている。YBSはイラク政府やシャンマー族(シリアではSDFに加入、KDPと動く勢力も)と協力。 pic.twitter.com/o61rloQnmT
— 若布 (@iraq_wakame) November 30, 2016
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一読の価値あり。クルディスタンのジレンマ、特に世代間対立の描写は秀逸。ところで「結果に法的拘束力はない」「投票で自動的に独立とはならない」のが日本語報道であまり聞かないのはなぜ。 https://t.co/aFhZqi0YDR
— 若布 (@iraq_wakame) September 20, 2017
昨日のキルクーク危機に関する良記事。イラク軍、民兵がIS以前の2014年ラインを主張、再配置を行い、ペシュメルガ側もほぼ合意したと。イラク側で動いたのはERDやFPなど内務省系列で、政府内制御がとれていない可能性があるとも。 https://t.co/UIwGLQi5Gd
— 若布 (@iraq_wakame) October 14, 2017
合意によりペシュメルガが撤退し、キルクーク県の空港、K1基地、ハッバズ・バイハサン両油田をイラク軍が掌握したと。満額回答で拍子抜け。最初に頭をよぎったのはPUKのパトロンがイランだという話。この関係はPUKが独立投票に協力した時点で終わったと思っていた。 https://t.co/nGwR38uuDU
— 若布 (@iraq_wakame) October 16, 2017
一番説得力のある説明が、キルクーク県財政にKRGは毎月千万ドル出しているのに、イラク政府は毎月1億ドル払っている話。つまりクルディスタンはイラク政府と真剣に対立すると大きく実利を失う。https://t.co/gvlwSNqsw1
— 若布 (@iraq_wakame) October 16, 2017
(工事中)
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