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『結束バンド』の楽曲について語らせてくれ(ぼっち・ざ・ろっく!)


初めましての人もいるかもしれませんね、咲祈です。

普段はアイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)というゲームで攻略勢をやったり絵を描いたりしてます。


絵です。
色素が薄すぎて全くアイコン映えしません。



2022年も終わるということで、楽曲まとめを書いてたんですよ。

となると勿論、結束バンドも入ってくるわけで。


感じたことを書きまくっていたら、なんと結束バンド枠だけで9000文字オーバーに!

てなわけで、結束バンドオンリーで記事を1個作ることにしました!

大晦日前日に徹夜で合計10時間くらいかけたよ~


基本的にSpotifyの公式プレイリスト準拠で書いてたので、アルバムと順番が違います。



ここまで真剣に楽曲(主に歌詞)と向き合うことって今まで無かったので、良い経験になりましたし、解釈も深まりました。



ちなみに私はアニメが終わるまで原作読むのを我慢していて、今全巻買って最初から読んでいる最中なので、もしかしたら変なこと言ってるかもしれません。


[追記]
今絶賛原作読み進め中なんですけど、その過程で気づいたことも色々あって、その都度こんな感じで追記してこうと思います!

本文中の追記は見出しを付けて飛びやすくもしようかと!
そんな何回も読み直してくれる人がいるか知らんけど!



さて、まぁとりあえずいってみよう!




青春コンプレックス



まずはこのOPですよね。


私はまさに『青春コンプレックス』を患っている人間なので、このタイトルにはビックリしました。

暗く狭いのが好きだった
深く被るフードの中
無情な世界を恨んだ目は
どうしようもなく愛を欲してた
雨に濡れるのが好きだった
曇った顔が似合うから
嵐に怯えてるフリをして
空が割れるのを待っていたんだ

悲しい歌ほど好きだった
優しい気持ちになれるから
明るい場所を求めていた
だけど触れるのは怖かった

ぼっちの寝暗さを表現しつつ、その視点からの憧れが詩的に描かれていて見事です。


私 俯いてばかりだ
それでいい 猫背のまま
虎になりたいから

終盤に、「自分は自分なんだ」と肯定しつつ、「でも変わるんだ」という後藤ひとりなりの決意が感じ取れるのが胸に響きます。

HIP HOPでは『変わらずに変わる』ことを"美"とすることが多いのですが、後藤ひとりはまさにそれを体現してますね。

ラップ、しないか?




ひとりぼっち東京



こちらも『青春コンプレックス』と同じコンセプトを感じられる楽曲ですね。

でも、こちらは喜多ちゃんに向けた歌詞も詰まってるのかな?と個人的には感じてます。


駅前ファストフード
揚げたてのポテトはラッキー

さみしがり東京
みんなひとりきりなんだ
だからまた誰かと
つながり合いたいの
なんだっていいよ
好きなものやことならハッピー
絶対共通言語があるよ

ここら辺の歌詞は特に喜多ちゃんっぽいですよね。

喜多ちゃんは等身大の弱さを持っていて、それを乗り越えようと必死に頑張っている姿が心にギュっときます。


『青春コンプレックス』『ひとりぼっち東京』、そして後述の『Distortion!!』『カラカラ』『なにが悪い』『転がる岩、君に朝が降る』は、"結束バンドが向こうの世界で自楽曲として実際に歌っている"のではなく"アニメの登場ユニットとしてこちらの世界の存在が歌わせている"のだと自己解釈している(本来リョウ虹夏ぼっちはメインで歌わないし、Distortion!!も同じ系列だと思うので)んですけど、だからこそ歌詞に散りばめられるフレーズがあって良い。

「いくよ?」なんてぼっちが喜多ちゃんに歌わせることは無いだろうし。


誰もがひとりぼっち東京




Distortion!!



喜多ちゃんの楽曲。

喜多ちゃんらしい明るさを纏っていますね。


私はHIP HOPが好きなので、HIP HOPじゃない楽曲で韻が踏まれているとニッコリします。

Distortion!!はそれが沢山あるので嬉しい。

次の音にエスコート
日々の憂いにディストーション
ひとりの夜 鳴らすコード
君も同じかい? 理想像
追いかけた日々 Fコード
掻き鳴らすんだディストーション
ボリュームを振り切るよ

最後の畳みかけ、良すぎ~


誰か心のノイズをとって
わたしを覗いてよ
誰も心の奥には入れないけれど
期待してしまう そんな夜

という歌詞、喜多ちゃんの心にある『不安』を詩的にかつ的確に表していて良いですよね。

友達の多い喜多ちゃんがその1人1人とどれだけ深い関係性を築いているのかは分かりませんが、どこかで壁を作ってしまっていて、それを壊してくれた存在が結束バンドであるのだと信じています。




カラカラ



山田リョウの楽曲。


ギターからの

重大な問題抱えて眠る

という入り、天才的すぎませんか......?

