教員がコロナ陽性になって大変だったこと

ついに私のところにもコロ助の脅威がやってきました。
いやあ、本当に大変でした。
コロナの症状に関しては、報道されている通りですので詳細は省きますが、かかってみて大変だったこと4つ挙げてみたいと思います。

1.授業が完璧に止まる

始めの3,4日は本当に授業できませんでした。学年の先生やスーパーハイポテンシャルの教務主任の先生が入ってくださったおかげで大幅に授業は遅れませんでしたが、初めの2日くらいはプリントやドリルを進める日々になると思います。日ごろから自学をする習慣を授業でも身につけさせないといけないなと感じました。

2.学級経営どころではなくなる

入れ替わり立ち替わり先生が変わります。空きの時間をわざわざつぶしてきてくださっていたので本当にありがたかったです。
ですが、ずっといることが出来ないので、トラブルが起きなかったかどうか毎日ヒヤヒヤものでした。幸い、大きなトラブルはなかったと聞いていましたが、これが担任不在のものだと解決も時間がかかります。
日々の学級経営って大事ですね。

3.教科担任制になると人のクラスにも影響がある

自クラスへの負担が低いということは他クラスへの影響が大きいということです。今年は運よく、大幅に授業に入ることが少なかったのですが、昨年のように人のクラスにもコンスタントに入っていると休むのにも一苦労です。
特に低学年はほぼ全部自分の授業だと思いますので、お休みした時大変だなとつくづく思いました。


4.学年の先生への多大な負担

シンプルにこれが一番つらいです。本来5人でやる業務を4人で回しているので仕事量がえげつないです。私のクラスの自習計画も作っていただき、クラスにもちょこちょこ顔を出していただいているので、今後足を向けて寝られない状態です。
ありがたいことに、「しっかり休んでね~」「気にしないでいいよ~」といっていただけているので今回ばかりは甘えさせていただきました。
仕事始めてからこんなに休んだことありません(JICAの帰国時はあれは例外中の例外)
学年の先生のサポートが心にしみたそんな療養生活でした。
それでも、オンラインで授業ができるようになってからは、微々たるものですが仕事に復帰しています。ただまだまだオンライン授業の壁は厚そうです…


5.コロナ対応に関して言いたい


あまり専門的なことは言えないのでただの希望です。感染症の類型を第5類に引き下げてほしい。重症ならまだしも、軽症者も重症者と同じ扱いになるのはちょっと違うと思う。外出も事実上禁止みたいなもん。いまやテレワークで仕事できる人も増えてきました。学校もずいぶんオンラインで学習ができるようになってきました。
とはいえ、1対30で本当にオンラインは無理があります。現に私の学校では私がオンラインで授業したとしても、結局教室にはどなたか先生が入っていただかないといけない状況です。これでは結局授業をしないというだけで、その場にいる先生が最終的な監督者となります。

コロナ対応は罹ったときもそうですが、療養中が実は一番の曲者です。
なってみてわかった大変さ。そして、きっとまだまだ増えると思います。そんな時は、嫌な顔せず対応しましょう。
明日は我が身です。ほんとうに。
今やだれがいつどこでもらってくるか本当にわかりません。

いずれにしても、子供たちが一生懸命担任不在の中、踏ん張って頑張ってくれたことは本当にありがたいなと思いました。
久しぶりに会った子供たちは、「先生大変だったね」とねぎらってくれたり、「久しぶりの教室はどうですか?」と質問してくれたり。
これからもたくさんいろんなことはあると思うけれど、この子たちを作っていく1年間が楽しみになりました!

いよいよGWです。たまった仕事も消化しないといけません!
仕事もそこそこに頑張りたいと思います。