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「なんか買いたいけどなんも欲しくない」時は家具を買え

私ほどの資産家になると
「なんか買いたいけど、なんも欲しくないなぁ。」
「お金はいっぱいあるんだけど、使い方が分かんないなぁ。」

みたいなことがよくある。

そこで、これまで適当にいろんなものにお金を使ってみたのだが
結論、家具を買い替えるのが最適解であると今のところ思っている。
その考えについて共有しておきたい。

体験や健康への投資は大前提

家具の話をする前に大前提として伝えておきたいのは、お金は基本的に体験や健康、人のために使うことが最優先であるべきだという思いである。
旅行に行ったり、ジムに通ったり、良いものを食べたり、人にプレゼントや寄付をする。
それがお金の使い方としてベストであることは言うまでもない、ここにまだお金を使えていないとしたらその人はまだこの記事を読むフェーズに至っていない。
こうした最上位の消費活動を行ったうえで、この記事はそれでも
「いや、なんかモノを買いたいのよ。モノを。」
という物質世界における異質な欲望に対するアンサーであるということを強く申し上げておく。

ここでいう家具とは

家具といってもテーブルやソファからごみ箱まで様々だが、一部には「家電」も含まれる。
在宅での仕事が発生する人や副業で自宅作業することがある人にとっては、一般的な「生活家具」よりも接触頻度が高い「デスク」や「デスクチェア」などの「仕事用家具」が対象になりやすいかもしれないが、もちろんそれでも全く問題ない。

仕事用家具:仕事用のデスク、チェア、モニターやPC周辺機器など
生活用家具:ダイニングテーブル、チェア、ソファ、チェストなど

なぜ家具を買い替えるのか

なぜ家具への出費を優先するべきかというと
「テンションが上がるから」である。
そんなもん人によると思うかもしれないが、私の持論としてそんなことはない。
最も視覚的に接触時間の大きな「家具」を自分の好みにアップデートすることは、自分の機嫌を取るうえで最もコスパの高い投資である。
異論など存在しない。

買い替え家具の優先順位

さて、強引に家具の買い替えを合理化したわけだが、ここからは具体的にどの家具を買い替えるのがオススメかということになるが、これは一定のルールの下で分別し「頻度」と「ポテンシャル」の観点で最も費用対効果の高い買い替え家具を見つけたい。

①使用頻度が高く質の低い家具を探す

まず、使用頻度(目に入る、という視覚的なことも含めて)が高い家具ほど買い替え時のリターンが大きい。
例えば私の場合でいうと毎日長時間座る仕事用のデスクやチェア、モニターなどが「高頻度家具」である。

そしてその中で「気に入っていない家具」があるかがポイントである。
「このデスク、もうちょっと広かったらなぁ」
「この椅子、ずっと安物で我慢してるんだよなぁ」
「4Kのモニターってどんなんだろう?想像しただけでワクワクしちゃう」

みたいなものがあれば大チャンスである。
これが「ポテンシャル家具」である。

②自分の理想的なモノが適切な価格であるか調べる

次に、当たり前であるが予算をはるかに超えた買い物はお勧めできない。
「大体このくらいなら使ってもいいかな」と思える予算の範囲で買い替えに値する新しい家具が見つかるか探してみよう。
重要なのは、妥協しないことである。
例えば、予算内で一番欲しいチェアが10万円するとして
「10万円かぁ、なんかもったいない気がするから若干気に入らないところはあるけどこの6万円のにするか」
などとは思わないことである。
買えるのであれば、最も欲しいものを買わなければ高確率で後悔する。

③最後は感覚で「もっともときめく家具を買う」

上記に当てはまる家具は多くの場合は一つでは済まないだろう。
それらを全部買い替えるほどにお金が余っているなら問題ないが、それにしても焦らずに「ひとつずつ」買い替えるのがオススメだ。
一度に全部買い替えるより、一つずつ幸せを味わいながら順番に買い替えるほうが幸福の総量は大きいだろう。
なので、先述の条件で「欲しい家具」が見つかった場合は、まず
「もっともときめく(本能的な「欲しい!」が強い)家具」を優先して買おう。
冷静な判断はすでにできているので、最後の決断は本能に委ねて問題ない。

オススメ買い替え家具候補と予算

基本的に話としては以上なのだが、様々な家具の買い替えと失敗を繰り返した私の経験として最も「比較的小さな投資額に対してテンションが上がった幅が大きい」家具とその時の予算を紹介したい。
家具の買い替えに慣れていない人はこのくらい(10万円以下くらい)のお試しから始めるのがオススメだ。

※くれぐれも、わたしはアフィリエイターではないのでこの商品の購入を促したい意図は全くない。あくまでも「これくらいかければ失敗しない」金額感の参考まで。
また、私は比較的「買い物上手」なので普通に出てくる価格より安く購入できていることが多いが、そこはあまり気にしなくてよい。

デスクチェア:「Steelcase Series1」 購入価格¥67,983
チェスト:
「KARE プロバタフライ」 購入価格¥97,900
テレビスタンド:
「WALL V3 mini」 購入価格¥29,700

これらは私のQOLを爆上げした小型家具たちだ。
ソファやテーブルなどは家によって必要なスペックが全然違うので一概に紹介が難しいが、上記のような小型かつ高頻度で接触する家具はかなりコスパが高いと思う。

「やりたいことリスト」に入れるだけでワクワクする

少し話がそれるが、私は毎年「今年やることリスト」というものを作って必ずすべてクリアするようにしている。
例えば
・青森県に初めて行ってみる
・ダイソンの掃除機を買い替える
・りょうちゃんに会いに行く

のようなリストだ。
欲しい家具が出来たときにもこのリストに追加するようにしているのだが、それを時々見返すだけでもテンションが上がる。
「今年、自分はこの椅子を買い替えるんだ!」という確約された将来が高揚感をあおってくれる。
今すぐに具体的な欲しい家具が見つからなくてもこのようにリスト化しておくだけでも毎日にワクワクが追加される。
家具は、自分の機嫌を取る最高の道具だ。

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