そこに降臨したのは神なのかそれとも、、ー櫻坂46 10thストリーミング解禁 毎日note neo EX 2024年9月25日付
noteを書くとき最も時間をかけるというか、せっかくなら読もうと思っていただきたいので最も工夫する箇所というのは、実は今皆様が目にしていらっしゃるこの冒頭部分である。
今回でいえば、10th配信ストリーミングスタートしました!とてもいい曲ですよ!皆さんも聴いてくださいね!と持っていく文章になるのである。そしてもちろんその気持ちは強さの上に強さがカバーしてある感じではあるのだけれど。
それとともに、とても不思議な感覚が全身を襲っていて。
一言で言えば
目の前にいるあなたは、神なのか悪魔なのか
という感じ笑
最初にティザーのメロディラインを聴いたときから、ナスカ曲っぽい気はしていたし、それはどうやら当たってはいるみたいだけど、それより何より、なんだろう…Buddiesのみならずいわゆるドルヲタと呼ばれる人々の固定観念やら既成概念やら、ステレオタイプやらを木っ端微塵にするために生まれたというか。
それでいて、人生ゲームにおける櫻坂46の今いるマスをも示してくれながら、振り返ったとき一緒に歩いてきた欅坂の「僕」の軌跡をも教えてくれて、尚且つここから先の未来を志向する、という。
だとしたら、神だ。これは間違いなく、神。
でもその一方で。
全てを破壊し尽くした先にしか現在地が見えないような世界にしてしまっている時点で、それは悪魔なのかもしれない。
いや、違うか。
神と悪魔の二分法で考えるとそうなってしまうけれど、実は破壊神と悪魔は表裏一体なのかもしれないから、同一の存在とも言えるのか。
…いや、なんの話笑
これだけ欅坂日向坂櫻坂の楽曲を聴きまくっていると、どうしても頭の中にこびりついているので、新しい曲を聴いても、あ、このフレーズこのメロどこかで聞いたことがある!と脳が勝手にストックから探し出してしまう。そんな作業になんの意味もないとはわかっていても、勝手に動いてしまうからタチが悪い笑
いきなりイントロもなしに歌から始まるあの感じ、「五月雨よ」を想起した人も多かったようだしそれもわかるけど、私が脳のストックから引っ張ってきたのは、欅坂6th「ガラスを割れ!」カップリングの、平手友梨奈ソロ「夜明けの孤独」の方だった。
これは私がカラオケで結構定番にしているから、というのもあると思うけれど笑、まずこれで多くのBuddiesが騙された。私も騙された笑
ここから一気に怒涛のようなサウンドの畳みかけ。
ラップ部分は「隙間風よ」を彷彿とさせたし、おそらくゴリゴリのダンスシーンになると思われる曲中なんて、欅坂ナスカ曲の代表曲の一つ「危なっかしい計画」のラスサビ前のCメロと言っていいのか、早口歌詞で右肩がりにテンションが上がっていくあの部分がずっと繰り返されているような感覚になる。
そして最も特筆すべきは、ラストだ。ラスサビでもない。全く違う壮大なメロディ。
ツイートしたとおりで、なんか、この曲を生歌で披露させることまでやりそうな気がして怖いんだけど、フル披露でそれをやったらこのラストのところで息が上がっているのがフツーだ。でもここで、息を切らさずに歌う。それができるだけで本当の凄みが伝わるんじゃないかと思っている。
その意味で、いつものセンターにおける重圧以上のものを、山下瞳月に背負ってもらうことになるのか。
ということで、これが音源。
MVの話になると激長になりそうなので、改めることにします。