見出し画像

利益のこと

みんな知っている?!利益率の多いお菓子
利益率の高いお菓子ってなんでしょうか。

利益率の高いお菓子


膨らむもの、水物、日持ちするもの。これらだと思います。

膨らむもの

  • メレンゲ菓子

  • スポンジケーキ

  • 綿菓子

  • 蒸しパンケーキ

  • シュークリーム

  • パイ

水物

  • ゼリー

  • かき氷

  • 水まんじゅう

  • 羊羹

日持ちするもの

  • メレンゲ

  • ラスク

  • せんべい

  • かりんとう

  • ビスケット

思いつくあたりを挙げてみましたが勿論、レシピや作り方によっては当てはまらない場合もあります。
一般的なレシピだとすれば割りと安く作ることが出来るものかとは思います。
これらを兼ね揃えたメレンゲは最強の焼菓子ではないかなと考えます。

カットケーキVSワンホールケーキVS焼菓子

ベストは焼菓子、次にワンホールケーキ、最後にカットケーキ
理由としてはこう考えます。

カットケーキその分の包装が増え、袋入れの手間がかかる。
ワンホールケーキはその手間が無いが、箱代ロスになる大きさ
焼菓子は常温で日持ちし、生地を作っておけば焼くだけ。

簡単に述べましたが、もちろん中には考え方次第で焼菓子が日持ちのしない生菓子になったりカットケーキを数作ってバラエティ豊かなギフトが出来る…従業員の数や使う原材料など
繰り返しになりますが、アレンジひとつで変わります。

趣味で作ったお菓子の利益率の考え方

さて、お家じかんで作ったショートケーキ。
お店で買うと600円ぐらいですが、自分で作ったらいくらで出来るでしょうか。
実際に計算してみました。

ワンホールのスポンジケーキ材料
卵3個
グラニュー糖90g
薄力粉90g
牛乳20cc
サラダ油10g
生クリーム200g

スーパーで販売している価格で原価を計算。
すると、18㎝のスポンジケーキを焼いて生クリームでデコレーションし、8等分にした際にできるショートケーキの一個分の原価は162円でした。
細かな材料の金額はさておき、一個162円でショートケーキが出来たとします。
これを600円で販売した場合の利益は
600―162=438円
27%原価になりました。

自分の人件費を忘れずに!

利益率のいい美味しいお菓子を作ることが出来たら、出来れば経費の事もちょこっと考えてみてください。
ちょっと現実的ではないので考えるのが難しいとは思いますがもし、出来ることなら頭の隅にでも置いておいて欲しいです。
先ほど例として出した600円で売るショートケーキ。
それを一日何個売れるでしょうか。

10個売れて4380円です。
100個売れて43800円。

どうでしょうか。
毎日100個作ることを想像してください。
そして、1か月の売上から水道光熱費や家賃、電話代に人件費、広告費。
原材料以外の経費を払っていきます。
このようにして、小さなお店の場合は一日に何個売れるのか、一日に何個作ることができるのかを考えた上で利益を求めるのが大事だと考えます。
これは私の推測でしかありませんが、大きな企業の工場も多分同じ計算をしていると思います。
一日に何個作ることが出来るのか

勘のいい方はお気づきかと思います
手間を考えることです。
この大事な手間が意外と大きく変わってきます。
小さなお店の場合は自分の時給と直結するので出来れば考えておきたいですね。
1日に作ることのできる数が10個違ったとしても小さなお店では大きな違いとなります。
10個売れて4380円の利益ですから、1週間7日で30660円になります。
グラフを見てください。

ここから先は

4,077字 / 2画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?