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〝聖地巡礼〟をしたくなるこれだけの理由 毎日note EX 2024年6月13日付

現場に行くようになったのは、2018欅坂アリーナツアーの神戸公演が最初だった。最初のそれがいきなりチケトレでアリーナ引き当てた、というところからして、チケトレには成功体験しかない笑

座席も、この最初の経験でアリーナ。
チケトレで、アリーナ笑
しかもこのとき、演出が凝っていて、「Student Dance」の世界観を体現していた。最初にペンライトの消灯が周知された。私は初参戦なのでそのときも勝手が分からず、消灯がそんなに異例なことだとも知らなかった。

そして開演。

かなり暗めの会場の中に、照らされる懐中電灯の灯り。

ステージではなく、客席の入口からライトとともに入って来るメンバー。

私は客席のいた側から入って来たのは、忘れもしない。

土生ちゃんと、推しメン佐藤詩織さんの二人。

世界観がある。
あのスチュダンの世界観だ。そこには誰もいない設定だ。
私たちは、床か壁、なのだ。
声を出すわけにもいかない。

でも。

ほんの数m先に、推しメンがいる。

この印象的な経験。

それが私の、初めてのLIVE。


今振り返ってみると、取り憑かれるに値する要素が揃いすぎている。

翌年、欅坂2019夏のアリーナツアーで、初めて仙台に行った。
飛行機乗るのも十数年ぶりなのに、当日台風で飛ぶかどうかわからないギリギリの戦いで、なんとか飛んでくれたという記憶に残る初東北。

ゼビオアリーナ、箱はこぢんまりとしていたけど、とても見やすかった。見やすかったといっても座席はここだったけど笑

実はこのとき、公園のラストでメンバー全員がステージを駆け降りて一気に客席の後ろまで走り抜ける、という演出があって。
最後列のそれも端っこだった私のすぐ隣を、メンバーの多くが走っていく、それを見送るというスペイベ付きであった笑


そして東京ドーム。初参戦。

LIVE参戦noteはそれだけでも長大な内容になりそうなので、また改めてできればいいと思うけれど、つまりはそういうある種のLIVEにおける成功体験、あるいは握手会における体験の思い出などが重なると、必然的に現場主義になっていくものである。

すると今度は、メンバーがMVを撮った場所とか、いついつに行った場所などを巡ってもみたくなる。これがいわゆる「聖地巡礼」といわれるものだ。


私の場合は、極めて偶然性によるものがきっかけだった。


あれは確か、欅坂ガラ割れ握手会。東京ビッグサイトだった。
2018年3月のこと。

あのときは確か乃木坂の全国握手会と、欅坂の個別握手会を同時にビッグサイトでやっていたので、意味がわからないくらい人が多かった笑
で、たまたま見つけたホテルがビッグサイトの近所で、終了後ホテルの近くを歩いていると、何かどこかで見た光景が…


あの建物…どこかで…
ん…?de javu??

……

あ!!!!


まってセゾンのロケ地かよここ!!??

…というのが始まりだった。これでハマってしまった笑


その後はまぁいろんなところへ。


サイマジョで並んでいたこの場所が「さくら通り」というのもなんともエモい

欅坂日向坂櫻坂問わず。
そして極め付けは…


そこ曲がったら、さくら坂。

聖地巡礼をなぜ続けるか、と言われれば、一言で言うとロマンなのだ。
現実と夢の境界線。
アイドルが夢を見せてくれる存在だ、というのなら、画面越しではなく、その夢がリアルに感じられるからだということになる。

それから、歴史を感じることができるのも大きい。

例えば歴史好きな人が古戦場に赴くように。城の魅力に取り憑かれるように。
歴史はある意味で、ファンタジーである。長い年月の中で、創作が加えられたかもしれない、そんなファンタジー要素もある。
でも、それはそれとして、ファンタジーな世界にあったかもしれない歴史のリアルを目の当たりにできるのは、実際のその場所しかない。

いつぞやは、そこに推しメンがいた場所だ。
なにも感じない、というわけにはいかない。
すると、絶対にそんなはずはないのに、同じ場所に降り立ってみると、何かその当時の推しメンの心の機微の一端でも感じることができるような気がしてくる。

私たちとしては、それで聖地巡礼の大いなる意味を全うすることができるのである。


正直いえば、地方民にとってこれができるのは、東京近郊でのLIVE参戦時のみである。そういう意味のレア感ももちろんある。


…ということで、ドーム翌日6/17夜にバスで帰阪する予定なので、この一日をどう過ごすか思案中である。

どなたかご一緒にいかがですか笑



noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。