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ジャンプ新連載 願いのアストロ1話

どうも!そんたろうです

シリーズものとして、ジャンプの新連載をこれから扱っていきます!
できれば10話までジャンプ感想とは別にこちらで色々書いていきたいと思うので、よろしくお願いします🙇


願いのアストロ  第1話 世剣ヒバル

『新宿スワン』•『東京卍リベンジャーズ』で知られている和久井健先生がジャンプにやってきました!ジャンプ移籍は度々ありましたが、今回はマガジンから!

早速感想を書いていきたいと思います!

異能✖️アウトローということで、今までの和久井先生の世界観に所謂ジャンプらしさが加わったイメージですかね?
ジャンプにおいても、ろくでなしBLUESや魁‼︎男塾、BOYに代表されるようなヤンキー漫画はあったので人気は出やすいかもしれないですね!

1Pのカラーでは、流星群が地球を横切るというニュースが流れていて、自分の大事なものを握り願掛けをすると願いが叶うそう...
これが物語、特に1話のキーポイントですね

主人公は世剣ヒバルでどうやら暴力団世剣組組長の一人息子で、この日は父の葬儀のようです。さらに、世剣テラスをはじめとして10人を超える養子がいることが判明!これは生い立ちも含めて色々設定が組まれている可能性大ですね

そして、その葬儀の場で第12養子テラスを2代目世剣組組長に任命!?
噂では第1養子で若頭の世剣獅鷹が後継者とされていたので会場中が大騒ぎに!っていうか獅鷹の顔が影のせいか怖すぎる...

すぐに過去編に入り、組の、というより養子たちの内情が明らかになります。時代に合わせて表舞台に進出した世剣組の意向は、その養子たちの影響が大きく、組長の金剛は危惧していたよう
それもあって世剣ヒバルを後継者に選んだと思われますが、ヒバル自身はテラスを支える側になることを考えていたんですねぇ
敵組の出身のテラスと仲良くなった経緯についても今後の過去編で分かるのでしょう!

そして現在に戻り、ヒバルの言葉を聞いて、私はヒバルの思慮深さと冷静な分析を感じました!
自分が組のトップになることによる影響を加味して賢いテラスに継がせたのだと知り、納得です
最初のみかじめ料や法被を着て葬儀に参加する姿を見たときは、織田信長が名を上げる前に言われていたうつけ者のような印象があったのも事実ですが。

いつになったら流星群はやってくるんだ?
と思っていたらついに来ました!
ヒバルは父から譲り受けた銃弾のペンダントを握りしめ、

家族を支える為に、テラスを守る
最強の極道になれますように

週刊少年ジャンプ20号

と願いました!少年マンガの爽やかさと家族への想いが出てて良かったという印象です。

ここから、物語が一気に進み始めることに...
なんと流星群の隕石(流れ星)が落ち、ナニモノかから話しかけられ、その内容から以下のことがわかりました
流れ星の力が与えられたこと
銃弾のペンダントがヒバルと星とのコネクターであること
③願いを叶える為の力が「アストロ」という名称だということ

目を覚ますと、さっきまでいたテラスはビルの下敷きになってしまったよう....
え?テラスはもう退場ですか??
と思いきや.....

銃弾のペンダントを通して精神世界で父と会い、かつて父が教えてくれた最強の拳をイメージし、なんと例のビルを吹き飛ばします!!

というか何やら紋様が刻み込まれていて、これが力を得た証なのか...

なんとかテラスは無事でした!
良かった!!
キングダムの漂と同じ展開になるかとヒヤヒヤしました....!

と思った矢先、目の前には崩壊した街並みが映ります。
そして、力を得たのはヒバルだけではないのです!
発火や伸びる腕、透明の腕、強靭な足(車椅子のお爺さんが立っていました)など能力は様々。
テラスには紋様は現れていなかったけれど、描写的に他の兄弟も能力を得たみたいですね
最低でも12人はいるので、まだ顔が判明していないキャラも含めてどのような行動を見せていくのか、注目です!

ジャンプの煽り文では

時代が荒れる音がして裏家業の憚る時が来る。

週刊少年ジャンプ20号

とあったので、表舞台で活躍していた世剣組の今後をどうしていくのか....
暴力団という、なかなか扱いにくいであろう設定を物語に組み込みどう魅力を出していくのか、2話が待ち遠しい!

総評

個人的な感想としては、「面白いが、土台作りに時間がかかりそう」ですね

まず、養子が12人(おそらく)いることで、彼/彼女らの能力は何なのか、なぜその能力を得たのか、目的・信念は何なのかを説明する必要があります。これが終わるまでに10話以上を要すると思うので、そこまでにしっかりとした支持を得れるかが最初の関門だと。

でも、その12人のキャラ造形が深ければ深いほど作品としての厚みが出る上、読者の中で応援したいキャラ、所謂“推し”が誕生するきっかけにもなります!シルエットの差別化は図られているので、やはり能力と性格が気になるところ!

また、その能力に関して言えば、
①どのくらいの人が能力を得たのか
 流れ星に願った人全員に渡ったのか?
②流れ星からどれくらいの範囲の人に効力があったのか(範囲の制限)
 流れ星が見える範囲の人にチャンスがあったくらいなら広くて関東くらい?少なくとも日本全土の人に!とはならないかなーという予想
③能力の幅
 何でもありだと、一見面白そうだけれど...
 どこまで自由なのか。ヒバルの描写を見るに本人の想像力がカギなのかもしれませんね!
能力の発動条件も明確に示されるのかもかなり重要。
④能力の副作用
 ワンピースにおける、悪魔の実の「海に嫌われる」という弱点・副作用のようなものが存在するのかも、バトル漫画にしていくなら重要な要素になるはず

主にこの4点が気になりました!
まだ1話なので気になることがかなり出てきました...

今現在、ジャンプ連載陣には連載経験者が多く、新人勢が食い込むことが難しい印象です。和久井先生は連載経験者だけれどジャンプ連載は初なので、それがどのように影響してくるのか...

正直、漫画を読んでいるだけでこんな偉そうに語るべきではないとは思いますが、一個人の感想として捉えていただけると幸いです。
前半は展開を説明しているだけになってしまいましたが、徐々に簡潔かつ丁寧に説明できるように頑張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
もし気に入ったら、スキ&フォローよろしくお願いします🙇
そんたろう

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