現時点での、櫻坂10th売上と、早くも「その後」について語ってみる 毎日note neo EX 2024年10月28日付
櫻坂10thの初週売上の現時点での数字。
このご時世、CDの売り上げなんか意味があるのかという向きもあるけれど、こうやって統計をとっている以上は、前作との比較はどうしても気になる。
というか、何かと比較することそのものは特段悪いことでもない。もっと言えば、比較をして初めてわかる自分の立ち位置、というのもあるので、とかく比較は悪く言われがちだけど私はそうは思っていない。
もし悪があるとすれば、それは他人との比較だ。しかもそのうえ、他者を悪く言うのが最も非難されるべきことなのだ。
だから、比べるならば、過去の自分。
過去の自分との比較で、そんな自分を超えられたかどうかを図るのが最も健全であり、必要なことでもあるのだと私は思っている。
前作9th「自業自得」は、正直数字で比べるにはあまりにも別枠すぎるというか、競合になった分入れ込みすぎて、ブーストMAXの数字なので、人気による売上という視点で見たときには、ほとんど意味を成さない。
単純に数字だけで見ると、下がる。
下がって当然だ。
ただ面倒なのは、そんな数字の下がり方をアンチが捕まえて色々言ってくるかもしれないこと。それは、実は9thのあの異様な盛り上がりのときから感じていたことでもある。
現時点では思ったほど、さほどそこに言及する輩は見当たらないけれど(ごくたまにいるみたいだけど)、まずは私たちの側が、正しくそこを理解し受け止めることが必要なのかもしれない。
本当にそれができていれば、数字上の「下がった」という批判がなんの意味も持たないことに自信が持てるからだ。
それにしても、着実に、しっかり足場を固めながら人気を上げている、それが数字に表れていることがよくわかる。
理想的な売れ方。
発売6日目でまだ10000枚以上売れているのが、いかにスゴいことか。
ビルボード55万枚超え。
オリコン約49万枚。
そしてその推移。
概ね順調だ。
10枚目が発売された直後ではあるけれど、実はもう11thが楽しみで笑
11thが発売されるとすると、過去のこのペースでいけばら2025年2〜3月頃。
12月で最終選考が終了する四期生の参加があるのか、ないのか。
そして、推しメン小田倉麗奈の復活はあるのか、ないのか。
れいなについてはもちろん無理は禁物なので、次で復帰してくれ、という意味ではない。
ないのだけれど、もし復帰をしたら、という仮定で言うと、次の三期生曲は彼女のセンター曲となる公算が大きい。
「その日」が来たら、間違いなく泣く。
今から宣言しておく笑
そして四期生が合流すれば、三期生加入時に倣うとすると、四期生曲での参加から始まる、ということになる。それが果たして、あるのかないのか。
確かに三期生と違うのは、その加入すると思われる時期で、四期生は三期生よりも時期が明らかに遅いので、本当は私は12thあたりからの合流だとみている。
でももしそうだとすると、それこそ11thの持つ意味が大きくなる。
四期生に櫻坂というグループを、先輩が言葉ではなくパフォーマンスで伝えるシングルになるからだ。
話は戻るが、そんな11thがどんな仕上がりになって、私たちBuddiesが築き上げている高い高い期待のハードルを、どれくらい超えてくるか。
…いや。
そう思う一方で、櫻坂全体の難易度を上げているのは、そういうこちら側からの期待、築き上げた壁の高さに一因があるように思えてならないし、それは彼女たちにとって本当にいいことなのだろうか、という思いも拭い切れない。
パフォの難度が上がれば、当然動きも激しく緻密になるし、体の使い方も細かいところまで要求される。ダンス未経験で加入したメンバーもいるので、そんな子たちにとって、いくら練習に練習を重ねたといって、そのため体を壊すことになるのなら、そんな過度の期待って彼女たちにとっていったいなんなんだろうと思い悩むこともある。
でもこれはもう、櫻坂に関わった者としての「宿命」のようなものなのかもしれない。彼女たちも、私たちも。
彼女たちは、一糸乱れぬ動きを完成させる一方で、自らの思いの激しさもそこに乗せてパフォーマンスする。私たちはある意味の衝撃を持ってそれを受け止める。こんなことまでできるのかと驚く。そして次は…それ以上のものをどうしても期待してしまう。そんな声は必ず彼女たちの耳に届く。彼女たちは前作以上のものを届けようと躍起になる。そして…
というスパイラル。
正のスパイラルのようで、その裏には彼女たちの辛さ苦しさも必ずある。
だから私たちは、そこも理解したうえでやはり受け止める必要があるのではないかと。
それはともかく、この数字の右肩上がりは、やはり彼女たちが改名以後愚直に着実に一つ一つをこなしていった結果、結実して表れたものだ。
四期生が入ってこようとしている中、グループとして歩みを止めるわけにはいかない。それはおそらく、メンバー全員の共通認識だと思うし、四期生を櫻坂みんなで受け入れて、新たな構成で前を向くと信じる。
10枚目。節目。
欅坂時代から数えても、ようやく達成された二桁。
だがしかし、それはあくまでも通過点。
運命のタイミングで発売されることになるであろう11thでも、何を見せてくるか。
10枚目が神曲だらけだっただけに、本当に楽しみしかない櫻坂の物語である。
noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。