もうほんと、山田リョウの透き通るような歌声が大好きなんです。


君が眩しいから私は影になれる

ここ~


『ギターと孤独と蒼い惑星』の

眩しい 眩しい そんなに光るなよ
わたしのダサい影が より色濃くなってしまうだろ

という歌詞と対比されてるんじゃないかな~


そしてこれ。

どうせどこかの誰かみたいに 生きれない
だから 私のことなら私が推せる

作中に「個性捨てたら死んでるのと同じだよ」みたいなセリフがありましたけど、その信念を持つに至った理由がこういう考え方なんだろうなと。


自慢の武器など一つもないけれど

というフレーズをリョウに歌わせるのも凄い。

リョウって少なくともベースの腕と容姿には自信を持っているはずですけど、文化祭で失敗したエピソードを話している時は思いの外凹んでましたし、弱みをポーカーフェイスで取り繕っている一面もあるのかもしれない。


きっと君に会いに行く
いつか消えてしまう前に

明日は君に会いに行く
早く言わなきゃ

この歌詞は明らかに『なにが悪い』と対比されてますよね~
後で詳しくまた触れます。


最後に、

スカート揺れる教室の隅で
ずっと溢れる夢を抱きしめてた
「きっとやれるわ」
やれるわ

という歌詞。


ここはもう...…なんだろう。
『本当の山田リョウ』を表してるフレーズに聞こえる。


周りから見たクールビューティーな『山田リョウ』ではなくて、『山田リョウ』の思う『山田リョウ』というイメージ。


リョウはまだ私には掴みきれてない面も多いなと思っていて、原作(全巻購入済み)を読んでもっと知りたいですね。




なにが悪い



虹夏の楽曲。

8話の特殊ED、衝撃でしたねぇ...…



赤色に染まる空
僕の心は何色なんだろう

おしえて
僕は何処へ向かえばいい?

ずっと探していた
大切な何かを

虹夏は生い立ちの関係上、自分を導いてくれる人が星歌しかいなかったのだと思いますが、いくら星歌を慕っていると言っても、支柱が1本だけでは不安もあったと思います。


成績優秀なため学校ではバンド活動を良く思われていないらしく、

たとえば人と違う夢描くこと

が正しい道なのかも判断しかねているのかなと。


それでも、『大切はここにある』『なにが悪い』と自分を鼓舞し、持ち前の明るさで一歩を踏み出すのが虹夏らしくてとても素敵です。



惨めな夜もバカ笑いも
あのね、その後が言えなかった日も

惨めな夜もバカ笑いも
あのね、その後が言えた日の笑顔も

は『カラカラ』と対比されている部分ですね。


皆んなは知らないあのバンドの曲
君にだけ聴かせたいんだ

も良い...…

リョウとの関係性が。




ギターと孤独と蒼い惑星



結束バンドといえば、やっぱりこの曲かなって思います。


めまいの螺旋だ わたしはどこにいる

「ありのまま」なんて 誰に見せるんだ

といったいつものぼっちらしい歌詞もありますが、


なんにも起きない わたしは無力さ
だけどさ その手で この鉄を弾いたら
何かが変わって見えた ような

のように、そこから一歩踏み出した様が歌詞として抽出されているのが良いですよね。


普段ネガティブなぼっちが楽曲をこういった雰囲気に落とし込んでいるのは、それだけ熱を内包しているからなんでしょう。

毎日6時間練習を続けられるような、もしかしたら本人も意識してないかもしれない『強さ』が、後藤ひとり作詞楽曲の魅力だと思います。




あのバンド



ジャケ絵が神。

イントロからヤバい。


あのバンドの歌がわたしには
甲高く響く笑い声に聞こえる
あのバンドの歌がわたしには
つんざく踏切の音みたい

後藤ひとりはこういった攻撃性...…というと大げさですが、鋭さを歌詞という形でなら自己表現できるんですね。

つまりは、他人の楽曲を「雑音」として扱っているということですから。



背中を押すなよ
もうそこに列車が来る

ここ本当に比喩が巧。

「無責任に背中を押してくる歌詞が苦手」といった旨の発言を『ギターと孤独と蒼い流星』作詞時に話していましたが、その「背中を押す」を殺害に置き換えるとは。


[追記]

原作読んだら「無責任に現状を肯定してくる歌詞が苦手」みたいな書き方だったけど……まぁ、大体同じ!


