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「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第3話)」高橋一生の周囲に、彼をどこかに振り向かせるように集まってくるものたち

最後にやってきた猫は誰かの化身?最初に出てきた時からそんな気はしたが、宮本茉由は橋爪功が見えないらしいから、猫娘ということではないみたいだ。だいたい、橋爪が何故にまた幽霊で戻ってきたのかがよくわかっていないしね。とにかくも、花火も作れなくなった高橋の元にいろんな人が集まってきて、彼の人生をまた動かしだす。というか、人生とは、そういうものなのだろう。だから、誰にも会いたくなくなって引きこもりたくなったような時があれば、その後にみんなが集まってきてくれるサインだと思えばいい。まあ、今、引きこもってる人の周辺の人たちには「そんなことあるはずないだろう」と言われるかもしれないが、本当に生きることを選んでるなら、どうにか山は動くものだと私は思います。

そして、高橋は宮本を受け入れたはずなのに、いろんな心配をする。いつからくるんだ?住み込みか?昼飯はどうするんだ?移動はどうするんだ?と悩んでる時に、もう、宮本はやってきてしまう。そして、そんな心配事はどうでも良かったと言わんばかりに、宮本は自分のことは自分で考えていた。で、彼女のお弁当は、肉とご飯だけでしたね。お弁当が魚でないから、彼女が猫ということはないですね。

そして、高橋は、宮本に火薬の配合の現場は立ち入り禁止だとかいうし、花火の仕込みの現場では、彼女が大玉を仕込むことを嫌がる。なんなのだろう。自分の聖域を侵されるみたいな感じなのだろうか?確かに本田翼が現れて雇った時も似たようなことはあったかもしれないけど・・。とかく、高橋はここでは、女の子に人見知りするようなところはありますよね。

でも、やはりこのドラマ、花火を仕込むところから上げるところまで描くのは見ていて心地よいですね。これを見ていて、花火師になりたいと思う人も少なくないでしょう。そう、本田翼とか宮本茉由とかと一緒に花火作って打ち上げられるなら楽しそうですよね。

そして、ここでの本田翼の演技というか、高橋に対しての対応の仕方はすごく好きです。演技が下手だとかどうだとか、棒読みだとかじゃなくて、やはり彼女の柔らかい空気感はドラマにそのままにいかされる感じが心地よい。まあ、こういう田舎の感じが意外に似合っているのですよね。彼女のセクシーシーンも見たいけど、このドラマでは無理ですよね(前回は、橋爪が彼女の入浴姿を妄想するようなセリフはありましたけどね・・。)

次回は、高橋のお母さんの原田美枝子もまた出てくるみたいで、結構、ここから、新しい展開もあるのでしょう!楽しみにしております。

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