【Kampo opinion・[Ⅴ]/[10]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章〜10節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅴ章/第10節】]
◉[第Ⅴ章]〜『瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質』/素因7分類、
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◉今回より、『7通りの素因体質』(【第Ⅴ章〜瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質】)の、影響を受け易い、「病因([外因/内因/不内外因]と『瘀血証』の関係をピックアップし、「知るべき、自分の体質の査定〜『身体のsineサインを纏めてみます。
■【実際に『瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質』が影響を受け易い、『病因(内因/外因/不内外因)』とは!?、…
◉[『瘀血証(血瘀)』〜「血液が流れにくくなり、体の中に滞ってしまう事で起こる状態」を示す。]、…
[1][『血滞(瘀血証)』]〜、
➀「肝/腎の陰虚(血/津液)が発生し…」↓
②「上焦(心/肺)に虚熱が発生する…」↓
③「先に、気の滞り(気籠)が発生する」↓
④「その後、血の滞り(血滞)が発生す」↓
・ この時に、影響を与える[病因]が、…
◆『内因(七情)』-『思/喜/怒』が関係。
※[要するに、「気分の高揚を助長する(アグレッシブ)な感情。]
◆『外因(六淫)』-『風邪/寒邪/湿邪』が関係。
◆『不内外因』-『労逸/ストレス/プレッシャー』が関係。
・[起こり易い症状]〜
【顔色がドス黒い(色素が沈着する)/舌の色が暗赤紫化する/歯肉の色が暗赤化する/下腹部の圧痛抵抗が起こる/不定愁訴(肩凝り・頭痛・頭重・健忘・月経異常・便秘 等)/手足の冷え&ほてり/傷跡&あざが残り易い/肌がくすむ/シミ&ソバカスが気になる/生理痛が強い】等。
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[2]【『血燥(瘀血証)』】〜「病理」、
◆[『血』の中の「水分」が不足する為、「血」が乾燥するタイプの病理である。]
➀「肝/腎の陰虚(血/津液)が発生し…」↓
②「肝の血(ストック)」が乾燥する…」↓
③「上焦(心/肺)に虚熱が籠る(上昇・停滞)]〜結果として、下記の症状が現れる。
・ この時に、影響を与える[病因]が、…
◆『内因(七情)』-『喜/怒』等が関係。
※[要するに、「気分の高揚を助長する(アグレッシブ)な感情。]
◆『外因(六淫)』-『風邪/燥邪』が関係。
※[風邪は、「陽気を飛ばし、虚熱を助長させる」邪気。]
※[燥邪は、「陰(血)を乾燥させ、虚熱を助長させる」邪気。](『肝陽上亢』の病理)
◆『不内外因』-『労逸/ストレス/プレッシャー』が関係。
・[起こり易い症状]〜
【皮膚が乾燥して、カパカパになる/毛髪がパサつく/歯肉が乾く/目👁が乾く(ドライアイ)/不定愁訴(健忘・月経異常・便秘 等)/顔🌝の逆上せ&手足の冷え/錯乱&落ち着かないが起こり易い/経血(生理の出血)が濃い/皮膚が痒くなる&被れる/シミ&ソバカスが気になる】等。
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[3]【『血熱(瘀血証)』】〜「病理」、
◆[『血』そのものが「熱」を帯びる病理のタイプである。]
➀「肝/腎の陰虚(血/津液)が発生し…」↓
②「肝の血(ストック)」が乾燥する…」↓
③「外因(風邪/暑邪/燥邪)の影響…」や、↓
④「内因(喜/怒)の影響…」や、↓
⑤「不内外因(労逸/ストレス/プレッシャー)の影響」を受ける、↓
◆『内因(七情)』-『喜/怒』等が関係。
※[要するに、「気分の高揚を助長する(アグレッシブ)な感情。]
◆『外因(六淫)』-『風邪/燥邪/暑邪』が関係。
※[風邪は、「陽気を飛ばし、虚熱を助長させる」邪気。]
※[燥邪/暑邪は、「陰(血)を乾燥させ、虚熱を助長させる」邪気。](『肝陽上亢』病理)
・[起こり易い症状]〜
【皮膚が赤くなる/ニキビ&おできが出来易い/歯肉が赤くなる/目👁が乾く(ドライアイ)/毛髪が裂ける/顔🌝がくすむ/不定愁訴(肩凝り・頭痛・健忘・月経異常・便秘 等)/上半身が逆上せる&手足が火照る/筋肉痛&筋肉が炎症を起こし易い/毛髪が抜ける/経血(生理の出血)が粘っこい&色が黒っぽい(レバー状)/シミ&ソバカスが気になる】等。
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[4]『血分(瘀血証)』]〜、
◆[『血』の中の「水(津液)」が多くなる病理のタイプである。]
➀「肝と脾の連携の乱れ、が発生し…」↓
②「脾から肝への「気」の受け渡しが上手くいかない状態が発生する…」↓ ここで、
※[肝の疎泄機能は、脾胃の気の昇降を助けますが、…これが出来なくなる。]
③「外因(暑邪/燥邪)の影響…」や、↓
④「内因(思/憂)の影響…」や、↓
⑤「不内外因(労逸/ストレス/プレッシャー)の影響」を受ける、↓
■「肝気(気籠)が胃の働き(水穀の精微の生成)を阻害する〜「中焦にて水滞&気鬱が発生」。](『肝脾不和』の病理)
■また、『外因〜風邪/湿邪』や、『内因〜怒/喜』等の影響を受け、…「肝の陽(胆経)」まで、虚熱を侵入させる(痰飲発生の影響)病理として、『脾虚肝実』がある。
⑥上記の結果として、「血の中の水(津液)」が発生する。
・[起こり易い症状]〜
【肌肉がポチャっとしている(水太り系)/舌👅の厚みがある/舌👅の縁に歯型が付く/下腹部の圧痛抵抗が起こる/不定愁訴(肩凝り・頭痛・頭重・健忘・月経異常・目眩い 等)/他覚的に手足が冷たい/傷跡&あざが残り易い/肌がくすむ/シミ&ソバカスが気になる/足(筋肉)が痺れ易い/皮膚が浮腫む、靴下の跡がつく/生理が長い/生理直前の基礎体温の低下が緩やかで、出血まで3日以上かかる】等。
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次回、…
●【Kampoの章・[Ⅴ]/[11]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章〜11節]「7種の体質/瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証・質問事項シュミレーション(五行説)の考察⑪」へ、続く…。
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