でも、その後に

あのバンドの歌が誰かにはギプスで
わたし(だけが)間違いばかりみたい

と自身があくまでマイノリティである自覚を示しつつ、「そういったものも誰かの助けになっている」ことは認めているんですよね。


自分がどういった立ち位置にいるのかを常に意識しているのは、「陽キャ」や「陰キャ」といった言葉を使いたがる陰キャらしいなって思います。


[追記]

『あのバンド』の歌詞、リョウの「個性捨てたバンドは死んでるのと同じ」って発言から着想得てるんですね。

『背中を押すなよ』ってフレーズには、「私達を『あのバンド』と同じような死体扱いするんじゃない」という凄まじく強烈なメッセージ性が込められてるんだなと。


カフェでの会話から発展させてこのリリックを書ける後藤ひとりの言語センス、凄くない……?
それほどあの時のリョウの言葉が刺さったという証明にもなってて良いですね。




忘れてやらない



文化祭ライブの1曲目。

この楽曲は喜多ちゃんの歌声の可愛さが爆発してる!!!!大好き。



青春コンプレックスを抱いているぼっちが

青い春なんてもんは
僕には似合わないんだ

嫌いな僕の劣等感と
他人と違う優越感と

という、「私は私で良いんだ」と言うかのような思考の変化を感じさせる歌詞を書いたの、良いなぁ...…


そしてここ

絶対忘れてやらないよ
いつか死ぬまで何回だって
こんなこともあったって 笑ってやんのさ

今までのぼっちには笑顔で語れるような思い出なんてほぼ無かったと思うんですよ。黒歴史ばっかりで。

それが……こんな...…前向きな歌詞を...…



オトナほどクサってもいなくて
コドモほど天才じゃないが
僕は今 人生の中間だ
風においてかれそうで
必死に喰らいついてる

上にもそういったことを書きましたが、この楽曲は『変化』がコンセプトなんじゃないかと感じてます。
『風』はその比喩でしょう。



ネガティブをベースとして、その鬱憤を壁打ちするかのような雰囲気が特徴的だった『ギターと孤独と蒼い流星』『あのバンド』ですが、『忘れてやらない』では根柢のネガティブはそのままに、曇天に差し込む光が散りばめられていますね。

キャラクターの成長がこういった形で表現されるのを見るのは初めてなので、言語化の難しい感情が渦巻きます。

我が子の運動会見るのとかこんな感じ?



何回でも、笑って欲しいね……




星座になれたら



結束バンドで1番好きな楽曲!!!!!!!!


リアタイしていた最終話で初めて聴いた時、もうイントロから最高すぎて涙が溢れてきたと同時に、笑顔にもなっていました。

明るさに切なさを内包している喜多ちゃんの歌声、聴いてると胸が苦しくなるんです……



この楽曲の歌詞は、後藤ひとりが憧れである喜多郁代を思い描いて書いたものだと解釈しています。


何億光年 離れたところからあんなに輝く
いいな 君は みんなから愛されて

ステージに立ってもひときわ輝く喜多ちゃんを『一等星』として表現しつつ、

君と集まって星座になれたら
星降る夜 一瞬の願い事

その星と線を繋げて『星座』になりたいと言っているんです。


つないだ線 解かないで
僕がどんなに眩しくても

つないだ線 解かないよ
君がどんなに眩しくても

憧れを憧れで終わらせるのではなく、無理に自分を曲げるのではなく、私は私のままでそんな存在の隣に立ちたいと、後藤ひとりは言っているんです。


間に挟まる

「いいや 僕は ずっと一人きりさ」

という歌詞は色んな解釈があると思いますが、私は『喜多ちゃんの代弁』と『ぼっちの独り言』のダブルミーニングと考えてます。

ぼっちが喜多ちゃんのことをそのくらい理解してたら、とても良いので。



月が綺麗で 泣きそうになるのは
いつの日にか 別れが来るから

は『星座』であることの理由を比較対象を出すことで引き立てているのかな。

地球に立って点としての月を観測するのでは、必ず見えなくなるタイミングが生まれるので。

OPで地球が映るのってそういうことだったりする?


