大人になった友達との付き合い方
友だちとの付き合い方や、知り合いと友達の境界線が年齢を重ねるたび、分からなくなっている。
そもそも友達と呼べる人は現在何人いるのだろうか。
地元を離れ身寄りもいない東京で、仕事帰りに職場の人たちとご飯や飲みに行ったことはあるけれど、休みの日に待ち合わせして遊んだことはほとんどない。
そういう間柄でも友達と呼んでいいのかな?
はたまた、私が友達と思っていても相手からすると私は友達ではないかもしれない。
小さい頃は「一緒に遊ぼう」「友達になろう」と言葉にしていたはずなのに、年々そういうこともなくなり、大人になって「友達だよね?」なんて確認したこともない。
まるで付き合ってるのか、付き合ってないのか
どっちつかずのソワソワしている男女のようだ。
友達か友達じゃないのかなんて考える必要はなくていいことぐらい頭では分かってるんだけど。
ライフステージの変化
二十歳超えた辺りからあれよあれよと周りの友達たちは結婚、出産を経験していき、気軽にお茶しようと誘うことさえ気を遣い、遊べる回数は自然と減っていった。
そして久しぶりに会えることになると互いの近況報告が始まり、私はオトコや仕事のことしか話すことがないが、結婚している友達は義理の親含めた家族やお金のこと、どの保険がいいかなど現実的な大人の悩みを持っており、独身の私は「そうなんだ」「大変だね」「へぇ〜」といったリアクションしかできず、もどかしい気持ちになる。
久しぶりに友達に会えるのはとても嬉しい。
だけど私の知ってる頃の友達ではなく、私より先に人生経験をし、勝手に置いてけぼりにあったような寂しさも正直感じる。
複数人の友達たちと集まると結婚・出産経験ある人同士、お尻拭きや哺乳瓶のメーカー、保育園などの話題で自然と盛り上がっているが、私含めた独身メンバーは「最近調子どーよ?」なんて互いの安否確認をしている。
一対一で友達と会うより、複数人で集まった時のほうがより寂しくなってしまう。
昔は◯歳で結婚して〜、◯歳で子ども産んで〜
なんて互いに人生設計語り合ったはずなのに、どうして私は結婚することもできないんだろう。
独身時代は仲良かったのに、今ではママ友とのほうが仲良さそうだなぁ…なんて自分が経験してないこと、持ってないモノに対して友達と比べて勝手に落ち込んでみたり、連絡とるのを一方的に気を遣って疎遠になったり、前田の中のめんどくさいメンヘラが時たまゴジラになるのよ。
いや、顔的にミニラか?
複雑な感情に悩むことがあっても、友達の子どもと遊ぶのはとても楽しいし、自分の子どものようにめちゃくちゃ可愛い。
久しぶりに会う友達の子どもが身長伸びていたり、沢山話せるようになってたりすると成長を感じ、しみじみしちゃう。
会えることが今は帰省の楽しみになっているのだ。
連絡頻度
みなさんは友達とどのぐらいの頻度で連絡とりあってますか?
上京して数年経つが沖縄にいて仲良かった友達ほど、私は全然連絡をとっていない。
年に1回程度、安否確認がてらダラダラと電話で当たり障りないこと喋って終わりぐらいかしら。
無料ですぐ連絡とれる手段があるのにも関わらず、わざわざLINEや電話をしたりしない。
しいていうならば熟年夫婦のような関係かもしれない。
その逆に心配してか定期的に安否確認してくれる友達もいる。
連絡頻度の適正さなんて誰も知り得ないと思うけど、誰かから気にかけてもらって連絡もらえること自体が有難いことだなんて上京して初めて気付けたよ。
連絡する愛もあれば、しないも愛だなって。
そして今回note書く前、自分のことを知り合い多いけど友達と呼べる人は少ないと思っていたのね。
だがしかしたかし、12月17日の沖縄タイムスに私の体型観に関するインタビュー記事を掲載されたところ、色んな友達から連絡が沢山あり、沖縄から応援してるよと言ってくれてとても嬉しかった。
東京と沖縄では距離もあるし、対面で会う機会も減れば頻繁に連絡とることもないけど、遠くから応援してくれてる友達がいることを改めて確認でき、なーんだ私、友達いっぱいいるじゃん!知り合い含めてみんな友達でいいじゃん!と現在ギャルマインド全開でございます。
冒頭に綴った結婚した友達は〜とか、人生経験に差が〜とか言ってくだり、今は全く気にしてないから私って本当単純な女。
おわり
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