見出し画像

プロダクトマネージャーをしながらアメリカ巡り<Work&Travel サクラメント編>

背景

COVIDを含め、サンフランシスコ・ベイエリアで仕事をするようになって3年ほど経ちました。そろそろ何か新しいことに挑戦して、気分転換や新鮮な景色から刺激を受けたいと思ってい、8月より働きながら、アメリカの街を巡ることを決めました。サンフランシスコも素敵ですし、でテック企業のプロダクトマネージャーとして働くには最適な経験が詰めるところだと思います。ですが、リモートで仕事を続けさせて頂く機会があり、私の今のライフステージを考えると(独身なので、簡単に引っ越しや移動ができるので)、働きながらアメリカ国内を移住して、新しい都市を探索する滅多にない機会だと思い、思い切ってやることにしました。この旅が自分自身の成長にとって実りあるものになることと思うと同時に、普段と違う環境にいることで自分の仕事に新たな視点をもたらし会社にも付加価値を与えることができればと思っています。

現時点での予定では、カリフォルニア州のサクラメント、その後ニューヨークのマンハッタン、そしてテキサスのオースティンを考えています。(この記事作成時はサクラメントに住在)

思い切りで始まった私の旅ですが、カリフォルニア州の州都であるサクラメントから始まります。

サクラメントにいった理由:

大学時代に知り合い、今でも親友であるカップルがサクラメントに住んでいて、空いている部屋があるので数日泊まらせてもらうことにしました。今はSouth Tahoe Park地区にある2ベッド1バスのまともな大きさのアパートに住んでいますが、以前は彼らもSFに住んでいて、COVIDの途中でサクラメントに引っ越してきました。COVIDでリモートワークが可能になり、家賃を節約するためにサクラメントへの引っ越しを考えていた彼らですが、最終的には二人ともSFにある仕事をきっぱりと辞めてからサクラメントに移り、彼らなりの新生活を始めています。
Kさんはサクラメントに拠点を置くアーリーステージのスタートアップ企業で事業開発担当として働き、Tさんはフルタイムでミュージシャンとしての夢を追求しています。私が今泊まらせてもらっている寝室も実は音楽スタジオに改装されていて、普段Tさんが自分の音楽を録音ししています。

ワーケーション日記:ある水曜日の話

7AM

以前にもサクラメントへ彼らを訪ねにいったことがありますが、まだ見慣れない地域なので、Kさんと愛犬のMちゃんと一緒に軽くランニング。ジョギングしながらKさんに近所を案内してもらい、まず気がついたのは個性の強い家が多々並んでいること。多くの家が、政治活動や法案の可決を呼びかける看板を掲げていたり、手作りのアート作品や個性的な前庭の飾り付けをしていて、とても強い印象を受けました。ニワトリが前庭を彷徨っている家もあり、SFではなかなか見慣れない光景だなと、なぜか素敵に感じました。

9AM

ランニングを終えて家に戻りシャワーを浴びた後、Kさんとキッチンでコーヒーカップを手に持ちながら雑談と仕事を始めました。Kさんとは大学時代から政治科学部で一緒だったことから、雑談としてもFeminismやMinority の話をすることが多く、父親が弁護士であるKさんは会った時から議論好きで、論理的な考え方を追求するため雑談ですらハイレベルな会話ができる貴重な友人の一人です。とは言っても、雑談で盛り上がりすぎるから、別室に移動。笑

上司とのミーティングの前に少々作業を初め、ミーティングでは現在あるプロジェクトについて話し合い、その日のTodoリストを一緒に作成し、個別で作業を始めて行きます。

11AM
今日は、Sプロジェクトで進めているユーザーテストの準備と、自分がリードしているDプロジェクトのためのスライドの準備をすることに専念することに。
ランチの直前には、同僚とのWeeklyのチームミーティングを行い、先週からの作業内容を共有したり、それぞれのプロジェクトで考えていることや懸念事項を共有します。


12PM
ランチはKさんと一緒に簡単なサラダ。アボカド、ビーツ、卵をトッピングしたサラダと、Kさんはベジタリアンなので、ベジタリアン用の肉のパテもサイドとして食べました。

2PM
午後は、クライアントとの打ち合わせの準備に追われる感じですが、Miroなどのプラットフォームを使ってブレインストーミングを行ったり、自分のアイデアや分析のプロセスをまとめたものをクライアントに見せてフィードバックを求めるような作業をします。

6PM
仕事を終えてデスクを離れる前に、ミーティングで話し合った内容をまとめたフォローアップメールをクライアントに送り、次のミーティングまでに確認して頂きたい点をリストして連絡し、私の一日は終わります。

6:30PM
コンピューターを閉じ、Kさんと地元のブルワリーに駆け寄りました。サクラメントではブルワリーでランニングクラブが集ることがよくあり、数キロ走ってからみんなでビールを飲んで雑談をすることが終日の楽しみとしている人が結構います。私も特にCOVIDになってからランニングにハマり、Kさんもランニングクラブを試してみたいとのことだったので、やってみました。今までKさんも私もランニングクラブに参加したことはなかったですが、集合場所に着くと、クラブのメンバーの方非常に優しく、大歓迎してくれました。最終的にブロックの周りを5キロほど走り、ブルワリーに戻ってビール。クラブのメンバーの人混じって色々と話をしていると、9月中旬にサクラメントで大きなランニングイベントを開催したいと考えているが、地元の規制やCOVIDの影響で大人数が集まりすぎてしまうことが心配だと…知らない間に何も知らない私たちからも意見が欲しいと言われ、9月16日週に開催されるサクラメントランニングウィークのプランニングにちょこっと参加しました。


知らない間に5000人以上の人が参加すると想定されるイベントに関わるなど、ちょっとワクワクするような一日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?