暗闇を 照らすような 満月じゃなくても

と終盤にあることから、「人気になってチヤホヤされたい」という願望でギターを始めたぼっちが、虹夏リョウ喜多に出会って「みんなの結束バンドを最高のバンドにしたい」という決意も持つようになったことを表現しているのだと思います。

太陽ではなく月を持ってくるのがテクいですね~


太陽は光を放っていますが、月はあくまで太陽の光を反射しているだけなので。
妄想ではキラキラした自分を思い描いていたように見えますが、それでもどこかで「私はそういう人間じゃない」という劣等感を拭い切れなかったのでしょう。

そこが後藤ひとりの良さとして表れてもいるんですけどね。


[追記]

ちょっとここら辺の表現がしっくり来てなかったので考え直してみたんですけど、『月』と『星座』を対比させているのは、『ギターと孤独と蒼い惑星』作詞時にぼっちがリョウから投げかけられた言葉が理由になっているのかなと思いました。


完成したものをリョウに見せた時に「少ないかもしれないけど 誰かに深く刺さるんじゃないかな」と言われていましたが、まさにそれが『星座』なんだなと。

ただ日々を過ごしてるだけで誰にでも目に入る『月』と、ちゃんと意識して知識を持ってないと存在を認識できない『星座』

大衆受けするような前者の輝きは持てないけど、それでもどこかの誰かに感動を与えられるような後者の輝きは放っていたいなという後藤ひとりなりの意思表示だったんですね。


やっと自分の中で納得のいく結論を出せました。


その流れで行くと、『太陽』ではなく『月』を出したのは「お前らは自分に当てられた光を自らの輝きだと勘違いしてるだけだ!」という強烈なdisだったりする?

だとしたら流石に笑っちゃうな。
後藤ひとり、バイオレンス。




ひみつ基地



喜多ちゃんの『だめゼッタイ』がとにかく可愛すぎる楽曲。


アルバムで追加された4曲も後藤ひとり作詞だと解釈してますが、『ひみつ基地』は珍しくポジティブが押し出されてますね。


それでも

なにもすることがないから
とりあえずねっころがるふとん
秒針が意味もなく 進んでく

みたいなのはぼっちらしいなとクスっとなります。


ダラダラと無駄にした時間を大切に想う心は『カラカラ』に通じるものがありますね。



ぼっちは無理に明るい歌詞を書こうとしてリョウに諭されていましたが、そういったテンプレートをなぞらずに明るい言葉を使えるようになっているのが成長を感じられて感動しますね。

場合によってはネガティブ軸の歌詞より難しいかもしれませんし。



「ひみつ基地」は独りぼっちの世界をすごく明るく捉えているような曲で、「そんな時間もあなたにとって大事な時間。宝物じゃん!」というのが詰まっているんです。独りなのは悪いことじゃないよね、ってすごく伝わってきて前向きになれます。

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1672128816&p=3

長谷川育美さん、それそれそれ!!!!




ラブソングが歌えない



ラブソングが主流の風潮に反発するようなタイトル。


頭上でスルーした誰かのスキャンダルも
ひとによっては運命が変わってんだ

には、立ち位置を気にするぼっちの習性が見て取れます。


共感性? いっそ協調性?
愛の正体を 知らないままだ

「歌えない」ってだけで、愛に対しての忌避感があるわけではないんですよね。


ああ いつか いつか いつか
わかるのか 無理だ 見えなくていい

それでも「自分には無理だ」と割り切って、リョウに言われたように個性を大切にするスタンスを貫くのが良い。


歌詞にも直接単語が出てきますし、『ひみつ基地』と『ラブソングが歌えない』はセットな感じがします。

陽の当たる方で 愛は咲く
掠れた声で 愛を問う

というのは、押し入れという陽の当らないひみつ基地で音を奏でている自分に対しての表現でしょうし。



この楽曲、1番最初に出来上がったらしいですね。
ここから始まったんだ。意外でした。




小さな海



かなり衝撃的だった楽曲。

後藤ひとりは涙を流さない人だと思っていたから。



あぁ また今日が終わっちゃうのか
何か一つでも 僕を 変えられたかい?

あんなに頑張ってギターを練習していても、こういう不安や後悔は生まれるんですね。

私みたいな本当に何もしてないやつだけが思うことだと思ってました。



いっそ 朝が来なければ
丸めた背中がまた 小さくなる

いつだって僕は隅っこ 隠れて海を作った
完全無欠の主人公みたいには なれない性分
こんな村人Aみたいな 僕には何も出来ないよ
せめて この海で泳がせて

この楽曲は、主に結束バンドになる前の自分を書いたものなのかもしれない。

ネガティブを軸にそこからの立ち上がりを書いていた『ギターと孤独と蒼い流星』や他楽曲に対して、投げやりなネガティブが多いような。



散々雨に降られたって 笑っていられる
君のこと 普通に 羨ましいけど

は...…誰を指してるんだろう。

辛い時でも明るく振舞えるというところから考えると、虹夏かなって感じがします。

だんだん僕も君みたいに 強くなってさ
今よりも 少しだけ 素直に笑えますように

いつかまた遠くで 会えたら手を振り返して

の部分も、自販機前で別れる時に手を振っていた虹夏を思い浮かべてるのかな。




フラッシュバッカー



ゆったりと、かつ強かさを感じる楽曲。


タイトルはフラシュバックをする人(er)という意味だよね。



君の言葉がずっと
離れない 離れない

という歌詞が

君の言葉をぎゅっと
離さない 離さない

に変わるのは、嫌なことしか起こらずに『黒歴史』として発生していたフラッシュバックが、結束バンドとして活動する中で『思い出』としての回想に変化したことの現れなのではないかと思ってます。



