店長になったこと/病んでいた過去
今回は、私が病んでいた時期について、私なりに考えがまとまってきたので、ここに残していこうと思います。
※精神的に病んでいたお話になりますので、苦手な方はお控えください。
今は精神病は完治し、元気です!!!!!!
↓↓↓本題↓↓↓
私は、社会人1年目にして、普通ではできない経験をしました。
高卒で入社した会社で、入社半年後(5か月後)に店長になりました。
それは私の実力では到底なくて、前店長の方が退職されて、社員が私1人になったからです。
私、プライドが高くて、完璧主義で。
負けず嫌いなんです。
最初、店長の話を聞いたときは、「やってやる。これは私にしかできないことだ。私だから回ってきた試練なんだ」と、前向きな気持ちしかありませんでした。
やるからには完璧にやり通したい性分なので
本当に真面目に真剣に。業務に打ち込みました。
もちろん分からないことばかりでのスタートだったので、
失敗するたびに学んで、自分に足りない部分を常に分析して、先回りして調べて、身に着けて。
自分の描く、周りが求める「店長像」に1秒でも早くたどり着けるように、ひたすら必死になって働いていました。
仕事自体はすごく楽しくて。
店長業務もやりがいがあって、本当に楽しかったんです。
売り上げを上げるにはどうしたら良いのか。
売り場配置、POP作成、声掛け…商品のニーズやお客様目線での試行錯誤。
翌年に繋げられるような資料の作成、誰が見ても分かるようなマニュアルの作成。
常にベストな状態のお店を保てるように、研究し尽くしました。
その結果、売り上げが伸びたり評価が上がると、すごく嬉しくて。
それがモチベになって、また新しいアイデアを生み出して実践してみたり。
休日も常に仕事のことを考えて、自ら休日出勤したりした日もありました。
もちろん、辛いことも悔しいこともありました。
社会人としての在り方も、まだ分かりきっていない状態だったので、
外部の方との交流では緊張しまくりでしたし、
「この人が店長…?」と思われることもありました。
それでも続けられたのは、楽しかったからです。楽しかったから、多少の無理も平気だったんです。
ですが、その楽しさは、突如として失われることになります。
店長になって1年が経ったころ、体調の悪い日が続くようになりました。
私は学生の頃から「強迫性障害」を持っていました。(今は完治してます)
といっても、症状は軽くて、日常生活に支障が出るほどではなかったんです。
その「強迫性障害」の症状が急激に悪化し始めたんです。
人の目がすごく怖くなりました。
自分のことも怖くなって。
毎日泣いて。
尋常でない不安感、喘息、過呼吸、めまい、虚無感・・・
まともに接客をすることも、人前に立つことも、生きることも。
全てが辛くなりました。(うつ病も併発していました)
今まで必要なかった、精神科にも通うようになって。
本当に、自分で自分が分からなくなるくらい、精神病に支配されていきました。
ちょうど同時期に交通事故にも巻き込まれていて。
その影響も少しはあったのかな、とは思っています。
こんな精神状態になってしまった大きな原因は「頑張りすぎ」です。
この頃の私は完璧主義すぎて、
自分の未熟な部分が許せなくて、理想の店長像に近づけるように、自分を酷使していたんです。無意識に。
未熟な部分があって当然なんです。
入社半年後に店長になったんですから。
未熟で当然なんです。
そんなこと分かっていたけれど、少しずつ理想に近づいていけばいい、焦らなくていい、頭では分かっていたけれど。
ここで厄介なのが「プライド」なんです。
私の無駄に高い「プライド」が、未熟な自分を許せなかった。
その結果が、精神状態の崩壊です。
・・・と、長くなるので今回はここまでで!!
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