心が宙に舞う

という表現は、OP最初のぼっちがふわふわと浮くシーンにも繋がってくるのかなーって。



ちょっとさ らしくはない
未来も信じちゃうよ

ってさ~ここメッチャ良い~
後藤ひとりがこの歌詞を書く意味よ。

『信じる』とかじゃなくて『信じちゃうよ』なのが素晴らしい……



「フラッシュバッカー」は、想像を委ねてくれるような歌詞だと感じました。タイトル通りフラッシュバックする思い出は、聴く人それぞれの人生によって全く違うものになるでしょうし、印象も変わるんじゃないかなと思います。

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1672128816&p=3 

これは長谷川育美さんの言葉ですが、まさにって感じですよね。

思ってたことを全部言ってくれてて、言語化センスの違いに嫉妬してしまいました。



旅立ちの感じを出したくて、最後はメジャーコードで終わっているんです

https://www.lisani.jp/0000219175/?show_more=1 

天才!?
そんな表現もあるのか...…




転がる岩、君に朝が降る。



ASIAN KUNG-FU GENERATIONのカバー楽曲。

もう、歌詞がとにかく刺さりまくりました。



出来れば世界を僕は塗り変えたい
戦争をなくすような大逸れたことじゃない
だけどちょっと それもあるよな

これ、本当にその通りです。
その通りすぎて私が言えることが何も無い。

こう、思ってます。



何を間違った?
それさえもわからないんだ
ローリング ローリング
初めから持ってないのに胸が痛んだ

「何を間違ったんだろう」って、ずっと何かを後悔しながら生きてます。
ずっと、ずっと。
でも、分からないんです。見つけられないんです。

そのことを、アニメ繋がりで知ったバンドに突かれるとは思ってなかった。



理由もないのに何だか悲しい
泣けやしないから 余計に救いがない

これも、私のことを言ってるんじゃないかって思ってしまうような言葉。

ちょっと前までは1人で泣くことが多かったのに、今ではもう涙も出なくなってきてて。

そんな夜を温めるように歌うんだ

私は声コンプレックスで歌うことはできなかったけど、辛い時に心を支えてくれたのはいつも音楽でした。


ぼっち・ざ・ろっく!で知ったからとかではなく、シンプルに歌詞が大好きです。
今まで出会った全ての楽曲の中でも5本の指に入るくらいには。



この楽曲を後藤ひとりに最終回のEDで歌わせるの、本当に本当に天才的ですね……

原曲の力強い歌声も魅力ですし、後藤ひとりが歌うことで儚さが色濃くなるのも素敵です。


まさに、後藤ひとりを体現した楽曲だなと思います。
はまじあき先生...…




【あとがき】



結束バンド、大好きです。

来年のSpotifyのまとめは結束バンドで埋まってると思います。


まさか、こんなにハマるとは思ってなかった。

「青春コンプレックスを刺激されて辛いから」という理由でこういう青春系の作品には苦手意識があったんですよね。


でも1歩踏み出してみたらそこには素敵な世界が広がっていて、『青春コンプレックス』という楽曲が実際にあって、楽しかったです。


アニメを毎週リアタイするという経験すらいつぶりだろうというレベルでしたし、新鮮なワクワクを届けてもらいました。



今はとにかく2期の決定を願ってます。

仮に発表されたとしても最低2,3年は待つでしょうし、その間はぼざろロスに苦しむでしょうが、その時を楽しみに生き続けます。



ギターも始める予定です。

ギターヒーローへの道、モチベになってます。


挫折...…しないように、頑張ろう。

目標は『星座になれたら』です。



青山吉能さんに出会えたのも良かったな~

大切な思い出です。



というわけで、そろそろ終わろうかな!

ここまで読んでくれた人がいるかは分からないけど、もしいたらありがとうございました!



これからも結束バンドの楽曲を聴き続けますし、原作も追います!

ぼっち・ざ・ろっく!に関わっている全ての人に感謝を!


それでは!

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